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もっと知りたいムンク 千足 伸行(著/文 | 監修) - 東京美術
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もっと知りたいムンク

発行:東京美術
B5判
80ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784808711214
Cコード
C0071
一般 単行本 絵画・彫刻
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年9月22日
最終更新日
2018年10月7日
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紹介

本書は、世紀末という暗い時代に場所を得て、魂を「解剖」した画家ムンクを紹介する美術入門書。
ムンクの作品に込められた、極めて個人的な魂の軌跡を読み解く。
ムンク芸術の集大成「生命のフリーズ」をはじめ、エロスとタナトス、そして人々が漠然と感じている捉えどころのない不安を見事に可視化した造形力をじっくり鑑賞する。
またムンクは生涯、不安、絶望、死の恐怖に苛まれたが、結果的には80年の生涯をまっとうした。根本的な部分で生に執着し、より力強く生を肯定した画家でもあった。これまであまり紹介されなかった晩年まで辿ることによって、画家の全体像に迫る。

目次

はじめに

序章 「病と死の家」に生まれて
 【特集 もっと知りたい 1】北欧の近代絵画


第1章 クリスチャニアからパリへ
●クリスチャニア・ボエーム
●印象派との出会い
 名画を読み解く1《病める子》
 【特集 もっと知りたい 2】家族の肖像


第2章 「不安の時代」の画家
●ムンク・スキャンダル
●文学者との交流
●自画像
 【特集 もっと知りたい 3】「暗い世紀末」の画家
 名画を読み解く2《カール・ヨハン通りの夕暮れ》
 名画を読み解く3《叫び》
 【特集 もっと知りたい 4】繰り返される主題
●性のめざめ
●「生命のフリーズ」
●愛と死にまつわる詩
●汝、自身の生活を描くべし
 【特集 もっと知りたい 5】ファム・ファタルたち
 【特集 もっと知りたい 6】版画への挑戦
 名画を読み解く4《生命のダンス》
●ノルウェーの風景
●オースゴールストラン
●発砲事件
●「緑の部屋」シリーズ
 名画を読み解く5《マラーの死》


第3章 死から生へ至る画家 
●オスロ大学講堂壁画
●労働者と風景
●最後の日々


終章 ムンクの遺産

著者プロフィール

千足 伸行  (センゾク ノブユキ)  (著/文 | 監修

千足伸行〈せんぞく・のぶゆき〉
1940年東京生まれ。美術史家。広島県立美術館館長。東京大学文学部卒業。TBS(東京放送)を経て、国立西洋美術館に勤務。1970~72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてドイツに留学し、ミュンヘン大学で主にドイツ・ルネサンス美術を学ぶ。帰国後、西洋美術館主任研究官、成城大学文芸学部教授を歴任し、数多くの展覧会を監修。2015年より現職。主な著書に『ゴッホを旅する』、『隠れ名画の散歩道』(論創社)、『交響する美術 ルネサンスからピカソまで』(小学館)、『もっと知りたい世紀末ウィーン』、『もっと知りたいクリムト』、『ミュシャ作品集』、『すぐわかる20世紀の美術』(東京美術)、『新西洋美術史』(西村書店、共著)など。

冨田 章  (トミタ アキラ)  (著/文

冨田 章〈とみた・あきら〉
1958年新潟県生まれ。美術史家。東京ステーションギャラリー館長。慶應義塾大学、成城大学大学院卒業。財団法人そごう美術館、サントリーミュージアム[天保山]を経て、現職。専門はフランス、ベルギー、日本の近代美術史。著書に『代表作でわかる印象派BOX』(講談社)、『偽装された自画像』(祥伝社)、『ビアズリー怪奇幻想名品集』(東京美術)、『魅惑のベルギー美術』(神戸新聞総合出版センター、共著)、訳書に『クリムト』、『ゴーガン』、『ゴッホの手紙─絵と魂の日記』(西村書店)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。