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災害とコンパニオンアニマルの社会学 梶原はづき(著) - 第三書館
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災害とコンパニオンアニマルの社会学 批判的実在論とHuman-Animal Studiesで読み解く東日本大震災

発行:第三書館
A5判
310ページ
上製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-8074-1900-5
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年2月28日
書店発売日
登録日
2019年2月26日
最終更新日
2019年3月6日
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紹介

3.11の被災者たちと、それまでの間長年にわたり生活を共にしてきた、様々な種類のコンパニオンアニマル=ペットの動物たち。
「その時」を境に、両者が辿った運命とは?

“共に暮らす動物と人”の関係性を、大震災を機にして、鋭く分析する、最先端の社会学研究が誕生した!
英語版も並行して米国で出版予定!

目次

1章 人と動物の関係性の社会学
1.1 はじめに
1.2 論理的アプローチ:批判的実在論を導入する意義
1.3 経験的アプローチ:批判的方法論的多言主義
1.4 本論文の構成

2章 先行研究の中での本論文の位置
2.1 社会学のサブフィールドとしてのHuman-Animal Studies(HAS)の出現
2.2 災害と動物
2.3 批判的実在論
2.4 本論文の位置

3章 研究の方法
3.1 批判的実在論の応用
3.2 インテンシヴな方法
3.3 エクステンシヴな方法(アンケート調査)
3.4 研究の妥当性
3.5 倫理的配慮

4章 津波災害をコンパニオンアニマルと共に生き抜く
4.1 災害という非日常から関係性を照射する
4.2 津波を経験した2人のライフストーリー
4.3 語られる関係性
4.4 コンパニオンアニマルと生き抜くための戦略
4.5 生を紡ぐコンパニオン

5章 原発事故の災禍をコンパニオンアニマルと惑う
5.1 原発事故を経験した飼い主のライフストーリー
5.2 グローバリゼーションの外側にある関係性
5.3 コンパニオンアニマルと世界の終わりの淵に立つ――行動から関係性を読み解く
5.4 大地と繋ぐコンパニオン

6章 災害という日常が壊れた場所で立ち上がる関係性
6.1 津波災害と原子力災害――関係性の違いを生むもの
6.2 アクチュアルな領域での抑圧――共通していたものは何か
6.3 根底にある構造
6.4 なぜ人間は別の種と結びつき共に暮らすのか

7章 結論
7.1 現代日本社会における人と動物の関係性――我々の考える「社会」とは何か
7.2 本論文の限界と今後の展望

著者プロフィール

梶原はづき  (カジワラ ハヅキ)  (

1964年 東京生まれ
1988年 法政大学卒業後、1989年より小説家、フリーランス・ジャーナリスト(筆名 梶原葉月)。テレビ出演等でも活躍。
2000年 ペットを亡くした飼い主のためのセルフヘルプ・グループ「Pet Lovers Meeting」を設立。
2014年 立教大学大学院社会学研究科博士前期課程修了
2018年 立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了 博士(社会学)

現在
立教大学社会福祉研究所研究員
日本獣医生命科学大学獣医学部 非常勤講師
横浜国立大学大学院環境情報研究院非常勤教員

2020年に本書を元にした英語の単行本を出版の予定。

上記内容は本書刊行時のものです。