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居場所の力 天沼 香(著) - 第三書館
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居場所の力 胎内から地球まで

発行:第三書館
新書判
315ページ
並製
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-8074-1617-2
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年9月
書店発売日
登録日
2016年9月7日
最終更新日
2016年9月16日
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目次

はしがき 1
はじめに 9
居場所論:序章篇 15
 序論(その1) 居場所とは何か
 序論(その2) スマホ、あるいは「居場所のようなもの」
 序論(その3) なぜ居場所を考えるのか、あるいはなぜ居場所が必要なのか
居場所論:子ども篇 43
~前近代における「子ども」という存在の歴史的位相~
 1.「耐えがたい存在の軽さ」、あるいは子どもたち
 2.幼帝安徳、あるいは機関としての天皇
 3.「小さな大人」「若い大人」としての子ども
 4.山上憶良の子ども論、あるいは「慈しまれる存在」としての子ども
 5.古代における誇り高い女の子ども観と遊女の子ども観
 6.中世封建社会における子どもの価値
 7.近世封建社会における子どもの価値
 8.清少納言と小林一茶の共通点としての子どもへの視座
 9.《子どもの誕生》の発見、あるいはアリエスの子ども観、そしてルソーへ、近代へ
居場所論:日常・世代・生活篇 81
~胎内・母・ふるさと……などなど~
 1.至高の居場所としての母の胎内、あるいは豊饒な海の記憶
 2.人生、あるいは居場所探しの旅路
 3.フィールドワーク居場所(1)香織ちゃんのいちばんの居場所
 4.フィールドワーク居場所(2)さらなる香織ちゃんの居場所
 5.フィールドワーク居場所(3)子どもたちの大切な居場所、あるいはちっちゃな公園そして遊具
 6.フィールドワーク居場所(4)おいしいみんなの居場所、あるいはみどり食堂
 7.フィールドワーク居場所(5)雅くんの京都、あるいは居場所としての故郷
 8.フィールドワーク居場所(6)新撰組ごっこ、あるいは居場所としての京都御所
 9.フィールドワーク居場所(7)蝉、飛蝗、お父ちゃん、あるいは再び居場所としての京都御所
 10.居場所をなくすということ
 11.辺縁としての沖縄、あるいは中心としての沖縄、またあるいは居場所としての沖縄
 12.キリギリス、あるいは居場所をなくしたある女
 13.いじめと居場所
 14.御地蔵さんの居場所
 15.こたつ、あるいは日本の冬のみんなの居場所
 16.縁側・縁台、あるいは日本の夏のみんなの居場所
 17.居場所、あるいは人生を多彩に楽しく有意義にする場
 18.かけがえのない地球をみんなの居場所に
居場所論:文人墨客先人奇人変人篇 183
~歌人・俳人・詩人・作家らの居場所・「居場所的な存在」・「居場所のようなもの~
 1.「居場所」あるいは「居場所的な存在」またあるいは「居場所のようなもの」
 2.三好達治、あるいは海のなかに母そして母のなかに海
 3.安里清信の居場所、あるいは沖縄の海そして母、また有島武郎の心の居場所、あるいはクロポトキン
 4.高村光太郎、新美南吉、金子みすゞ、中原中也、斎藤茂吉らの「居場所的な存在」としての母
 5.死者の居場所、赤ちゃんの居場所、和歌森太郎の居場所、虎三くんの居場所などなど
 6.恋する女や男の居場所、でも「ひとりじょうず」向けの居場所も
 7.「会社」命、あるいはモーレツ社員または企業戦士、またあるいは会社を居場所と心得る人
 8.再び山上憶良そして橘曙覧、あるいはウチに居場所のあるお父さん
 9.広瀬惟然または種田山頭火、あるいはウチに居場所のないお父さん(その1)
 10.久保田万太郎、あるいはウチに居場所のないお父さん(その2)
 11.再々、居場所とは
 12.奥の細道、あるいは芭蕉翁の「居場所のようなもの」
 13.中世的人生観、あるいは「一期は夢…」
 14.幸せの居場所、あるいは「山のあなた」
居場所論:総集篇 273
~そして「居場所としての地球」へ~
 1.地球を「居場所」にして、国家の「中和化」を
 2.「居場所的な存在」としての母親のすごさ
 3.異世代間交流の社会的装置としての路地裏
 4.「おやき」ばあちゃんたちの居場所
 5.マージャン・歌声喫茶
 6.地域における「居場所」つくりは地域を救う
居場所論:終章篇 287
~居場所のために~
 1.エリートの居場所
 2.消えゆく居場所・消えゆく自由
 3.抵抗の拠点としての居場所・民主主義の拠点としてのアゴラ
 4.中・高生の居場所
 5.可児市の可児氏
 6.「空き家」をみんなの居場所に
 7.居場所つくりの名人
 8.地球へ、海へ、母へ
あとがき 309

著者プロフィール

天沼 香  (アマヌマ カオル)  (

1950年 京都生まれ。
歴史人類学者、歴史家・探検家、医学博士、心理学博士。
歴史人類学と社会医学の学際領域における研究・調査・叙述に従事。
東京教育大学文学部史学科卒、同大学院文学研究科修士課程修了、筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程修了。
京都大学人文科学研究所研修員、筑波大学、愛知県立大学、東京学芸大学、明治学院大学等
、各大学非常勤講師、ブリティッシュ・コロンビア大学客員研究員、ハワイ大学客員研究員、国連地域開発センター専門委員、岐阜大学医学部研究生、東海女子大学教授、文学部長、同大副学長、学長補佐、東海学院大学大学院教授等を経て、現在、日本薬科大学非常勤講師、セントポール国際大学大学院(米国法人)終身教授。

主な著書
ある「大正」の精神、「頑張り」の構造、日本人と国際化、団塊世代の同時代史(以上、吉川弘文館)
名古屋のルネッサンス、君がそでふる、女子大生考現学、「男と女」の構図(以上、海越出版社)
日本史小百科・近代〔家族〕、父と子のフィールドノート(以上、東京堂出版)
天沼香の方言生活徹底講座(黎明書房)
日本人はなぜ「頑張る」のか(第三書館)
故国を忘れず新天地を拓く(新潮社)
ほか、多数。

上記内容は本書刊行時のものです。