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極限大地
地質学者、人跡未踏のグリーンランドをゆく
発行:築地書館
四六判
240ページ
定価
2,400円+税
- 書店発売日
- 2022年7月1日
- 登録日
- 2022年4月15日
- 最終更新日
- 2022年6月20日
紹介
人間は、人跡未踏の大自然に身をおいたときに、
どのような行動をとるのか。
氷壁とフィヨルドの海岸に囲まれたグリーンランドで、
地質学者は、何を見、何を感じたのか。
地球科学とネイチャーライティングを合体させて、
最高のノンフィクションとたたえられたジョンバロウズ賞受賞
目次
はじめに――人跡未踏の極限の大地"ウィルダネス"を経験するということ
序章――人間として科学者として大自然の中で理解できること、できないこと
第1章 再発見
沈黙――ベースキャンプから白夜にさまよい出る
蜃気楼――未知の存在を知らせるための合図
岩を砕く――ふたつの大陸の縫合帯なのか
ハナゴケ――トナカイが好む地衣類を食べてみる
ハヤブサ――至近距離での遭遇、新しい経験の宝庫
第2章 統合
太陽の壁――サーフィンが人生のすべてだった
鳥のさえずりと神話――音の蜃気楼に出会う
ライチョウ――親鳥とヒナとの遭遇、ホッキョクイワナの川で沐浴
きれいな水――淡水と海水が出会う場所の生命のにぎわい
魚の川――捕食者ウルクが襲う
第3章 発現
潮流――ゾディアックがうず潮にはまる
時計じかけの小石――巨大な斜方輝石の堆積物を発見する
氷――氷壁・氷山・氷の結晶
アザラシ――狩り、食す
帰還――細かい境界で区切られた世界へ戻る
終章
おわりに――ウィルダネスを共有することの意味
用語集
謝辞
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。