版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
極限大地 ウィリアム・グラスリー(著/文) - 築地書館
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

極限大地 (キョクゲンダイチ) 地質学者、人跡未踏のグリーンランドをゆく (チシツガクシャジンセキミトウノグリーンランドヲユク)

自然科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:築地書館
四六判
240ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-8067-1637-2   COPY
ISBN 13
9784806716372   COPY
ISBN 10h
4-8067-1637-5   COPY
ISBN 10
4806716375   COPY
出版者記号
8067   COPY
Cコード
C0044  
0:一般 0:単行本 44:天文・地学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年4月15日
最終更新日
2022年6月20日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

人間は、人跡未踏の大自然に身をおいたときに、
どのような行動をとるのか。
氷壁とフィヨルドの海岸に囲まれたグリーンランドで、
地質学者は、何を見、何を感じたのか。
地球科学とネイチャーライティングを合体させて、
最高のノンフィクションとたたえられたジョンバロウズ賞受賞

目次

はじめに――人跡未踏の極限の大地"ウィルダネス"を経験するということ

序章――人間として科学者として大自然の中で理解できること、できないこと

第1章 再発見
沈黙――ベースキャンプから白夜にさまよい出る
蜃気楼――未知の存在を知らせるための合図
岩を砕く――ふたつの大陸の縫合帯なのか
ハナゴケ――トナカイが好む地衣類を食べてみる
ハヤブサ――至近距離での遭遇、新しい経験の宝庫

第2章 統合
太陽の壁――サーフィンが人生のすべてだった
鳥のさえずりと神話――音の蜃気楼に出会う
ライチョウ――親鳥とヒナとの遭遇、ホッキョクイワナの川で沐浴
きれいな水――淡水と海水が出会う場所の生命のにぎわい
魚の川――捕食者ウルクが襲う

第3章 発現
潮流――ゾディアックがうず潮にはまる
時計じかけの小石――巨大な斜方輝石の堆積物を発見する
氷――氷壁・氷山・氷の結晶
アザラシ――狩り、食す
帰還――細かい境界で区切られた世界へ戻る

終章

おわりに――ウィルダネスを共有することの意味

用語集
謝辞
訳者あとがき

著者プロフィール

ウィリアム・グラスリー  (ウィリアムグラスリー)  (著/文

カリフォルニア大学デービス校の地質学者、デンマークのオーフス大学の名誉研究員で、
大陸の進化とそのエネルギー源となるプロセスを研究している。
70以上の研究論文のほか、地熱エネルギーに関する教科書の著者でもある。
本書は、著者にとって初めての一般向けの本となる。ニューメキシコ州サンタフェ在住。

小坂恵理  (コサカエリ)  (翻訳

翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。
訳書に『ラボ・ガール』『繰り返す天変地異』(以上、化学同人)、『歴史は実験できるのか』(慶應義塾大学出版会)、
『マーシャル・プラン』(みすず書房)、『地球を滅ぼす炭酸飲料』(築地書館)など。

上記内容は本書刊行時のものです。