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出版者情報
オオカマキリと同伴出勤
昆虫カメラマン、虫に恋して東奔西走
発行:築地書館
四六判
196ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2020年7月30日
- 登録日
- 2020年6月1日
- 最終更新日
- 2020年7月17日
書評掲載情報
2020-09-12 |
毎日新聞
朝刊 評者: 池澤夏樹(作家) |
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紹介
電車で通うアシナガバチの巣作り撮影、勤め先では虫取り網を担いで全力疾走、オオスカシバの華やかな旅立ち、ホタル撮影で声をからして、オオカマキリの羽化を待つこと28時間……
昆虫少年だった著者が、好きなことを仕事にするべく、兼業昆虫カメラマンに。
小さくて刺激的な昆虫の世界を、ファインダー越しに捉えるために奮闘する著者が起こす、数々の事件を描く30話。
目次
はじめに
「時間の問題」こそ、大問題なのだ
昆虫カメラマンの住所録
声もかれるホタルの撮影
「虫屋」とは?
ぼくはなぜ「白バック写真」が上手か?
楽しい害虫駆除業務
昆虫カメラマンの仕事
大きなプロジェクトは、同時にやってくる
スリッパ履きで「アニマ賞」
意外に役立つ職場の名刺
いつだって長靴姿
「リフレッシュ休暇」でマレーシアへ
謎の虫・ウスバカゲロウ
鱗粉を捨て去る蛾・オオスカシバ
虫は「かわいい」のか?
オオカマキリと同伴出勤
カナヘビを逃がす日
「スタジオ」ってどんなの?
ファーブルよりシートン
虫の名前のことば学
「樹液酒場」はパラダイス
「得意科目」が暗示するもの
昆虫少年の原風景
アシナガバチ取材の思い出
カメラとの出会い
オオミズアオ―2つの死
「幼虫萌え」の時代
一人じゃ行けないフユシャク取材
擬人化思考は「推察の深化」を促す
やがて「春」が来て
おわりに
ご協力いただいた皆様
昆虫写真索引
上記内容は本書刊行時のものです。