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気仙大工が教える木を楽しむ家づくり 横須賀和江(著/文) - 築地書館
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気仙大工が教える木を楽しむ家づくり

発行:築地書館
四六判
224ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784806715689
Cコード
C0052
一般 単行本 建築
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年2月9日
最終更新日
2019年3月5日
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紹介

東京の歌舞伎座、寺社仏閣から住宅まで、
日本の伝統的な木組の建築文化を支えた気仙大工。
その技を受け継いだひとりの棟梁と彼をとりまく人びとの家づくりと、家に表われる、森の恵み、木のいのち、家づくりの思想。
あなたにもできる、年を経るごとに味わいが増す国産無垢材での家づくりをリポート。

目次

はじめに
唐桑(からくわ)御殿
こども園の園舎
棟梁に家を建ててもらった園長
ミズバショウの自生地と宅地開発
ブナの森と針葉樹の人工林
《コラム》『樹と暮らす│家具と森林生態』

序章 気仙大工・棟梁に会う
牡蠣の養殖と森づくり
棟梁の会社を訪ねる
《コラム》地元紙のキャンペーンについて

1 歌舞伎座も建てた気仙大工
気仙大工のはじまり
今に残る気仙大工の建物
《コラム》各地に根付いた大工集団がいた
《コラム》登米高等尋常小学校を建てた棟梁の遺族の物語

2 知るひとぞ知る棟梁
津波被害に立ち向かう
棟梁の修業時代
自分の工務店を立ち上げる
木材を殺してしまう現在の乾燥技術
「木の文化」と「森の文化」
自然の木を建物の木にするには
高温乾燥と低温乾燥
木の持つ二つのいのち――上棟式の意味
木の節、趣向の移り変わり
手刻みとプレカット
工業高校の生徒たち
スライディング・ウォール
木挽(こびき)さん
屋根葺きさんと北上川の葦(よし)
気仙大工の故郷を訪ねる
棟梁の古民家再生
《コラム》ミズメザクラ
《コラム》カマ神さま
《コラム》北上川の葦原

3 棟梁の技を生かす建築士
建築士とこども園
由利さんは建築士として変わり者なのか
「日本昔ばなし」の世界でこども園をつくる
建築士の図面よりいいものが出来る棟梁の仕事
園児がつくる
ちいさなちいさなおうち
由利流の家づくり
由利組の職人たち
由利組の庭師・建具師――後継者のいる職人に頼むわけ
こども園「やかまし村」を育てる由利さん、園児といっしょに庭づくりをする庭師
子どもを森の中へ
《コラム》「やかまし村」の設計にあたって
《コラム》「やかまし村」建設にあたって建築士にお願いしたこと

4 森の木が家になるまでの長い旅
棟梁の右腕
化学物質フリーの安全な木材を供給したい
柔らかいスギ材をあえて床板に使う
森林・林業白書を読む
ハウスメーカーとビルダー
保育者に知ってもらいたい木のこと、森のこと
「日本史上、最も森が充実している」の意味
エネルギーから建材まで、すべてを森でまかなってきた日本列島の人々
日本に木を植え続けてきた人々
海岸林
林業を家業にしてきた人たち
職人がつくる木の家ネット
板倉構法による仮設木造住宅
月山を望む家を見学
染色家・芹沢銈介の家
これからの森とこれからの日本の建築
《コラム》植林のDNAなのだろうか
《コラム》FSC認証とは
《コラム》徒弟制度
《コラム》居久根(いぐね)って知っていますか?

おわりに

主な引用及び参考文献一覧

著者プロフィール

横須賀和江  (ヨコスカカズエ)  (著/文

岡山県岡山市生まれ。遠浅の穏やかな瀬戸内海の風光と温暖な気候を享受して育つ。東京で学生生活を送り就職、結婚後、宮城県仙台市に移住。在住五十年に及ぶ。
仙台では子育ての傍ら、自宅にかたくり文庫と名付けた家庭文庫を開き、地域の子どもたちに開放。同時に「宮城の水辺を考える会」「水環境ネット東北」「環境保全米ネットワーク」などの市民活動に機関誌担当として参加してきた。
東日本大震災後、隣に住む長女が自宅と職場であるこども園の建築を気仙大工棟梁にお願いしたことをきっかけに、前々から関心のあった気仙大工と、彼を取り巻く、日本の木の魅力を輝かせる家づくりに関わる人びとを身近に知ることとなり、本書が誕生した。本書が初めての著書である。

上記内容は本書刊行時のものです。