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樹木葬という選択 田中 淳夫(著/文) - 築地書館
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樹木葬という選択 緑の埋葬で森になる

発行:築地書館
四六判
248ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784806715061
Cコード
C0077
一般 単行本 家事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年12月11日
最終更新日
2016年1月26日
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紹介

自然の中で眠りたい。
遺骨を土に埋葬し、石ではなく樹木を墓標とする、樹木葬。
里山を守りたい、自然の一部になりたい、継承の手間をかけたくない、無縁墓とも無縁でいたい、そんな人たちの注目を集める新しい「お墓」のかたちを徹底ガイド。樹木葬を行えるお寺も掲載。

目次

はじめに 墓をつくって考えたこと

第1章 お墓はいらない、のか?
地平線の見える巨大墓地  
増える墓じまいと無縁墓
終活事情―自分の墓は自分で  
墓に石塔と遺骨は必要か  
悩みは遺骨の処理方法  
樹木葬と自然葬の違い  

第2章 日本初の樹木葬墓地はいま
知勝院の自然再生戦略  
樹木葬が立ち上がるまで  
殺到した視察と意外な反響  
小平霊園の樹林墓地を訪ねる  
「拡散」する樹木葬の姿  

第3章 「緑の埋葬」先進国を俯瞰する
イギリス・DIY埋葬から進化した樹木葬  
スイスとドイツ・埋葬は森の新たな活用法  
アメリカ・埋葬地を生物保護区として保全  
韓国・国主導で樹木葬地を推進・制度化  

第4章 森をつくる樹木葬を訪ねて
受け入れ制限しつつ、緑地づくり・天徳寺(千葉県いすみ市)  
無住寺復興と自然学校の起爆剤・真光寺(千葉県袖ヶ浦市)  
宗教性を弱めたNPO法人で運営・東京里山墓苑(東京都八王子市)  
古墳もある境内で森づくり・醫王寺(兵庫県福崎町)  
樹木医のいるバリアフリーの墓地・正福寺(鳥取県大山町)
生前に植樹して50回忌まで・宝宗寺(山口県萩市)  
高原の木立の中に開設・眞宗正信教会(熊本県産山村)  
巨木を育てる千年樹木葬(岩手県遠野市)、
広大な天然林を守る佛國寺(三重県大台町)  
樹木葬墓地をつくりたい人々  

第5章 死して森になる
消える寺院と僧侶の危機感  
荒れる里山の救済に必要な「仕掛け」  
求められる樹木葬の景観  
樹木葬を選択するための壁  
「緑の埋葬」の理念を考える  

おわりに 明治神宮の森に想う
本書で取り上げた寺院一覧
参考文献

著者プロフィール

田中 淳夫  (タナカ アツオ)  (著/文

田中淳夫(たなか・あつお)1959年生まれ。静岡大学農学部林学科卒業後、出版社、新聞社等に勤務の後、現在はフリーランスの森林ジャーナリスト。森林、林業、山村問題などのほか、歴史や民俗系をテーマに執筆活動を行う。本書は、母親の死と墓づくりをきっかけに、全国各地の樹木葬墓地を取材した成果である。主な著作に『森林異変――日本の林業に未来はあるか』『森と日本人の1500年』(以上、平凡社新書)、『日本人が知っておきたい森林の新常識』『森と近代日本を動かした男――山林王・土倉庄三郎の生涯』(以上、洋泉社)、『ゴルフ場に自然はあるか?――つくられた「里山」の真実』(電子書籍、ごきげんビジネス出版)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。