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出版者情報
精神病とモザイク : タブーの世界にカメラを向ける
発行:中央法規
縦190mm
242ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2009年6月
- 登録日
- 2016年6月27日
- 最終更新日
- 2016年6月27日
紹介
モザイク処理は絶対に使わない!-タブーに挑み、精神病の本質に迫った映画『精神』の想田和弘監督が、公開にいたるまでの紆余曲折と葛藤を語る。精神科を撮る理由、「観察映画」にこめた思い、患者への共感、モザイクをめぐる葛藤…。映画には収め切れなかった数々のエピソードから、精神病大国・日本の現実と社会・メディアに広がるタブーについて考えさせる一冊。精神科医・斎藤環氏との対談も収録。
目次
第1章 社会と精神病者を隔てる「見えないカーテン」-精神科を「観察」する理由
第2章 「病んで」いるのは誰か?-カメラを通して精神病者と向きあう
第3章 『精神』をめぐる波紋
第4章 私たちが映画に出た理由-登場人物との対話
第5章 精神を「治す」ということ-山本昌知医師との対話
第6章 『精神』という爆弾-各国で巻き起こった議論
巻末対談 『精神』が照らす日本の精神医療(斎藤環
想田和弘)
上記内容は本書刊行時のものです。