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ト・日 書店
トランスビュー 書店(直)
子どもの文化 書店(直)
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無期限で承ります
強迫神経症の余白に
主体の消滅そしてあるいは話者の不在
発行:エムケープランニング
四六判
縦185mm
横127mm
厚さ8mm
重さ 161g
74ページ
巻末にポストカード2枚付
価格
1,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年7月10日
- 書店発売日
- 2023年7月10日
- 登録日
- 2023年6月8日
- 最終更新日
- 2024年5月20日
紹介
神経伝達物質であるセロトニンの減少で、発症する強迫性障害。
戸締り、ガスの元栓、電源などが気になり、何度確認しても安心できないという状況に陥り、もはや言葉が機能不全になる。
発音されたもの(シニフィアン)と意味されるもの(シニフィエ)が、その恣意性においてまったく一致しないという、ある種の狂気に晒され、患者たちは疲弊し、それでもなお確認し続ける。
儀式という二重性のゲームに今日も挑戦する患者たち。
デュラスを髣髴とさせる文体も注目に値する、文学と哲学と精神医学の垣根を越えた傑作。
巻末に現役精神科医による補訂を収録。強迫神経症の現在地と今後の治療方針を展望する。
言語学や構造主義研究者にも必読の書。
上記内容は本書刊行時のものです。