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川端康成の話をしようじゃないか
四六判
縦197mm
横137mm
厚さ20mm
184ページ
上製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年4月16日
- 書店発売日
- 2023年4月16日
- 登録日
- 2023年3月13日
- 最終更新日
- 2024年7月1日
書評掲載情報
2023-06-08 |
週刊新潮
評者: 乗代雄介 |
2023-05-27 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 重里徹也(聖徳大学特任教授・文芸評論家) |
2023-05-22 | 東京新聞 朝刊 |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2023-05-20 |
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紹介
あまりに哀しく、あまりに美しい(=グロテスク)……こんな川端康成の姿を私たちは知らなかった! 没後半世紀を経て、いまなお読み継がれる川端文学の魅力を二人の作家が語り明かす。長く深く愛読してきた作家ならではの分析と考察は、従来の川端文学の読まれ方をアップデートさせる。五十一回目の命日に贈る「川端康成・讃」
目次
対話Ⅰ 川端文学を貫いているもの
川端康成と伊藤初代
川端文学との出会い
「手書き」独特のアナグラム
川端文学のグロテスクさ
「佛界易入 魔界難入」
「死」に魅入られて
対話Ⅱ 『掌の小説』を読む
川端康成の「私」
確かな〝モノ〟の手応え
「長編型」と「短編型」
「負のエネルギー」が作り出すブラックホール
「十六歳の日記」について
グロテスクと新しいリアリズム
対話Ⅲ 世界はまだ本当の川端康成を知らない
「雪国抄」が語りかけてくるもの
川端康成は「小説」を書いていなかった!?
『山の音』について。あるいは「純文学」とは何か
川端作品のベストは何?
附
見えないものを見る──「たんぽぽ」小川洋子
遵守された戒律 佐伯一麦
引き返せない迷路 小川洋子
川端再読 佐伯一麦
あとがき 小川洋子/佐伯一麦
上記内容は本書刊行時のものです。