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巷の空
新書判
縦178mm
横110mm
厚さ20mm
重さ 324g
472ページ
仮フランス装
定価
2,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年7月4日
- 書店発売日
- 2021年7月2日
- 登録日
- 2021年5月18日
- 最終更新日
- 2024年7月24日
書評掲載情報
2021-12-18 |
毎日新聞
朝刊 評者: 川本三郎(評論家) |
2021-08-21 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 武藤康史(評論家) |
2021-08-05 |
週刊新潮
2021年8月12・19日夏季特大号 評者: 川本三郎 |
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紹介
明治も終りに近い頃、江戸川橋の鰻屋に生まれながら、家業を嫌い靴職人となった主人公・伊之吉。独立して事業主となり、折り重なる浮き沈みに揉まれながら生き抜いて行く――関東大震災前の“古きよき東京”を緻密に再現しながら、市井に生きる日本人の姿を丹念な心理描写をもって描く。
私小説を志した著者が珍しくも客観小説に挑んだ大長編小説。
太平洋戦時下、「不要不急の作」として紙が配給されずお蔵入りになり、戦後、刊行間近で出版社が倒産、不幸な運命をたどった“幻の名作”が、いま蘇る!
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。