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発行:フォト・パブリッシング
B5判
縦257mm
横182mm
厚さ8mm
重さ 350g
96ページ
定価
1,500円+税
- ISBN
- 9784802132015
- Cコード
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C0026
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一般 単行本 旅行
- 初版年月日
- 2020年10月20日
- 書店発売日
- 2020年10月17日
- 登録日
- 2020年8月5日
- 最終更新日
- 2020年10月6日
書評掲載情報
2020-11-22 | 読売新聞 朝刊 |
紹介
坂崎幸之助「まえがき」より
僕が生まれ育ったのは墨田区吾妻町(現在の立花)。実家は小さな酒屋だが十人近い大家族。
その末っ子として生を受けたため、周りの大人達に囲まれて、やたら頭でっかちなマセたガキでした。
街の小さな酒屋とはいえ、当時は今と違って週のうちの六日間は鬼のように忙しく、親父と叔父たちは一日中配達を、それこそ閉店時間近くまで続けていたのを覚えています。
それでもたまに浅草や上野に連れて行ってくれたのは、今にして思うと親の心子知らず、本当に感謝の気持ちしかありません。
大人になって浅草の魅力を再発見し出した昨今、子供の頃そこで見た景色、経験は自分にとっての宝物だと改めて感じます。
浅草の今昔物語(奇譚)には、幼い自分へのノスタルジーと、大人になった自分にとっての浪漫が詰め込まれているのです。
上記内容は本書刊行時のものです。