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亡国の鉤十字(ハーケンクロイツ) エリック・ジャコメッティ(著/文) - 竹書房
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亡国の鉤十字(ハーケンクロイツ) (ボウコクノハーケンクロイツ) 巻次:上

文庫
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発行:竹書房
文庫判
縦148mm 横105mm 厚さ16mm
重さ 196g
304ページ
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-8019-2769-8   COPY
ISBN 13
9784801927698   COPY
ISBN 10h
4-8019-2769-6   COPY
ISBN 10
4801927696   COPY
出版者記号
8019   COPY
Cコード
C0197  
0:一般 1:文庫 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年8月12日
書店発売日
登録日
2021年5月9日
最終更新日
2021年7月19日
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紹介

ロマノフ王朝の最後の秘宝が
アドルフ・ヒトラーを終わらせる

一九四一年十二月、ヒトラーとムッソリーニ--ふたりの独裁者を狙った暗殺計画が発動。その混乱に乗じて、トリスタンはヒトラーが肌身離さず身に着けていた古代アーリア人の秘宝<スワスティカ>の奪取に成功。ヴェネツィアの【潟@ルビ:ラグーナ】に沈めた。ヨーロッパに地獄絵図を描く男が、その加護を失う日がついに訪れたのだ。
だが、一つ目のスワスティカはいまだドイツにある。ヨーロッパ大陸も依然としてナチスの制圧下に置かれままだ。何千何万というユダヤ人の血が流れ、ナチス・ドイツによる野蛮なユダヤ人絶滅政策は人類史上類を見ない悪魔の所業と化している。二つ目のスワスティカの力を得たイギリスが侵略の危機を脱した一方で、ソ連は@ドイツ国防軍【ヴェアマハト】から猛攻を受け、劣勢に立たされていた。
四つ目のスワスティカが戦局の行方を決めることは明らかだ。その行方を追うトリスタンはパリの市街地地下に蜘蛛の巣を張り巡らすように広がる採石場で、手がかりを【掴@正字】む。第四の秘宝はかつてロシアに君臨した【皇帝@ルビ:ツァーリ】に代々受け継がれていた。だが、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ二世が国外に隠し場所を移したため、帝政ロシアは崩壊し、スワスティカの行方も失われてしまっていた……。
古代アーリア人の叡智が秘められし四つのスワスティカをかけて、第二次世界大戦の舞台裏で繰り広げられる聖遺物争奪戦はいよいよ最終局面を迎える。
世界大戦の命運を握るロマノフ王朝最後の秘宝――、その存在を巡り英独米の争奪戦が始まる!!

著者プロフィール

エリック・ジャコメッティ  (エリック ジャコメッティ)  (著/文

エリック・ジャコメッティ
Eric Giacometti
『ル・パリジャン』誌などで活躍するジャーナリスト、作家。執筆活動の傍ら、フリーメイソンと因縁が囁かれるコートダジュール事件の調査などにも携わる。著作は本シリーズのほかに、累計220万部を突破した「マルカス警視」シリーズがある。

ジャック・ラヴェンヌ  (ジャック ラヴェンヌ)  (著/文

ジャック・ラヴェンヌ
Jacques Ravenne
フランス大東社の【棟梁@ルビ:メートル】を務めるフリーメイソンリー。古文書の専門家でもある。エリック・ジャコメッティとは友人関係にあり、「マルカス警視」シリーズと本シリーズの共著者でもある。

大林 薫  (オオバヤシ カオル)  (翻訳

大林 薫
Kaori Ohbayashi
フランス語翻訳家。青山学院大学フランス文学科卒業。訳書にエリック・ジャコメッティ&ジャック・ラヴェンヌ『ナチスの聖杯(上・下)』『邪神の覚醒』(上・下)』(竹書房/共訳)、ファビオ・ヴィスコリオージ『モンブラン』(エディション・エフ)などがある。

郷 奈緒子  (ゴウナオコ)  (翻訳

郷 奈緒子
Naoko Go
フランス語翻訳家。早稲田大学教育学部理学科卒業。訳書にエリック・ジャコメッティ&ジャック・ラヴェンヌ『ナチスの聖杯(上・下)』『邪神の覚醒』(上・下)』(竹書房/共訳)、ジャン=ガブリエル・ガナシア『そろそろ、人工知能の真実を話そう』(早川書房/共訳)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。