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監査文化の人類学 マリリン・ストラザーン(著/文) - 水声社
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監査文化の人類学 (カンサブンカノジンルイガク)

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発行:水声社
四六判
440ページ
定価 5,000円+税
ISBN
978-4-8010-0694-2   COPY
ISBN 13
9784801006942   COPY
ISBN 10h
4-8010-0694-9   COPY
ISBN 10
4801006949   COPY
出版者記号
8010   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年1月10日
書店発売日
登録日
2023年1月13日
最終更新日
2023年1月13日
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紹介

人類学者たちが直面するブルシット・ジョブ?!

《説明責任を果たせ!》、《それは何の役に立つのか?》――私たちの日常に忍び込んできた「監査文化」。
市場原理と結びついた生産性の追求とペーパーワークの増大によって、社会はどのように変容したのか? 新自由主義に基づく大学再編成の波を背景に、雑務に忙殺される人類学者たちがみずからの職場を描きだす!

目次

序文 

序論 さまざまな新しいアカウンタビリティ  マリリン・ストラザーン 

第Ⅰ部

第1章 国際通貨基金のミッション業務をめぐる社会組織 リチャード・ハーパー

第Ⅱ部

第2章 威圧的なアカウンタビリティ クリス・ショア+スーザン・ライト 
第3章 生み出される類いまれなる才能 エレノア・リモルディ 
第4章 アカウンタビリティ、人類学、欧州委員会 マリオン・マクドナルド

第Ⅲ部

第5章 トリックスターのジレンマ ペーテル・ペルス 
第6章 監査に付されるアカウンタビリティと命法としての責任 アナンタ・ギリ
第7章 自己アカウンタビリティ、倫理、意味の問題 ヴァッソス・アルギュルゥ 

第Ⅳ部

第8章 一望監視施設としての大学 ヴェレッド・アミット
第9章 学究的環境 トマス・フィリッツ
第10章 学徒、学問分野、省察 ディミトラ・ゲフ=マディアヌゥ

あとがき:アカウンタビリティ、そして民族誌へ マリリン・ストラザーン

事項索引 
人名索引 

訳者あとがき 

著者プロフィール

マリリン・ストラザーン  (マリリンストラザーン)  (著/文

英国ケンブリッジ大学の名誉教授(社会人類学)。マンチェスター大学教授、ケンブリッジ大学ウィリアム・ワイズ社会人類学教授および同大学ガートン校のミストレスを歴任。専門は、パプアニューギニア研究および英国生殖医療研究。主な著書に、Women in Between(1972)、 The Gender of the Gift(1988)、Partial connections(first published,1991 /邦訳『部分的つながり』(2015年、水声社))、 After Nature(1992)、 Property, Substance and Effect(1999)、 Relations(2020)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。