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基礎からわかるCubase AI 14/LE 14 目黒 真二(著) - スタイルノート
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基礎からわかるCubase AI 14/LE 14 (キソカラワカルキューベースエーアイフォーティエルイーフォーティ) コードトラックや付属ループでカンタン音楽づくり (コードトラックヤフゾクループデカンタンオンガクヅクリ)

コンピュータ
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B5判
320ページ
並製
定価 3,000 円+税   3,300 円(税込)
ISBN
978-4-7998-0218-2   COPY
ISBN 13
9784799802182   COPY
ISBN 10h
4-7998-0218-6   COPY
ISBN 10
4799802186   COPY
出版者記号
7998   COPY
Cコード
C1004  
1:教養 0:単行本 04:情報科学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年4月30日
書店発売日
登録日
2025年3月27日
最終更新日
2025年4月24日
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紹介

Cubase AI/LE 14は、Steinberg社の人気DAW「Cubase」シリーズの機能制限版(様々な音楽制作機器を購入すると付属してくるグレード)ながらも、楽曲制作に必要な基本機能をしっかり備えている。本書は、そのCubase AI/LE 14を使いこなすためのガイドブック。ソフトの起動・設定から、MIDIやオーディオの入力・編集・ミックス・書き出しまで、一連の音楽制作の流れを丁寧に解説。さらに、コードトラックや付属のループファイルを活用した伴奏作り、強化されたスコアエディターを使った楽譜作成まで、幅広い機能をわかりやすく説明。特に今回強化されたスコアエディター機能についての解説は、どのグレード(Pro/Artist/Elements)でもそのまま応用できる。また、VOCALOID 6との連携方法も紹介しているので、ボカロ楽曲制作にも対応できる。初心者でもスムーズに曲作りを始められるよう、図を交えて解説しているため、Cubase AI/LE 14を手にしたすべての方におすすめの一冊。Cubaseシリーズは、どのグレードも操作の基本は同じなため、上位グレード(Pro/Artist/Elements)ユーザーも、本書があればCubaseシリーズの基本操作を習得できる。多くのCubaseユーザーに役立つだろう。

目次

■図解 コレがCubase AI/LE 14 だ!
 演奏や情報を記録したり機能を割り当てたりする「トラック」
 演奏(MIDI)データやオーディオデータを収納する「イベント」
 ソフトウェア音源
 幅広いジャンルに対応する「VSTインストゥルメント」
 入力から編集までをサポートする「MIDIエディター」
 微調整から、綿密な編集までをこなす「オーディオ編集機能」
 プログレードの「ミキサー」
 音作りに欠かせない「オーディオエフェクト」
 すばやいトラック制作を可能にする「MediaBay」「Loop/Soundブラウザー」
 幅広いメディアに対応する「読み込み/書き出し」機能
 メロディと歌詞を打ち込むだけで歌ってくれる「ボーカロイド」との連携

はじめに
本書について

■Chapter 1:Cubase を使うための設定~起動とプロジェクト/デバイス設定
 パソコンと各機器の接続
 Cubaseの起動とプロジェクトの作成
 プロジェクトの設定
 オーディオデバイスの設定
 MIDIポートの設定
 オーディオコネクション設定
 音を鳴らしてみよう

■Chapter 2:Cubase をマスターするために~Cubase のウィンドウ構成と基本操作
 Cubaseのプロジェクトウィンドウの構造
 ツールの選択
 イベントを適正な位置に作成または移動するスナップ設定
 新規トラックの作成
 新規イベントの作成
 複数のデータ/イベントの選択
 プロジェクト/エディター内の拡大と縮小
 ウィンドウのスクロール
 コピー&ペースト(コピペ)
 複製
 選択した音色を確認する方法
 再生などトランスポートの操作
 MIDIエディターの表示
 サンプルエディターの表示
 クオンタイズプリセット
 クオンタイズ
 MediaBay / Loopブラウザー/ Soundブラウザーの表示
 サイクル再生
 メトロノームとテンポの設定
 元に戻す(アンドゥ)/再実行(リドゥ)
 プロジェクトの保存
 プロジェクトを閉じる
 プロジェクトを開く

■Chapter 3:コードトラックを使って簡単! 伴奏作り
 コードトラックの準備
 コードを入力する
 コードの音を鳴らす
 コードトラックをエレピのパートに変換する
 エレピのパートからベース・パートを作成する
 ギター・パートの作成
 トラックの名前をパート名に変更する
 保存
 応用・コードパッドを曲作りに活用しよう!

■Chapter 4:付属のループファイルでドラム・パートを作成しよう
 ドラム・パートをループで作成する
 応用・ドラムエディターで思いどおりのドラムパターンを作成する
 コラム・あれ? プロジェクトを開いたら、いつもと画面が違う……?

■Chapter 5:メロディを入力しよう①~リアルタイム入力編
 メロディの入力をはじめる前に
 入力前の準備
 リアルタイム入力の実践
 入力したMIDIデータの編集方法

■Chapter 6:メロディを入力しよう②~ステップ入力編
 ステップ入力の準備
 ステップ入力の実践
 応用・入力したメロディをボーカロイドに歌わせる
 コラム・あれ? さっきまで作っていたプロジェクトが反応しない?

■Chapter 7:メロディを入力しよう③~オーディオ録音編
 エレキギター録音編
 ボーカル録音編
 応用・シンセサイザーなどのライン楽器をステレオで録音する方法

■Chapter 8:オーディオデータの編集
 オーディオデータのタイミングを修正する
 イベントの状態でオーディオデータを編集する
 オーディオデータのテンポを変更する
 サンプルエディターを開いてオーディオデータを編集する

■Chapter 9:ミックスでカッコいいサウンドに仕上げる~ミックスから書き出しまで
 ミキサーを理解する
 ミックスの準備
 ミックスの実践その1・パン
 ミックスの実践その2・ボリューム
 ミックスの実践その3・エフェクト
 ミックスの実践その4・仕上げ
 書き出し
 すばやい書き出し範囲の設定方法
 コラム・非録音時のMIDI入力データ記録

■Chapter 10:制作のヒント
 独自のキーボードショーカットをアサインして快適に操作しよう!
 トラックが多くなったらグループチャンネルトラックでまとめよう!
 動きが重い! 止まってしまう! そんなときにはフリーズトラックを
 移調してキーをあわせよう!
 オートメーションを使って躍動的なミックスを!

■Chapter 11:刷新されたスコアエディターで楽譜を作ろう
 曲全体のスコアを見てみる
 特定のパート(トラック)を編集する
 パート名の編集
 歌詞を入力する
 パートの順番の変更
 新規に音符を入力する
 ページビューで体裁を見る
 印刷/書き出し

■索引

前書きなど

 Cubase AIとCubase LEは、プロのクリエイターたちにも人気のあるDAWソフト、Cubaseシリーズの中で機能の限定されたグレードです。Cubase AI/LEを単体で購入することはできませんが、オーディオインターフェースやミキサーなど、ハードウェアを購入すると付属しています。Cubase AI/LEが付属しているのでそのハードウェアを購入したという方もいれば、たまたま購入したハードウェアにCubase AI/LEがついていた、という方もいらっしゃるでしょう。そんなCubase AI/LEを使って、すぐに曲作りができるように解説したのが本書です。
 「無料でついてくる」「機能限定グレード」とはいえ、さすがCubaseシリーズ、その機能は優秀です。Cubaseシリーズ特有の機能「コードトラック」や付属しているドラムの演奏データ「ループファイル」を使えば、簡単に伴奏データが作成できます。さらにメロディをMIDIやオーディオなどで入力し、エフェクトをかけバランスを取り、オーディオデータに書き出すという、DAWで必要となる一連の基本操作が可能です。本書ではこういったDAWでの音楽制作の流れをていねいに説明するように心がけました。
 また、メロディを別売りの「VOCALOID 6」を使用して入力する手順についても解説しているので、ボカロファンの方にも楽しんでいただけるはずです。
 本書では、Cubase AIを例に説明していますが、Cubase LEはもちろん、さらに上位グレードのCubase Pro、Cubase Artist、Cubase Elementsでも、同様の手順で操作できるので参考にしてください。
 なお、本書は大変ご好評をいただいた前著『基礎からわかるCubase AI 13/LE 13』をもとに加筆修正したものです。メニュー名や画面の変更に対応しただけではなく、今回のバージョンアップで強化されたスコア機能についても詳しく解説しています。スコア機能はグレードに関係なく共通の機能になっているので、上位グレード(Pro/Artist/Essential)をお使いの方にも役立つはずです。

版元から一言

Cubase AI/LE 14は、Steinbergの人気DAW「Cubase」シリーズの機能制限版ながら、本格的な音楽制作が可能な高性能ソフトです。本書は、Cubase AI/LE 14を初めて使う方からより深く活用したい方など、幅広い層に対応した解説書で、基本操作から応用テクニックまで網羅しました。Cubaseの起動方法やオーディオ・MIDIデバイスの設定といった基礎知識から、MIDIやオーディオデータの入力・編集、エフェクト処理、ミキシング、書き出しまでの一連の流れを丁寧に解説しています。

特に今回のバージョンアップで強化されたスコアエディターの使い方には気を配り、楽譜作成に興味のある方にも役立つ内容となっており、Cubase AI/LE 14だけでなく、他のグレード(Pro/Artist/Elements)にも応用可能な情報が満載です。初心者が最初に直面する「どうやって始めればいいのか」という不安を解消するため、豊富な図と丁寧な説明を心がけ、つまずきやすいポイントを押さえ、トラブルシューティングのコラムも充実しています。

また、Cubaseの特徴的な機能である「コードトラック」を活用した簡単伴奏の作成や、付属のループファイルを使ったドラムパート作成など、実践的なテクニックも詳しく紹介。さらに、リアルタイム入力やステップ入力によるメロディ作成、エレキギターやボーカルの録音方法、オーディオデータの編集、ミキシングのテクニックなどに加えて、VOCALOID 6との連携方法も解説しており、ボカロ楽曲制作を始めたい方にもおすすめです。

本書は、好評を博した『基礎からわかるCubase AI 13/LE 13』をベースに、AI 14/LE 14の新機能やメニュー名や画面構成の変更にも対応しています。「無料で手に入れたけど使いこなせず眠らせている」という方やこれから始めたい方の役に立つ一冊。Cubase AI/LE 14の真価を最大限に引き出し、音楽制作を次のステージへと導く実践的なガイドブックです。

音楽制作に興味がある方、DTMに挑戦したい方、ボカロ曲を作りたい方、すべての音楽クリエイターにとって頼れる一冊。本書とCubase AI/LE 14で音楽を形に。

著者プロフィール

目黒 真二  (メグロ シンジ)  (

音響系専門学校を卒業し、後に米・ロサンゼルスのMI(ミュージシャンズ・インスティテュート)ベース科に留学。帰国後は、ベーシスト/ギタリスト/PAエンジニア/シンセサイザーマニピュレーターとして活動。さまざまなミュージシャンのバックバンド/制作/作編曲に携わる。また、その経験を生かして、音楽制作ライター/映像クリエーター/翻訳者としても活動している。

上記内容は本書刊行時のものです。