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Studio Oneガイドブック 近藤 隆史(著) - スタイルノート
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Studio Oneガイドブック 次世代DAWソフトの入門書・VERSION2シリーズ対応

A5判
縦210mm 横148mm 厚さ20mm
320ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7998-0120-8
Cコード
C1004
教養 単行本 情報科学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年11月
書店発売日
登録日
2013年9月27日
最終更新日
2017年3月16日
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重版情報

4刷 出来予定日: 2018-05-16
3刷 出来予定日: 2015-03-06
すでに次バージョンが出てから年月が経っていますが、いまだになぜか人気の高いのがこの本です。

紹介

新世代の音楽制作ソフト(DAWソフト、DTMソフト)として注目を集めているStudio One(スタジオ・ワン)。その本格的ガイドブックが本書。Studio Oneの全グレード(無料体験版のStudio One Freeから、Studio One Artist、Studio One Producer、そして最高グレードのStudio One Professionalまで)に対応している。これ1冊でStudio Oneの操作を覚えながら、DTMやDAWの基本も学べる構成となっている点も特徴。操作だけでなく、音楽制作の基本項目についてもやさしく解説しているので、音楽制作ソフト初心者も活用できる内容となっている。パソコン音楽制作の初心者を大勢教えて来た著者ならではの、初心者が悩みやすい箇所のツボをおさえた。とかく難しくなりがちな、音楽制作ソフトの解説を、読みやすく、理解しやすいように配慮して書かれている。

目次

本書を読み進めるにあたって
本書のご利用例
Free版や製品同梱版など、Professional版以外をご利用の方へ
Macでご利用の方へ
付属コンテンツについて
あとからコンテンツをインストールするには
Freeで利用できるコンテンツ

第1章 Studio Oneの基本
●Studio Oneの画面構成
●スタートページ画面
 新規ソングを作成/新規プロジェクトを作成/既存のドキュメントを開く/最近使ったファイル、ソング、プロジェクトタブ/アーティストプロフィール/ニュースフィード、デモとチュートリアル/設定
●オーディオデバイスを設定
 Macで純正サウンドカードを使用する
●MIDI鍵盤(キーボード)や外部機器の設定
●ソングページの画面構成
 アレンジビュー/編集エディター/コンソールビュー/インスペクター/ブラウザー/チャンネルエディター/トラックリスト
●作業画面に関する便利な操作
 ウィンドウサイズ(画面の割合)の変更/トラック幅の変更/データズーム(イベント内データの強調表示)/キーボード・ショートカットでの操作/画面の取り外し
●キーボードショートカットを自分流に設定する
 以前に使っていたDAWのショートカットキーで操作する/自分でショートカットを割り当てる/左枠リストから目的の機能を見つける
●Studio Oneで扱えるトラックの種類
 オーディオトラック/インストゥルメントトラック/オートメーショントラック/フォルダートラック

第2章 まずは1曲作成して音楽制作の流れを体験
●まずは1曲作成して音楽制作の流れを体験
●新規ソング作成
 テンプレートからの新規ソング作成/作成した新規ソングの状態を確認
●ソングの保存
●メロディーをインストゥルメントトラックへ入力しよう
 メロディー(音楽データ)の入力準備/メロディーのマウス入力/ノートデータの編集/イベント範囲の変更/再生して耳で確認/音色(楽器)の変更方法
●2つめのトラックでリアルタイム入力に挑戦
 トラックに割り当てられた楽器を演奏する/Mojitoの音色選び/リアルタイム録音/録音したデータの修正
●3つめのトラックはコンピューターならではの機能を活用して作成
 新しいトラックを作成/イベントのコピー/ノートデータの移調(トランスポーズでオクターブ下げる)
●1アクションでオーディオへ変換(バウンス)
 バウンス後にMIDIデータを修正したくなったら
●オーディオへバウンス(変換)することのよる効果
 もえバウンスでCPU負荷を軽減できる/バウンスでオーディオならではの編集をおこなえる
●オーディオトラックへの録音
 オーディオトラックの作成/トラックへ録音する準備/オーディオの録音
●録音したオーディオの編集
 お手軽なノーマライズ/オーディオイベントの移動やコピー/オーディオイベントの部分利用/オーディオイベントの分割/イベントカーブでの音量調整やフェードインフェードアウト/FXチェーン(エフェクト)を変更
●ドラムパート(Impact)の入力
 ドラム音源「Impact」/準備、確認(Impactの音は鳴るか)/イベントを作成/ノートデータの入力/ドラムのリアルタイム入力
■ちょっと解説♪
●ドラムトラックの編集/調整と管理
 クオンタイズ50%で人間的な揺らぎを残す/クオンタイズによる修正を元に戻す/ドラムならではの編集/ドラムは「ピッチをトラックへ展開」でパーツごとに分離
●トラック管理はフォルダーで上手に(ドラムをフォルダーでパック)
 トラックをフォルダーへまとめる/フォルダーがバス(出力先設定)やエフェクトのデバイスラックを持つ/グループ化して複数トラックを管理
●音楽素材を利用する(Musicloops/Audioloops)
 Musicloopsをトラックへ配置/loopの編集/loopをオーディオへバウンス
●ミックス作業
 音量バランスの調整/パンで音の位置(定位)を調整
●ミックスの基準は?
 ソングをミックスダウンして完成させる
 ミックスダウンの準備
●Studio One Freeで本書を読み進めるには
 Freeのテンプレート/シンセ「Mojito」をPresenceで代用する/ドラム音源「Impact」をPresenceで代用する/音色がカラッポの「Presence」へ音色を読み込む/FreeでのオーディオI/O設定の制限/その他のFreeにはない機能

第3章-1 アレンジビューでの操作や機能
●トランスポートの機能
●マウスツールを使いこなす
●複数のウィンドウを開く
●マーカーを活用する
 マーカーを活用する操作やショートカット/スタートマーカー/エンドマーカー、ループ範囲について
●プレイバックに便利な操作
 思い通りにすばやくプレイバック/ソロ、ミュートを使いこなす/複数のソロボタンの一斉解除と復帰/常にソロにしておく/イベントのミュート

第3章-2A 編集ビューでの操作(音楽エディター)
●音楽エディターの概要
 ベロシティを調整する/ヒューマナイズで人間味のある演奏データにする/ヒューマナイズによる修正を元に戻す/ノートのオーバーラップを解消する/エディターをドラムモードへ切り替える/レーンでのエンベロープの編集/コントロールレーンの数値表記をMIDI(128段階)へ変更する

第3章-2B 編集ビューでの操作(オーディオの編集)
 オーディオイベントの操作/イベントの情報/アクションメニュー(オーディオ特有の操作)
●手動でのタイムストレッチ
●ステレオをモノラルへ変換する
●オーディオのタイミング調整(ベンド/トランジェント検出)
 移動の取り消し/検出精度の微調整/ベンドマーカーの追加と削除、非表示/事前にイベントを独立させておく
●ストリップサイレンスでノイズをカットする
●ループ録音とトラックコンピングで完成度の高いトラック作り
 録音後すぐに自動でレイヤーに展開する/メイントラックでの微調整/テイクの差し替え/メイントラックの差し替え/部分的にテイクを追加する/元のトラック表示へ戻す/コンピング以外の方法でテイク編集する(テイクをトラックに展開)/トラックを追加してテイクを重ねる
●録音でのオートパンチ、プリロール、プリカウント
 オートパンチ録音/録音前にカウントさせる(プリカウント)/プリロールを指定する
●Melodyneでのピッチやタイミングの修正
 Melodyneで編集後の操作
●オーディオをMIDIデータへ変換する

第3章-3 コンソール(ミキサー)
●コンソールチャンネルの機能
 コンソールナビゲーション

第3章-4 トラックインスペクター
●トラックインスペクターの概要
●①トラックのインスペクター
 オーディオトラックを選択中の表示/インストゥルメントトラックを選択中の表示
●②チャンネルエリア
●③イベントインスペクターエリア
 オーディオイベント選択時/オーディオパート選択時/インストゥルメントイベント選択時

第3章-5 トラックリスト
●トラックリストを活用する
●コンソールビューでのトラックリスト
●音楽エディターでの柔軟な編集
 複数トラックを柔軟に編集/特定のピッチの音だけを選択する

第3章-6 ブラウザー
●ブラウザーの概要
 ファイルブラウザ内の操作/プールブラウザ内での操作/アレンジビュー/上のオーディオをプールで表示
●イベントのオーディオを差し替える
●MIDIファイルの読み込み/書き出し
●以前の作品(ソングファイル)から音色や設定を呼び出す

第3章-7 活用のための設定
●入力チャンネルと出力チャンネルを設定する
●マルチチャンネルのデバイスを設定する
●プレイヤー用のキューミックスを別途用意する
 プレイヤー用のメトロノーム音を調整する
●プリレコードを有効にする
●パソコンキーボードを鍵盤にする
●レイテンシーについて

第3章-8 エフェクトについて
●インサートエフェクトとセンドエフェクト
●インサートエフェクトの使用例(Ampire)
 インサートデバイスラック内の操作/デバイスラックの操作
●センドエフェクトの使用例(Mixverb)
 センドデバイスラック内の操作
●他のトラックから同じセンドエフェクトを使う
●デバイスラック内での音声信号の流れ
●サイドチェーンの方法
●イベント単位でエフェクトをかける
 ドラッグでのエフェクト適用/インストゥルメントトラックでのオーディオエフェクト
●Studio Oneのエフェクト
 Analysis/Delay/Distortion/Dynamics/External/Mastering/Mixing/Modulation/Reverb/操作系の機能を提供するプラグイン
●Pipeline

第3章-9 オートメーションやエンベロープの操作
●フェーダーをオートメーションで制御する
 オートメーション操作の後にやるべき作業/エンベロープカーブの編集・修正
●オートメーションモードについて
●オートメーションの操作項目を追加する
●インストゥルメントトラックのオートメーション操作
 PresenceのCutoffノブをオートメーションで制御する/MIDIメッセージを扱う/インストゥルメントのオーディオ出力部分のオートメーション
●MIDIコントロールサーフェスでのオートメーション操作
 デバイスをStudio Oneに認識させる/デバイスの認識状態を確認/デバイスのノブなどを認識させる(MIDI Learn)/MojitoのCutoffをノブに割り当てる(Control Linkの例1)/オーディオトラックのトラックフェーダーを操作する(Control Linkの例2)

第3章-10 操作テクニック
●曲中でのテンポや拍子の変更
 拍子変更/テンポ変更
●オーディオのテンポを調べる
●オーディオイベントの情報を調べる
●グルーブクオンタイズによる編集
 ベースのノリをドラムのグルーブに合わせる(グルーブクオンタイズ)/オーディオをグルーブクオンタイズする(トランジェント)/グルーブクオンタイズの情報をノートデータに変換する
●ノーマライズの効果について
●オリジナリティを出すための音色作り
 Mojitoでアナログシンセの基本を学ぶ/サンプルプレイヤーPresenceを専用エフェクトで音作り/オリジナリティーを求めて
●マルチティンバー、マルチアウトのインストゥルメント
●録音、作成した素材の活用
 自作素材をwavやAudio loopsとして登録/素材をSampleOneで活用/ワンショットをImpactで活用/インストゥルメント素材(.musicloop)とMIDI素材の作成/一般的なオーディオ書き出し(ミックスダウン)/トラックごとのバウンス(ステムのエクスポート)
●サードパーティー製のディザリングを使用する
●サードパーティ製品や他のサービスを・利用する
 VST、AU、ReWireの利用/Cubaseのトラックファイルを読み込む/ウェブサービス/Exchange(上級者向け)

第4章 プロジェクト画面(マスタリング)※Professional版のみ
●プロジェクトの作成と基本操作
 プロジェクトの作成/プロジェクトに楽曲を配置する/曲順を決めるメタ情報を入力する
●曲ごとの質感や音量感を調整する
 エフェクトでの調整/曲(トラック)ごとのボリュームの調整/メーターを利用した確認
●曲間やマーカー、トラックなどを編集・調整する
 曲間を調整する/曲間の時間調整/トラックマーカーを挿入する/トラックの編集
●その他の操作
ソングファイルに戻って修正する/事前にマスタリングファイルを用意する/ディザリングに関する注意
●マスタリング作業に入る前のポイント
●オーディオCDを作成する
●その他の公開方法
 イメージファイルを作成する/DDPファイルを作成する/デジタルリリース用のデータを作成する
●音量メーターとK-System
●VERSION 2.6での新機能抜粋

第5章 Studio One 作曲法
 ソングを作成する/リズム/コード/メロディー/作品を完成させる/最後に

前書きなど

 教壇に立ってDAWを使った講義をしていると、同じ説明をしても捉え方、活用法が人それぞれであることに驚かされます。また、初心者がちょっとしたアドバイスで、一気に理解の扉が開き楽しそうに作業する様子や、経験者が高度な理解を得た時の目の輝きを見た時などは、こちらもうれしいものです。

 そういった観点から、基礎編では「初心者も楽しく音楽制作を体験」、活用編では「より高度な音楽制作を楽しむためのStudio One指南書」となるよう心がけました。また、理解の助けになるよう、なるべくヒントも設けています。

 本書では、エフェクトをどう組み合わせると良いか、その数値は?といったことや、パートごとのミックスバランスは何dBを基準にして何から調整していくべきか、といった現場でのノウハウ的な記述はしていません。しかし、そういった内容の専門書/解説書や雑誌の特集記事などを読み進められる知識と、解説されている内容をStudio Oneで試せる技術力を養えるように配慮して執筆しました。

 Studio Oneは次世代のDAW(Digital Audio Workstation)です。既存のDAW のよいところを踏襲しつつ、ワークフローの刷新なども実現しています。

 本書でStudio Oneへの理解を深めていただき、音楽制作において少しでもお役に立てることを願いつつ、みなさんの創作活動の発展を祈っております。

版元から一言

本書は、Studio One(スタジオ・ワン)の音楽制作全般にわたって解説した本格的ガイドブックです。Studio Oneには、無料体験版のStudio One Freeから、Studio One Artist、Studio One Producer、そして最高グレードのStudio One Professionalまで各種のグレードがあります。本書はそのすべてのグレードに対応しています。
本書は、Studio Oneの無料体験版であるStudio One Freeのユーザーにも活用してもらえるように作られています。そして、パソコンで音楽を作る基礎知識がなくても、本書を読めばパソコン音楽制作を実践してみることができるように、基礎的な用語や考え方も必要な箇所で合わせて解説。Studio Oneの操作を覚えつつ、PC音楽制作を一通り理解できます。
Studio Oneは近年新たに開発された新世代の音楽制作ソフト(DAW)。ドラッグ&ドロップで音楽を作ることができ、録音、編集、CD作成(公開)までノンストップでできる特徴があります。そのStudio Oneを作った人々の中には、現在の音楽制作ソフトを代表するCubaseやNuendoなどの開発者も含まれまれています。その経験豊富な開発者らにより、余計なものを削ぎ落してワークフローを刷新した、モダンでハイクオリティーな次世代DAWとして登場したStudio One。最新のアーキテクチャに対応している音楽制作環境としても注目を集めています。
Studio Oneが注目を集めるわけは他にもあります。それは、無料体験版が高機能なこと。一般的に体験版には保存が出来なかったり、試用期間が限定されていたりと制限があるものです。Studio One Freeにもの場合は、一部機能が限定されていたり、使えるエフェクト等が少なかったりするだけで、一通りの制作をすることが可能で、期限なく使い続けることができます。そして、オンラインでプロダクトキーを購入して入力すると、そのまま上位グレードとして使い続けることもできます。こうしたFree版の特徴も多くの支持を集めているようです。
本書を読んで、パソコン音楽制作の基本を実践的に知ると同時に、Studio Oneを活用して新たな音楽を作り出してください。

著者プロフィール

近藤 隆史  (コンドウ タカシ)  (

東京音楽大学トロンボーン専攻卒。文教大学情報学部、東京音楽大学音楽教育専攻非常勤講師。
音楽ソフトウェアやハードウェアの企画・開発・サポートなどに携わる一方、クラシックからジャズ、ロックまでさまざまな分野の演奏活動も継続的におこなっている。

上記内容は本書刊行時のものです。