版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
美術解剖学とは何か 加藤 公太(著/文) - トランスビュー
.
詳細画像 0

美術解剖学とは何か

A5判
280ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-7987-0178-3
Cコード
C0070
一般 単行本 芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年6月15日
最終更新日
2020年7月30日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

★この書籍の小売店頭価格は、2500円+税です。


「解剖学がわかれば、美術が見える」
布施英利氏 推薦!

「美術解剖学」という学問がある。古くはダ・ヴィンチが解剖のスケッチをしていたように、芸術家は人間を表現するために、人体の内部構造から多くのことを学んできた。しかし、この美術と医学のあいだにある学問について、現代的な知見に基づいてしっかりと解説した本はほとんどない。

本書は、美術解剖学について、その内容から歴史までを概観した、これまでにない入門書だ。

◎美術解剖学とは何を学ぶ学問なのか?
◎この学問は美術なのか? 医学なのか?
◎描き方のコツを学ぶだけが、美術解剖学ではない
◎人体の見どころを徹底解説
◎美術解剖学の歴史をたどる

著者は、ファッションを入口に人体に興味を持ち、芸術・医学の両分野を修めた気鋭の研究者。
人が人を表現することはどういうことか?
アーティストや漫画家、CGクリエイターといった専門家だけでなく、一般の美術ファンにとっても新たな視点を得られる一冊。

目次

第1章 美術解剖学とは何か

§1ー1 美術解剖学とは何か
1-2 美術と医学の間で
1-3 美術解剖学を学べば「見る目」が養われる
1-4 美術解剖学という名称は、いつ生まれたか
1-5 美術解剖学の内容
1-6 美術解剖学の教材
1-7 教科書の選び方
1-8 解剖図の描画方法
1-9 解剖図の種類
1-10 美術解剖学は「How to draw」ではない
1-11 内部を見る目、表面を見る目
1-12 人体における遠近法
1-13 つながりを知る目
1-14 形態を発見する感性
1-15 理想美と現実美
1-16 人体を表現することの深さ

第2章 ある美術解剖学者の記録

2-1 なぜ美術解剖学を学ぶようになったのか
2-2 止むに止まれぬ興味
2-3 解剖させていただく人の人生
2-4 死後の世界
2-5 形を追う作業
2-6 常識を上回る自然の形態
2-7 関係のない痛み
2-8 結合組織取りの夢
2-9個性と無個性
2-10 解剖学で表現は上達するのか
2-11 我々を操る本体
2-12 二度目の解剖体験
2-13 研究テーマ探し

第3章 人体の名(めい)勝(しよう)

3-1 解剖図の姿勢
3-2 骨および骨格について
 骨のオリエンテーション
 胸郭と骨盤の隙間
 脊柱のカーブ
 脊柱の屈曲と伸展
3-3筋について
 筋の構造
 腱の走行
 筋の圧痕
 筋の断面
 筋のフットプリント
 ダ・ヴィンチ筋
3-4 体表について
 体表と内部を見比べる
 体表のくぼみ
 腋窩
3-5 体型について
 太った人の骨格
 体幹の大きさ
 アルファ体型
3-6 骨と筋以外の構造について
 外形に影響する筋膜
 リシェ支帯
 喉頭
 皮静脈――描かれる血管
 皮静脈の膨らみ
 クリーチャーのための資料
3-7 解剖学について
 トリミングとレイアウトのセンス
 解剖図における鑑賞者との距離
 挿絵とトリビア
 各部位の名称と階層構造
 触覚から得られる情報
 不自然を自然にする
3-8 造形について
 多視点をつなぐ
 新しい技術の獲得
 実際よりも大きな手
 性差のない表現
 頭と体を付け替える
 造形の類似
 神が観ている背中

第4章 美術解剖学の歴史を築いた人物たち

4-1 レオナルド
4-2 ミケランジェロ
4-3 デューラー
4-4 ヴェサリウスとティツィアーノ
4-5 アルフェとクーザン
4-7 レンブラントとホーホストラーテン
4-7 ルーベンス
4-8 アルビヌス
4-9 ハンター(兄)
4-10 ウードン
4-11サルヴァージュ
4-12 ジェルディとフォー
4-13 ハルレスとルカ
4-14 マーシャル
4-15 デュヴァルとキュイエ
4-16 リシェ
4-17 ヘラー
4-18 ヴァンダーポール
4-19 ジェロタとブランクーシ
4-20 ドン・ティベリオ
4-21 ランテリ
4-22 エレンベルガーとディットリッヒ
4-23 リマー
4-24 ブリッジマンとヘイル
4-25 モロー
4-26 モリール、タンク、バメス
4-27 日本の美術解剖学

著者プロフィール

加藤 公太  (カトウ コウタ)  (著/文

1981年東京都生まれ。美術解剖学者、メディカルイラストレーター、グラフィックデザイナー。2002年、文化服装学院 服装科卒業。2008年、東京藝術大学 デザイン科卒業。2014年、東京藝術大学大学院 美術解剖学研究室修了。博士(美術、医学)。現在、順天堂大学 解剖学・生体構造科学講座 助教、東京藝術大学 美術解剖学研究室非常勤講師。Twitterでは「伊豆の解剖学者(@kato_anatomy)」として美術解剖学に関する情報を発信している。

上記内容は本書刊行時のものです。