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仏教の仮面を剝ぐ
原書: Unmasking Buddhism
四六判
208ページ
上製
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年6月
- 書店発売日
- 2016年6月15日
- 登録日
- 2016年5月31日
- 最終更新日
- 2021年6月6日
書評掲載情報
2016-12-18 |
毎日新聞
朝刊 評者: 三浦雅士(評論家) |
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紹介
覚り・無我・寛容・平和主義――本当にそうなのか? ダライラマ14世までも正面から批判しつつ、仏教の常識を真っ向から再検討。
タテマエに固執し理想化しよとする偏狭な「ネオ・ブッディズム」に立ち向かい、歴史のなかで多様性を持ちつつ生き続けた仏教の豊かさを眼を向けた仏教入門。
目次
第Ⅰ部 歴史の中の仏教
「仏教は一つであり、多数である」
「ブッダは、ただ一人覚りを達成した人間である」
「仏教は、インドの宗教である」
「仏教は、虚無の信仰である」
「仏教は哲学であり、宗教ではない」
「すべての仏教徒は覚りの達成を追求している」
「仏教はあらゆるものが無常であることを教える」
「カルマの信仰は、宿命論につながる」
「仏教は自我の存在を否定する」
「仏教は転生を教える」
第Ⅱ部 仏教と地域文化 82
「仏教は無神論的宗教である」
「とりわけ仏教はスピリチュアリティそのものである」
「ダライ・ラマは仏教のスピリチュアル・リーダーだ」
「仏教徒であることは禅であることだ」
第Ⅲ部 仏教と社会
「仏教は寛容な宗教である」
「仏教は慈悲を説く」
「仏教は平和的宗教である」
「仏教は我々がみな平等であると主張する」
「仏教は科学と両立しうる」
「仏教はある種のセラピーである」
「仏教は厳格な菜食主義を主張する」
「仏教は僧侶の宗教である」
結論 仏教か、それとも新仏教(ネオ・ブッディズム)か?
主要参考文献
訳者解説
上記内容は本書刊行時のものです。