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国旗、国歌、日本を考える
中川村の暮らしから
四六判
222ページ
並製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年5月
- 書店発売日
- 2014年5月10日
- 登録日
- 2014年4月26日
- 最終更新日
- 2021年7月2日
紹介
国旗や国歌は強制されるべきではない。空気に流されず、自分の頭で考えるために、今最も重要なこととは――。「国旗に一礼しない村長」としてメディアで話題になった著者が、精神の自由と真の愛国心について、また原発の再稼働問題やTPPの真相、「誇りを持てる国」をどう作るか、などを説く。
目次
はじめに――100年後を生きる皆さんへ
第一章国旗と愛国
国旗がわれわれに問いかけるもの――国分寺講演
発端は村議会での質問だった
この国に本当に誇りが持てるか
国旗とこの国の姿
第二章戦争、歴史認識、そして憲法九条
誰が兵士を殺したか――中川村戦没者・戦争犠牲者追悼式辞
遺族会からの抗議文に答えて
戦争とは1%の人たちが99%の人たちの命を利用することである
3・11と戦争
平和ボケはどっち?
故郷の戦争責任
国家と神道――伊勢神宮式年遷宮お白石持ち行事に参加して
国体護持と愛国
真の「積極的平和」とは?
「抑止力」にすがる弱さを克服する
共同体と犠牲――高橋哲哉氏の講演を聴いて
「朝鮮人強制労働被害者補償」をめぐって
第三章脱原発という生き方
脱原発で住みたいまちをつくる
脱原発運動が日本人を変える
原発再稼働を受けて
原発災害はわれわれの暮らし方を問い直す
浜岡原発に関する懸念
原発は道徳的に許されない
第四章中川村で考えること
地方自治体の危機
3・11が突きつけるもの
国政の劣化
TPPと原発
オリンピックより優先すべきもの
新たな思い
人生の長さを好きに伸ばすことはできないが、人生の広さと深さは、自分で広くも深くもできる――中川村中学校卒業式祝辞
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。