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Phase and Ellipsis 高木 留美(著/文) - 九州大学出版会
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Phase and Ellipsis (フェイズアンドエリプシス) A Minimalist Analysis of Silent Structures (アミニマリストアナリシスオブサイレントストラクチャーズ)

語学・辞事典
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菊判
196ページ
価格 6,800円+税
ISBN
978-4-7985-0291-5   COPY
ISBN 13
9784798502915   COPY
ISBN 10h
4-7985-0291-X   COPY
ISBN 10
479850291X   COPY
出版者記号
7985   COPY
Cコード
C3082  
3:専門 0:単行本 82:英米語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年9月30日
書店発売日
登録日
2020年8月25日
最終更新日
2020年9月30日
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紹介

本書は、生成文法理論の極小主義プログラムに基づき、省略現象が統語的に認可される統一的なメカニズムを提唱する。提案するメカニズムでは、Chomsky (2007, 2008)の素性継承理論に従ってE素性(Merchant (2001))が選択的に継承されることにより、(i)フェイズ主要部の補部が省略されるタイプと(ii)フェイズ全体が省略される場合(非フェイズ主要部の補部の省略)の両タイプの説明の可能性を探る。これもとに、「なぜ主要部の補部のみが省略可能なのか」という事実について理論的な観点から考察を試みる。また、英語の間接疑問縮約や動詞句削除で観察される主要部移動の有無と削除可能性の関係や、省略現象から見た受け身および非対格構文におけるフェイズ性についても説明を探求し、生成文法の理論発展への貢献を試みる。

著者プロフィール

高木 留美  (タカキ ルミ)  (著/文

1986年大分県竹田市生まれ。
2009年 福岡大学英語学科卒業
2011年 九州大学大学院人文科学府言語・文学専攻修士課程修了
2016年 同博士課程単位取得退学
2019年 九州大学にて博士号(文学)取得
専門は英語学(生成文法, 理論言語学)。
ニューヨーク大学訪問研究員、九州大学専門研究員、九州大学助教を経て、現在は福岡大学共通教育研究センターにて外国語講師。

上記内容は本書刊行時のものです。