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Good Code, Bad Code ~持続可能な開発のためのソフトウェアエンジニア的思考
- 初版年月日
- 2023年2月14日
- 書店発売日
- 2023年1月28日
- 登録日
- 2022年11月30日
- 最終更新日
- 2023年1月26日
紹介
「よいコード」と「悪いコード」の違いは、どこにあるのでしょうか。もちろん、どんな立場で、何を作るのかなどによって、その定義は変わってきます。
本書では、プロの「ソフトウェアエンジニア」として、堅牢で信頼性が⾼く、保守しやすく、チームメンバーが理解や適応しやすいコードを作成するための概念と実用的な⼿法を、Googleでテックリードを務める著者が解説しています。
本書では、まず「高品質なコードを書く」ために、次の4つのゴールを設定しています。
1. 正しく動くこと
2. 正しく動作し続けること
3. 要件の変更に対応しやすいこと
4. 車輪の再発明をしないこと
そして、これを達成するための戦略として、「コード品質の6つの柱」を次のように示しています。
1. コードを読みやすくする
2. 想定外の事態をなくす
3. 誤用しにくいコードを書く
4. コードをモジュール化する
5. コードを再利用、汎用化しやすくする
6. テストしやすいコードを書き、適切にテストする
本書では、この6つの柱に沿って、ソフトウェアエンジニアとしてコードを書く際のアドバイスが述べられています。著者の知識と経験が、具体的かつ実用的に言語化されています。
本書は、経験が3年以内のソフトウェアエンジニアをターゲットとして執筆されていますが、チームで開発を行う際のリファレンスとしても利用できるでしょう。あるいは、経験のあるエンジニアであっても、自分の経験を整理し、言語化するための便覧としても使えるはずです。そして、チーム開発で、他のエンジニアをメンタリングするための便利なリソースとしても活用できます。
目次
Part 1 理論編
Chapter 1 コードの品質
Chapter 2 抽象化レイヤー
Chapter 3 コードでの契約
Chapter 4 エラー
Part 2 実践編
Chapter 5 コードを読みやすくする
Chapter 6 想定外の事態をなくす
Chapter 7 誤用しにくいコードを書く
Chapter 8 コードをモジュール化する
Chapter 9 コードを再利用、汎用化しやすくする
Part 3 ユニットテスト編
Chapter 10 ユニットテストの原則
Chapter 11 ユニットテストの実践
Appendix 付録
A チョコレートブラウニーのレシピ
B null安全とオプション
C 追加のコード例
上記内容は本書刊行時のものです。