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Good Code, Bad Code ~持続可能な開発のためのソフトウェアエンジニア的思考 Tom Long(著/文) - 秀和システム
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Good Code, Bad Code ~持続可能な開発のためのソフトウェアエンジニア的思考 (グッドコードバッドコードジゾクカノウナカイハツノタメノソフトウェアエンジニアテキシコウ)

コンピュータ
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B5変型判
縦235mm 横182mm 厚さ22mm
432ページ
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7980-6816-9   COPY
ISBN 13
9784798068169   COPY
ISBN 10h
4-7980-6816-0   COPY
ISBN 10
4798068160   COPY
出版者記号
7980   COPY
Cコード
C3055  
3:専門 0:単行本 55:電子通信
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年2月14日
書店発売日
登録日
2022年11月30日
最終更新日
2024年1月24日
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紹介

 「よいコード」と「悪いコード」の違いは、どこにあるのでしょうか。もちろん、どんな立場で、何を作るのかなどによって、その定義は変わってきます。
 本書では、プロの「ソフトウェアエンジニア」として、堅牢で信頼性が⾼く、保守しやすく、チームメンバーが理解や適応しやすいコードを作成するための概念と実用的な⼿法を、Googleでテックリードを務める著者が解説しています。
 本書では、まず「高品質なコードを書く」ために、次の4つのゴールを設定しています。
 1. 正しく動くこと
 2. 正しく動作し続けること
 3. 要件の変更に対応しやすいこと
 4. 車輪の再発明をしないこと
 そして、これを達成するための戦略として、「コード品質の6つの柱」を次のように示しています。
 1. コードを読みやすくする
 2. 想定外の事態をなくす
 3. 誤用しにくいコードを書く
 4. コードをモジュール化する
 5. コードを再利用、汎用化しやすくする
 6. テストしやすいコードを書き、適切にテストする
 本書では、この6つの柱に沿って、ソフトウェアエンジニアとしてコードを書く際のアドバイスが述べられています。著者の知識と経験が、具体的かつ実用的に言語化されています。
 本書は、経験が3年以内のソフトウェアエンジニアをターゲットとして執筆されていますが、チームで開発を行う際のリファレンスとしても利用できるでしょう。あるいは、経験のあるエンジニアであっても、自分の経験を整理し、言語化するための便覧としても使えるはずです。そして、チーム開発で、他のエンジニアをメンタリングするための便利なリソースとしても活用できます。

目次

Part 1 理論編
 Chapter 1 コードの品質
 Chapter 2 抽象化レイヤー
 Chapter 3 コードでの契約
 Chapter 4 エラー
Part 2 実践編
 Chapter 5 コードを読みやすくする
 Chapter 6 想定外の事態をなくす
 Chapter 7 誤用しにくいコードを書く
 Chapter 8 コードをモジュール化する
 Chapter 9 コードを再利用、汎用化しやすくする
Part 3 ユニットテスト編
 Chapter 10 ユニットテストの原則
 Chapter 11 ユニットテストの実践
Appendix 付録
 A チョコレートブラウニーのレシピ
 B null安全とオプション
 C 追加のコード例

著者プロフィール

Tom Long  (トムロング)  (著/文

Googleのソフトウェアエンジニアで、テックリードとして働いています。さまざまなタスクの中でも、特にプロとしてのコーディングベストプラクティス分野において、新人エンジニアを定期的にメンタリングしています。

秋勇紀  (アキユウキ)  (翻訳

LINE株式会社ディベロッパーエクスペリエンス開発チーム ソフトウェアエンジニア。
2019年3月に九州工業大学情報工学部卒業後、LINE Fukuoka株式会社に入社、2022年LINE株式会社に転籍。福岡に在住しながら東京のチームにフルリモートで勤務。専門は、iOSアプリケーション開発やビルド環境の改善といったモバイル関連のDevOpsなど。業務の傍ら、さまざまなオープンソースソフトウェアへのコントリビュート、アメリカ、ヨーロッパなどの海外カンファレンス登壇を行う。

高田新山  (タカタシンザン)  (翻訳

LINE Fukuoka株式会社App Development室 iOSエンジニア。
福岡で働くiOSエンジニア。異業種からエンジニアへと転職後、受託開発企業、ベンチャー企業などを経て、2020
年4月に東京から福岡への移住と同時にLINE Fukuoka株式会社に入社。以前は、Java、PHP、C#、JavaScriptなどでフロントエンド、バックエンドの開発も行っていた。個人の活動としては、『The Swift Programming Language 』の日本語版(https://www.swiftlangjp.com/)の作成などを行っている。

山本大祐  (ヤマモトダイスケ)  (監修

株式会社オプティム ディレクター。IPA 未踏ユーススーパークリエータ。
1983年、静岡県静岡市生まれ。学生時代にプログラミング言語「ActiveBasic」を開発。2005年、IPA未踏ユー
ススーパークリエイタ認定。2006年、株式会社オプティムに参画し、2017年に同社の執行役員(ディレクター)に就任。著書に『ActiveBasicオフィシャルユーザーズガイド』(毎日コミュニケーションズ)、『AIプロジェクト実践読本』(マイナビ出版)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。