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カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体 西森マリー(著/文) - 秀和システム
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カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体 (カバールノミンシュウセンノウソウチトシテノハリウッドエイガノショウタイ)

社会科学
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四六判
336ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7980-6694-3   COPY
ISBN 13
9784798066943   COPY
ISBN 10h
4-7980-6694-X   COPY
ISBN 10
479806694X   COPY
出版者記号
7980   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年2月21日
最終更新日
2022年11月24日
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紹介

トム・ハンクス、レオナルド・ディカプリオ、マット・デーモン、マリリン・モンロー、ウォールト・ディズニー……は完全にカバールの手下!
アメリカ在住のジャーナリストが、軍娯楽複合体(ミリタリーエンターテインメント・コンプレックス)の悪魔のマインドコントロールを暴露する。ハリウッドの映画産業は、アメリカと世界を陰から支配する欧米特権階級の意向を体現する民衆洗脳装置に成り下がっている。これからこんな世界が訪れますよ、世界はだんだんこんなふうになりますよ、というメッセージを映画に忍び込ませて、民衆を洗脳している。本書では、その「洗脳」の実態を個々の映画作品をつぶさに見て実証していく。
本書の最大の特徴は、日本で公開前宣伝や前評判に触発されて見ている大多数の映画視聴者がほとんど気づくことのない裏事情をたくさん暴露していることである。それは、制作過程においてプロット、キャスティング等に働く「上からの圧力」、映画の1シーンに埋め込まれた一見無意味に見えるが、じつは恐ろしいメッセージ、俳優・女優たちを含めハリウッド産業で働く者たちが「裏切り者」にならぬようにどのように業界に取り込まれていくかという、その実態、などなど、まさに目からうろこの驚愕情報満載の1冊である。

【章目次】
第1章 プロパガンダ映画の黎明 ―― 第1次世界大戦
第2章 プロパガンダ映画への全面協力 ―― 第2次世界大戦
第3章 ペンタゴンとCIA
第4章 FBIの影響力
第5章 戦争、紛争、テロ、革命
第6章 ホロコースト、ユダヤ人差別もの
第7章 噓の上塗り、フェイク・ヒストリー
第8章 リミティド・ハングアウト ~限定的露呈~
第9章 イリュージョンの刷り込み
第10章 予知映画
第11章 ソーシャル・エンジニアリング
第12章 アートも音楽もマインド・コントロールの道具
 

目次

監修者のことば
はじめに ―― この本を楽しむための予備知識

第1章 プロパガンダ映画の黎明 ―― 第1次世界大戦
 英・戦争宣伝局(ウェリントン・ハウス)という偽情報制作機関
 爆薬を輸送していたルシタニア号

第2章 プロパガンダ映画への全面協力 ―― 第2次世界大戦
 ドイツへの反感を強化した『美女ありき』
 スパイ活動のほかプロパガンダも担ったOSS(戦略情報局)
 強まるOSSとハリウッドの関係
 短編映画『ロード・トゥ・ヴィクトリー』
 OWI(戦時情報局)の設立により一貫性のあるプロパガンダを拡散
 OWIの映画製作配給7つの原則
『カサブランカ』は恋愛映画ではありません
 制作された数百本の戦争プロパガンダ映画
 ディズニーは120%大政翼賛

第3章 ペンタゴンとCIA
 ミリタリーエンターテインメント・コンプレクス(軍娯楽複合体)
 国防省広報局のハリウッド担当、フィル・ストラブ
「アメリカ軍は正義の味方!」を植えつけろ
 国務省傘下のCIAはもっとあくどい
 CIAはどんな監督・脚本家、有名スターでも黙らせる
 ペンタゴンが〝イノシシ〟なら、CIAは〝クモ〟
 ヒッチコックもCIAに使われた

第4章 FBIの影響力
 ハリウッドスターも監視したフーヴァーFBI長官
 従わなければ〝人格抹殺〟
 どんな修正、改ざん、カットが行われるか

第5章 戦争、紛争、テロ、革命
 フランス革命もの ――『マリー・アントワネット』
 ナポレオンもの ――『ワーテルロー』他
 南北戦争もの ――『風と共に去りぬ』、『グローリー』
 ロシア革命もの ――『追想』、『ドクトル・ジバゴ』
 第2次世界大戦もの⑴ ――『パットン大戦車軍団』
 第2次世界大戦もの⑵ ――『プライベート・ライアン』『パールハーバー』
 ロシアの脅威・冷戦もの ――『007/ロシアより愛をこめて』『若き勇者たち』他
 ロシアの脅威・ポスト冷戦もの ――『ロシア・ハウス』『クリムゾン・タイド』他
 ベトナムもの ――『ディア・ハンター』『地獄の黙示録』他
 中東もの ――『アラビアのロレンス』『エンテベの勝利』他
 ムジャーヒディーンもの ――『ランボー3/怒りのアフガン』他
 9・11もの ――『ユナイテッド93』『ワールド・トレード・センター』他
 アフリカの紛争もの ――『レッド・スコーピオン』

第6章 ホロコースト、ユダヤ人差別もの
 長蛇の作品リスト
『シンドラーのリスト』に記された但し書き
 600万人という数字

第7章 噓の上塗り、フェイク・ヒストリー
 十字軍、テンプル騎士団もの ―― 軍事と金融の癒着の隠蔽
 リンカーン暗殺もの ―― 本当はリンカーンを憎んでいた北部の銀行家
 連邦銀行もの ―― タイタニック沈没の真実
 フォークランド紛争もの ―― 英国海軍、石油会社のグラディオ
 フランクリン・ルーズヴェルトもの ―― 米国史上最悪の大統領を糊塗
 ローザ・パークスもの ―― 驚きの公民権運動勝利のシンボル
 イスラム教テロもの ―― フェイク映像は簡単に作れる

第8章 リミティド・ハングアウト ~限定的露呈~
 大きな機密を守るために小さな機密をわざと漏らす
「ジャーナリストは正義の味方」という誤認を広めた映画
 CIAの犯罪を隠蔽するための映画
 グラディオ、資金洗浄、爆弾テロの真実を隠蔽するために

第9章 イリルージョンの刷り込み
 イングランド王族もの ――〝英国王室は名誉ある家族〟という噓
 ウォール・ストリートもの ――〝誰でも株で儲けられる〟という幻想
 サクセス・ストーリーもの ―― 本当は〝私たちはみな借金奴隷〟
 奴隷もの ――〝奴隷がいたのは大昔のこと〟という幻想
 弁護士もの ――〝アメリカの司法制度は公正〟という幻想
 政治もの ――〝2大政党制は機能している〟という幻想
 陰謀もの⑴ ――〝気象兵器は存在しない〟と思う人こそ陰謀論者
 陰謀もの⑵ ――〝政府による人殺しなど映画の中でしかあり得ない“という幻想
 エイリアンもの ――〝宇宙人が攻めてくる!〟に気をつけろ
〝小さな幸せで満足しよう!〟も立派なサイオプ

第10章 予知映画
 007シリーズ ―― 近未来情報がいっぱい
 宇宙もの ――『2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』他
 サイボーグ/ロボット/アンドロイド/AIもの ――〝まもなく現実になりますよ〟
 記憶操作/マインド・コントロール/VRもの ―― 現実世界の不満を爆発させない
 クローン/臓器搾取もの ―― すでに現実化、ただし超富裕層だけ
 人体交換もの ―― 来る受け容れの日のための心の準備
 異種間恋愛・友情もの ――〝超人〟やハイブリッド人間に慣れさせる
 人口削減・食糧不足・階級闘争もの ―― ディストピア映画の真骨頂
 ナチスSFもの ―― なぜ〝彼ら〟は南極に行くのか
 危険な未来もの ―― アメリカがディストピア化する
 警察国家/監視もの ―― このディストピアならすでに現実化した
 パンデミック/伝染病もの ―― コロナウィルスへの心の予行演習
 環境破壊/地球温暖化もの ―― 地球を壊しているのは本当は誰か
 オバマ政権2期目以降のディストピアもの ――〝無駄な抵抗はやめよ〟という警告

第11章 ソウシャル・エンジニアリング
 ダイアモンドは永遠の愛の印 ――『ダイアモンドは永遠に』他 
 タバコはクール ――『アイ・ラヴ・ルーシー』他
 プロダクト・プレイスメント ―― 映画の中でのブランドの宣伝
 ペドフィリアの通常化 ――『ロリータ』『アメリカン・ビューティー』他
 ヒッピーもの ――『イージー・ライダー』『ヘアー』他
 女権拡大/働く女性/ハウスハズバンド美化もの
 シングル・マザー謳歌もの
 LGBTもの
〝過剰社会的正義の追究者(SJW)〟
〝白雪姫をやめて黒雪姫を、白鳥の湖の代わりに黒鳥の湖を〟

第12章 アートも音楽もマインド・コントロールの道具
 アートもカバールのサイオプの道具だった
 カウンター・カルチャーのミュージシャンの多くが軍人の子どもなのはなぜ
〝ホテル・カリフォルニア〟の歌詞の意味

あとがき

著者プロフィール

西森マリー  (ニシモリマリー)  (著/文

西森マリー(にしもり まりー)
ジャーナリスト。エジプトのカイロ大学で比較心理学を専攻。イスラム教徒。1989年から1994年までNHK教育テレビ「英会話」講師、NHK海外向け英語放送のDJ、テレビ朝日系「CNNモーニング」のキャスターなどを歴任。1998年、拠点をアメリカのテキサスに移し、ジャーナリストとして活躍している。著書に『ディープ・ステイトの真実』『世界人類の99.99%を支配するカバールの正体』(以上、秀和システム)、『ギリシア・ローマ神話を知れば英語はもっと上達する』〈講談社〉、『ドナルド・トランプはなぜ大統領になれたのか? アメリカを蝕むリベラル・エリートの真実』(星海社新書)ほか多数。

副島隆彦  (ソエジマタカヒコ)  (監修

副島隆彦(そえじま たかひこ)
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、法制度、金融・経済、社会時事、歴史、英語研究、映画評論の分野で画期的な業績を展開。「日本属国論」と米国政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続ける。主著に『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫)、『決定版 属国・日本論』(PHP研究所)、近著に『「知の巨人」が暴く世界の常識はウソばかり』(佐藤優氏との共著)、『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』(以上ビジネス社)、『コロナ対策経済で大不況の突入する世界』(祥伝社)、『目の前に迫り来る大暴落』(徳間書店)、『裏切られたトランプ革命』(秀和システム)ほか、著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。