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飲んではいけない!薬と感染症 “コロナ特効”ホンマかいな?
- 書店発売日
- 2020年11月26日
- 登録日
- 2020年10月30日
- 最終更新日
- 2020年11月19日
紹介
本書は、新型の感染症(SARS-CoV-2)と薬・ワクチンの話題に絞り、既存薬の効果、新薬開発の展望、治療中での他の薬剤との関係、ワクチン候補の話、免疫力向上の秘訣等々、しっかりしたエビデンスに基づく最新の正しい情報を提供する。
もし感染して発熱しても、きつ解熱剤は絶対使ってはいけない!
目次
はじめに
序 章 病気と自然治癒――重症化防止に必須の免疫力
1.病気と自然治癒力――人は少しの変化は元に戻す力をもっている
2.傷が大きく、睡眠時間が短いと、傷が宵越しに
3.重層している生体防御システム
第1章 新型コロナウイルスSARS-CoV-2と感染症
1.コロナウイルスの一種
2.空気感染もある――WHOも認めた
3.低温・乾燥で生き続け、高温・多湿、紫外線で死ぬ
4.ACE2を受容体として感染することも同じ
5.高齢者は感染しやすく重症化しやすい
6.最終的にどの程度が感染するのか
7.重症化の危険――慢性の病気と喫煙で3~8倍
8.慢性疾患や喫煙は体に傷をつくる
9.傷があると受容体ACE2が増える
10.かぜで高齢者の重症化が目立たないのはなぜ?
第2章 高温・多湿が苦手、空気感染するウイルスについて
1.夏には軽症、冬には重症化の危険性あり
2.マスクは、保温・保湿するため感染・発病防止に最も有効
第3章 解熱剤・ステロイド剤などで熱を下げてはいけない
1.きつい解熱剤(非ステロイド抗炎症剤)は絶対使わない
2.アセトアミノフェンでも冷却でも強力な解熱は死亡を増やす
3.ステロイド剤は、発熱早期には特に害が大きい
第4章 免疫を下げる薬剤を避けること
1.発熱にタミフルやゾフルーザを使ってはいけない
2.降圧剤は、やはり免疫を落とす
3.その他にも免疫を落とす薬剤は多い
第5章 COVID-19に効く薬剤はなさそう
1.新薬承認システㇺの基本が無視され始めている
2.レムデシビルの承認の特例ぶり――実際は限りなく無効
3.アビガンは抗がん剤なみの毒性――承認してはならない
4.副腎機能低下の重症例には、補充ステロイドは有効、軽症には有害
5.モノクローナル抗体も大いに問題あり
6.その他――カレトラ、クロロキン、トシリズマブ、シクレソニドなどについて
第6章 感染症とワクチンの話
1.SARS-CoV-2に対して抗体ができれば安心か?
2.ワクチンでできる抗体とは
3.SARS-CoV-2ワクチン候補について
4.ワクチン候補の様々な製法
5.動物実験で確認されていること
6.臨床試験では感染防御能不明
7.多発性硬化症と横断性脊髄炎の害
8.アジュバントの害
9.その他の害の懸念
10.まとめ
第7章 新型感染症に負けない体のつくり方
1.何よりも重要な睡眠時間の確保
2.新型感染症に負けない体のつくり方、チェック13項目
3.身体を壊す原因、チェック10項目
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。