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飲んではいけない!薬と感染症 “コロナ特効”ホンマかいな? 浜六郎(著/文) - 秀和システム
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飲んではいけない!薬と感染症 “コロナ特効”ホンマかいな? (ノンデハイケナイクスリトカンセンショウ コロナトッコウホンマカイナ)

医学
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四六判
240ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-7980-6255-6   COPY
ISBN 13
9784798062556   COPY
ISBN 10h
4-7980-6255-3   COPY
ISBN 10
4798062553   COPY
出版者記号
7980   COPY
Cコード
C0047  
0:一般 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年10月30日
最終更新日
2020年11月19日
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紹介

本書は、新型の感染症(SARS-CoV-2)と薬・ワクチンの話題に絞り、既存薬の効果、新薬開発の展望、治療中での他の薬剤との関係、ワクチン候補の話、免疫力向上の秘訣等々、しっかりしたエビデンスに基づく最新の正しい情報を提供する。
もし感染して発熱しても、きつ解熱剤は絶対使ってはいけない!

目次

はじめに

序 章 病気と自然治癒――重症化防止に必須の免疫力
1.病気と自然治癒力――人は少しの変化は元に戻す力をもっている
2.傷が大きく、睡眠時間が短いと、傷が宵越しに
3.重層している生体防御システム

第1章 新型コロナウイルスSARS-CoV-2と感染症
1.コロナウイルスの一種
2.空気感染もある――WHOも認めた
3.低温・乾燥で生き続け、高温・多湿、紫外線で死ぬ
4.ACE2を受容体として感染することも同じ
5.高齢者は感染しやすく重症化しやすい
6.最終的にどの程度が感染するのか
7.重症化の危険――慢性の病気と喫煙で3~8倍
8.慢性疾患や喫煙は体に傷をつくる
9.傷があると受容体ACE2が増える
10.かぜで高齢者の重症化が目立たないのはなぜ?

第2章 高温・多湿が苦手、空気感染するウイルスについて
1.夏には軽症、冬には重症化の危険性あり
2.マスクは、保温・保湿するため感染・発病防止に最も有効

第3章 解熱剤・ステロイド剤などで熱を下げてはいけない
1.きつい解熱剤(非ステロイド抗炎症剤)は絶対使わない
2.アセトアミノフェンでも冷却でも強力な解熱は死亡を増やす
3.ステロイド剤は、発熱早期には特に害が大きい

第4章 免疫を下げる薬剤を避けること
1.発熱にタミフルやゾフルーザを使ってはいけない
2.降圧剤は、やはり免疫を落とす
3.その他にも免疫を落とす薬剤は多い

第5章 COVID-19に効く薬剤はなさそう
1.新薬承認システㇺの基本が無視され始めている
2.レムデシビルの承認の特例ぶり――実際は限りなく無効
3.アビガンは抗がん剤なみの毒性――承認してはならない
4.副腎機能低下の重症例には、補充ステロイドは有効、軽症には有害
5.モノクローナル抗体も大いに問題あり
6.その他――カレトラ、クロロキン、トシリズマブ、シクレソニドなどについて

第6章 感染症とワクチンの話
1.SARS-CoV-2に対して抗体ができれば安心か?
2.ワクチンでできる抗体とは
3.SARS-CoV-2ワクチン候補について
4.ワクチン候補の様々な製法
5.動物実験で確認されていること
6.臨床試験では感染防御能不明
7.多発性硬化症と横断性脊髄炎の害
8.アジュバントの害
9.その他の害の懸念
10.まとめ

第7章 新型感染症に負けない体のつくり方
1.何よりも重要な睡眠時間の確保
2.新型感染症に負けない体のつくり方、チェック13項目
3.身体を壊す原因、チェック10項目

あとがき

著者プロフィール

浜六郎  (ハマロクロウ)  (著/文

浜 六郎(はま ろくろう)
医師(内科・疫学)。1945年、徳島県生まれ。1969年、大阪大学医学部を卒業後、大阪府衛生部を経て、1997年まで阪南中央病院に勤務。1997年、医薬ビジランスセンターを設立。製薬企業から独立した専門家向け医薬品情報誌『TIP(正しい治療と薬の情報)』を創刊(1986年)、副編集長。一般向け医薬品情報誌『薬のチェックは命のチェック』(季刊)を創刊(2001年)。2015年から両誌を統合し、「薬のチェック」とし、現在に至る。著書に『薬害はなぜなくならないか』(1996年、日本評論社)、『ひとめでわかる のんではいけない薬大事典』『読んでやめる精神の薬』(以上、金曜日)、『「薬のやめ方」事典』(三五館)、『高血圧は薬で下げるな!』(KADOKAWA)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。