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図解入門よくわかる最新IoTシステムの導入と運用
- 初版年月日
- 2020年7月11日
- 書店発売日
- 2020年7月1日
- 登録日
- 2020年5月26日
- 最終更新日
- 2020年6月30日
紹介
■あらゆるモノがインターネットにつながって情報を共有する「IoT」のシステム化・システム構築についてやさしく学べる本です。
■「IoTシステム」は、
①サーバー、ネットワーク、デバイスの3階層で構成され、
②しかもそれが、
(1)従来型の業務システムにアドオンするタイプ(コンビニ自動決済、レジ、工場の画像による自動化など)
(2)新型のIoTシステム(ドラレコで取得した情報の分析、農業、スマホによる個人の行動分析システムなど)
の二つに分類されます。
■企業で使える「IoTシステム」を構築するには、上記の①3階層に対する経験とともに、②従来型と新型の業務システムの二つを含めた経験が求められ、まだまだ周知の技術ではありません。そこで、このような状況を前提に、
・これからIoTシステムについて学習したい方
・導入の検討をしている方
・導入を進めていて参考となる情報がほしい方
に対して、「IoTシステムとはどんなものか」「どうすればうまく構築できるのか」「導入と運用のポイントは?」をやさしく解説します。
目次
■第1章 IoTシステムの基本
1-1 なぜIoTシステムが必要なのか
1-2 IoTシステムとは
1-3 システムとしての特徴
1-4 3層構造のシステム
1-5 従来型の業務システムとの違い
1-6 主要な3つの目的
1-7 システムとしての実装の形態
1-8 多種多様なシステム
1-9 IoTが新たなビジネスを創る
1-10 IoTならではのシステム企画
1-11 システム導入に向けての留意点
■第2章 市場動向
2-1 国内IoT市場規模
2-2 先行する製造業
2-3 追う流通業
2-4 技術革新と低価格化
2-5 新しいシステムの潮流
2-6 AIとIoTの関係
2-7 システム開発におけるAIとIoTの関係
■第3章 IoTシステムのデバイス
3-1 IoTシステムの構成要素
3-2 デバイスとセンサーの概要
3-3 移動の認識~単体駆動のデバイス
3-4 移動の認識~複数構成のデバイス:GPS
3-5 移動の認識~複数構成のデバイス:ビーコン
3-6 複数構成のデバイス~RFID
3-7 複数構成のデバイス~Zigbee
3-8 画像の認識
3-9 音声の認識
3-10 環境の状況の認識
3-11 人体の状況の認識
3-12 デバイスとセンサーで押さえるべきこと
3-13 電波強度
■第4章 IoTシステムのネットワーク
4-1 従来型のシステムのネットワーク
4-2 デバイスとゲートウェイ間の通信
4-3 ゲートウェイとエッジ
4-4 エッジとサーバー間のネットワーク
4-5 LPWA
4-6 Sigfoxの概要
4-7 最適なネットワークの選定
4-8 データの形式
4-9 5Gでできること
4-10 Raspberry Piの概要
■第5章 サーバー
5-1 サーバーで実行する処理
5-2 データ分析
5-3 サーバーの性能見積もり
5-4 クラウドの利用
5-5 データベースの選定
5-6 時刻の同期
5-7 デバイスと別システムの制御
5-8 外部のデータの活用
5-9 サーバーが中心のシステム
5-10 新しいIoTシステムの世界
■第6章 導入に向けて
6-1 企画の重要性
6-2 プロジェクトと開発の体制
6-3 企画とPoCの担当者
6-4 PoCに際しての心構え
6-5 PoCで実証すること
6-6 デバイスでの留意点
6-7 レスポンスタイムとレイテンシー
6-8 処理方式
6-9 データの削除
6-10 開発工程や稼働後に生ずる問題
6-11 IoTシステム事例
■第7章 運用管理とセキュリティ
7-1 稼働後の管理
7-2 運用管理
7-3 障害対応
7-4 セキュリティ対策の心構え
7-5 IoTセキュリティガイドライン
7-6 実際のセキュリティ対策
7-7 DMZとファイアウォール
7-8 セキュリティ対策の確認
7-9 最速で立ち上げるIoTシステム
上記内容は本書刊行時のものです。