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目の見えない白鳥さんとアートを見にいく 川内 有緒(著/文) - 集英社インターナショナル
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目の見えない白鳥さんとアートを見にいく (メノミエナイシラトリサントアートヲミニイク)

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四六判
縦188mm 横131mm 厚さ27mm
重さ 420g
336ページ
定価 2,100円+税
ISBN
978-4-7976-7399-9   COPY
ISBN 13
9784797673999   COPY
ISBN 10h
4-7976-7399-0   COPY
ISBN 10
4797673990   COPY
出版者記号
7976   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年7月14日
最終更新日
2024年3月11日
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書評掲載情報

2021-10-16 日本経済新聞  朝刊
評者: 大竹昭子(作家)
2021-09-19 産經新聞  朝刊
2021-09-18 毎日新聞  朝刊
評者: 和田靜香(ライター)
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紹介

見えない人と見るからこそ、見えてくる!
全盲の白鳥建二さんとアート作品を鑑賞することにより、浮かびあがってくる社会や人間の真実、アートの力――。

「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」
という友人マイティの一言で、「全盲の美術鑑賞者」とアートを巡るというユニークな旅が始まった。
白鳥さんや友人たちと絵画や仏像、現代美術を前に会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。
視覚や記憶の不思議、アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒にいること。
そこに白鳥さんの人生、美術鑑賞をする理由などが織り込まれ、壮大で温かい人間の物語が紡がれていく。
見えない人と一緒にアートを見る旅は、私たちをどこに連れていってくれるのか。

軽やかで明るい筆致の文章で、美術館めぐりの追体験を楽しみながら、社会を考え、人間を考え、自分自身を見つめ直すことができる、まったく新しいノンフィクション!
開高健ノンフィクション賞受賞後第一作!

岸田奈美さん(作家)推薦!
誰かとわかりあえない寂しさを、 幸福な余白に変えてくれる本でした。

本書に掲載された作品:
ピエール・ボナール、パブロ・ピカソ、クリスチャン・ボルタンスキー、興福寺の仏像、風間サチコの木版画、大竹伸朗の絵画、マリーナ・アブラモヴィッチの《夢の家》、Q&XL(NPO法人スィング、ヂョン・ヨンドゥのビデオ作品など。

・カラー作品画像多数掲載!
・会話から作品を想像していただくために、本文ページでは見せていない大型作品をカバー裏面に掲載!

川内有緒(かわうちありお)
ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。 映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、あっさりとその道を断念。
行き当たりばったりに渡米したあと、中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学で中南米地域研究学修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。
『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で、新田次郎文学賞を、『空をゆく巨人』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞。
著書に『パリでメシを食う。』『パリの国連で夢を食う。』(共に幻冬舎文庫)、『晴れたら空に骨まいて』(講談社文庫)、『バウルを探して〈完全版〉』(三輪舎)など。
白鳥建二さんを追ったドキュメンタリー映画『白い鳥』の共同監督。
現在は子育てをしながら、執筆や旅を続け、小さなギャラリー「山小屋」(東京)を家族で運営する。趣味は美術鑑賞とD.I.Y。「生まれ変わったら冒険家になりたい」が口癖。

上記内容は本書刊行時のものです。