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なぜリベラルは敗け続けるのか 岡田 憲治(著/文) - 集英社インターナショナル
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なぜリベラルは敗け続けるのか (ナゼリベラルハマケツヅケルノカ)

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四六判
縦188mm 横131mm 厚さ19mm
重さ 310g
256ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7976-7373-9   COPY
ISBN 13
9784797673739   COPY
ISBN 10h
4-7976-7373-7   COPY
ISBN 10
4797673737   COPY
出版者記号
7976   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年4月13日
最終更新日
2019年5月24日
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書評掲載情報

2022-05-14 朝日新聞  朝刊
評者: 阿古智子(東京大学教授・現代中国研究)
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紹介

私は本書執筆で「友」を喪う覚悟を決めた──著者
リベラルで知られる政治学者が書き下ろす警世の書。
いつまでも「オトナ」になれない日本の野党勢力を痛烈に批判する。

〈本書のもくじ〉
プロローグ オトナになれない私たち
第一章 なぜリベラルは「友だち」が増やせないのか
第二章 善悪二分法からは「政治」は生まれない
第三章 なぜ「支持政党なし」ではダメなのか
第四章「議論のための議論」から卒業しよう
第五章 すべての政治は失敗する
第六章「お説教」からは何も生まれない
第七章「ゼニカネ」の話で政治をしたい
第八章 議員には議員の仕事がある、ということ
第九章 なぜ私たちは「協力」しあえないのか
第十章 現実に立ち向かうための「リアリズム」
エピローグ 政治に「進歩」はあるのか

〈作者について〉
1962年東京生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了(政治学博士)。専修大学法学部教授。専攻は現代デモクラシー論。
著書に『権利としてのデモクラシー』(勁草書房)、『言葉が足りないとサルになる』、『静かに「政治」の話を続けよう』(共に亜紀書房)、
『ええ、政治ですが、それが何か?』(明石書店)。インターネット・ラジオ「路地裏政治学」他(ラジオデイズ)など各種メディアにて発言・寄稿。

<著者の言葉より>
私はこれまで本を書くことで、たくさんの人たちと友人になることができました。
思いを共有できるとは、本当にうれしいことです。「思っていたことを代弁してくれた」と言われれば、物書き冥利に尽きるというものです。
しかし、今回は、ひょっとすると、これまで友人だと思っていた人たちから「さよなら」をされるかもしれません。「よく言ってくれた」ではなく、
「そんな人だと思わなかった」という言葉が返ってくるかもしれません。
でも私はこの本を書きました。見たいものだけを見て安心し、もう決めてしまったことを再確認することを続けていても、これ以上に友人を増やすこともできませんし、それでは世界は変わらないと思ったからです。
友を失い、そしてまた新しき友を得るための「安心しにくい」答えと、それを導くきっかけを、身もだえしながらこれから示そうと思います。(「はしがき」を再編集)

上記内容は本書刊行時のものです。