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IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書
- 書店発売日
- 2017年10月20日
- 登録日
- 2017年7月27日
- 最終更新日
- 2017年9月30日
紹介
IoT(モノのインターネット)では、さまざまなセンサーを搭載したデバイスを使って、音、振動、電圧、気温、湿度、流量など現実の環境の状態を把握します。得られた情報は、インターネットを介してクラウドなどで処理し、活用やフィードバックを行っていきます。接続されるセンサーを搭載したデバイス数は、これから数年で数百億台にもなると予想されています。
これから激増していくIoTシステムを構築・活用していくのに必須となる知識と活用方法を、センサーの種類や取得できるデータの特徴から、通信方式、データを蓄積、分析する方法などまでしっかり解説しています。デバイスの設置や無線通信で問題になるセキュリティなど、運用に関する課題についても理解しておくべきポイントと対策まで紹介しています。
IoTシステムにかかわるソフト、ハードのすべてのエンジニアに必携の書籍です。
目次
第1章 IoTの現状と取り巻く環境
1.1 バズワードではなくなったIoTの現状
1.2 IoTを実現する技術要素と必要とされる背景
1.3 IoTの市場規模と将来性
1.4 人もデータもプロセスもすべてをつなげるIoT
1.5 IoTの本質はデータ活用によるデジタルとアナログの融合
第2章 IoTアーキテクチャの構成要素
2.1 IoTシステムの全体像と構成する要素
2.2 IoTプラットフォームの重要性
2.3 IoTの弱みであった通信技術の革新
2.4 乱立するローカルネットワーク規格
2.5 エッジコンピューティングの出現
第3章 さまざまなデータソース
3.1 デバイスから収集されるデータの例
3.2 設備から収集されるデータの例
3.3 車は重要なデータソース
3.4 データ検知に不可欠なセンサー
3.5 センサーデータの具体例とその活用方法
第4章 IoTデータの収集・蓄積の基本と活用までのプロセス
4.1 IoTのデータの特徴
4.2 IoTデータ収集から集約までのプロセスとポイント
4.3 データ収集から集約までを支えるテクノロジーとインフラ
第5章 データの活用を見据えた分析の必要性
5.1 データの活用を見据えた分析と可視化の必要性
5.2 データ分析ツールの活用
5.3 データ活用のための統計知識
5.4 他データとの掛け合わせによって得られる示唆の可能性
5.5 さまざまなセンサーデータの可能性
5.6 AIによるデータの活用
5.7 データ活用としての通知や制御(フィードバック)
第6章 今後重要となるIoTシステムの運用
6.1 IoTシステムにおける運用の懸念点
6.2 IoTシステムを運用するポイント
6.3 増殖するアプリケーションの統廃合
6.4 電池やセンサー機器の交換に関する問題
6.5 設置環境に配慮した運用
第7章 トータルな対応が求められるIoTの安全性
7.1 急増するIoTデバイスのセキュリティインシデント
7.2 求められるトータルなセキュリティ
7.3 IoTのデバイスを中心に捉えたときのセキュリティ対策
7.4 セキュリティに関するIoT向けソリューション
7.5 IoTに求められる情報セキュリティのこれから
第8章 サービス展開をするシステムの考え方
8.1 IoTビジネスにおけるサービスの必要性と検討視点
8.2 共通プラットフォームでの実装の重要性
8.3 サービス重畳モデルと課金の考え方
8.4 収集したデータの共有活用
8.5 継続的なサービス開発投資の必要性
上記内容は本書刊行時のものです。