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環境法研究 第12号
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年5月25日
- 書店発売日
- 2021年5月28日
- 登録日
- 2021年5月21日
- 最終更新日
- 2021年5月25日
紹介
◆現代的課題を多角的に捉える/★特集★ 特集:気候変動をめぐる法政策
〈特集〉は「気候変動をめぐる法政策」として、日本国内の動向に関する3論文(大塚、柳、角倉)、イギリス、ドイツ、中国、オーストラリアに関する4論文(奥、勢一、奥田、中村)を収録。ほかに大塚・佐伯の翻訳による「フランス民法改正2017年草案に対するパリ控訴院の報告書について」も掲載。最新のテーマによる、充実した最新の研究情報を発信する。
目次
『環境法研究第12号』
大塚 直(早稲田大学大学院法務研究科教授) 責任編集
【目 次】
はしがき〔大塚 直〕
〈特集〉気候変動を巡る法政策
1 わが国における温暖化対策の現状と課題(序説)〔大塚 直〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ パリ協定に関連するわが国の取組
Ⅲ 従来の温暖化対策に関連する法・政策の評価
Ⅳ わが国の取組に関する課題
Ⅴ 結びに代えて
2 CCS法制度・政策戦略に関する統合的研究〔柳 憲一郎〕
はじめに
Ⅰ 本研究の目的
Ⅱ 研究方法
Ⅲ 研究成果
まとめにかえて
3 気候変動適応法の展開〔角倉一郎〕
Ⅰ 気候変動適応法の意義
Ⅱ 気候変動適応法制定の背景と経緯
Ⅲ 気候変動適応法の主なポイント
Ⅳ 気候変動適応法制定後の展開
Ⅴ あとがき:気候変動適応法成立の政治力学
4 イギリス(UK)における気候変動法政策の動向〔奥 真美〕
Ⅰ イギリスにおける気候変動政策の経緯―2008年気候変動法成立に至るまで
Ⅱ 2008年気候変動法の概要
Ⅲ 2008年気候変動法成立以降の動向
5 ドイツにおける気候変動法制の進展〔勢一智子〕
Ⅰ はじめに―2019年のインパクト
Ⅱ ドイツ気候変動防止法政策の概要―パリ協定以降の動向
Ⅲ 環境法理論における気候変動防止法
Ⅳ 連邦気候変動防止法の制定
Ⅴ 気候政策パッケージとその具体化
Ⅵ 脱石炭政策の動向
Ⅶ まとめにかえて―ドイツ気候政策の特色:日本との比較から
6 中国における気候変動法制の進展〔奥田進一〕
はじめに
Ⅰ エネルギー発展第13次5か年計画
Ⅱ 第13次5か年計画のための温室効果ガス排出抑制活動方法
Ⅲ 産業構造改革政策(2018年~2019年)
Ⅳ 省エネルギー効率向上政策(2018年~2019年)
Ⅴ エネルギー構造再構築政策(2018年~2019年)
Ⅵ 非エネルギー活動の温室効果ガスの排出抑制政策(2018年~2019年)
Ⅶ 炭素吸収源増加政策(2018年~2019年)
Ⅷ 地方政府におけるパイロット活動政策(2018年~2019年)
Ⅸ 関係法の整備状況
おわりに
7 豪州における気候変動法政策〔中村明寛〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 豪州の温室効果ガス排出量
Ⅲ 気候変動に関する緩和政策
Ⅳ 気候変動緩和策に関する法律
Ⅴ 気候変動法体制の課題
Ⅵ おわりに
〈翻訳〉フランス民法改正2017年草案に対するパリ控訴院の報告書について〔大塚 直=佐伯 誠 訳〕
上記内容は本書刊行時のものです。