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憲法研究 第6号 辻村 みよ子(責任編集) - 信山社出版
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憲法研究 第6号 (ケンポウケンキュウダイロクゴウ)

社会科学
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発行:信山社出版
菊変形判
縦222mm 横154mm 厚さ10mm
176ページ
並製
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-7972-6526-2   COPY
ISBN 13
9784797265262   COPY
ISBN 10h
4-7972-6526-4   COPY
ISBN 10
4797265264   COPY
出版者記号
7972   COPY
Cコード
C3332  
3:専門 3:全集・双書 32:法律
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年5月3日
書店発売日
登録日
2020年5月21日
最終更新日
2020年5月27日
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紹介

◆第6号特集:「知る権利」と「安全」―緊急事態宣言下に考える」―第一線の執筆陣が集って益々充実◆
巻頭は中村睦男教授に聞く「〈インタビュー〉人権論の体系と課題」(聞き手:齊藤正彰)。特集は、「「知る権利」と「安全」―緊急事態宣言下に考える」として、憲法原理の相互関係を含めた総合的な再検討を促す。〈特集1〉「知る権利」の到達点と課題に4論文(川岸、三宅、西土、寺田)、〈特集2〉現代社会の「安全」に4論文(小山、角田、成嶋、海渡)を掲載。憲法年表など資料も充実。

目次

『憲法研究第6号』
 辻村みよ子 責任編集 

【目  次】

◇特集:「知る権利」と「安全」◇

企画趣旨:「知る権利」と「安全」―緊急事態宣言下に考える〔辻村みよ子〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 第1特集―「知る権利」の到達点と課題
 Ⅲ 第2特集―現代社会の「安全」
 Ⅳ 人権体系論の再編にむけて

◇インタビュー◇
人権論の体系と課題―フランス社会権から先住民族の権利まで〔中村睦男 (聞き手)齊藤正彰〕

〈特集1〉「知る権利」の到達点と課題
1 知る権利論―憲法と情報公開法の相互浸透に向けて〔川岸令和〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 最高裁における二つの知る権利
 Ⅲ 知る権利―憲法上か制定法上か
 Ⅳ より広範な視点からの考察の必要性
 Ⅴ FOIAからの教訓
 Ⅵ 情報公開法の不断のアップデイトを

2 実務における知る権利の生成・展開と公文書管理―最近の事例から憲法政策として考える〔三宅 弘〕
 Ⅰ 実務における知る権利の生成・展開
 Ⅱ 憲法政策としてみた情報公開法制及び公文書管理法制の解釈適用
 Ⅲ 国民主権の理念にのっとる知る権利の保障としての情報公開法の不開示情報の解釈適用

3 「国民の知る権利」のメディア論―公共圏の変容と国民の知る権利論の応答〔西土彰一郎〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 国民の知る権利の基礎づけ
 Ⅲ 国民の知る権利に奉仕するマスメディア
 Ⅳ マスメディア法制の批判的分析
 Ⅴ ネットワーク化と国民の知る権利
 Ⅵ おわりに

4 情報化社会における「忘れられる権利」と「知る権利」〔寺田麻佑〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 情報化社会における「忘れられる権利」とプライバシー権
 Ⅲ 「忘れられる権利」を巡るEUの状況
 Ⅳ 「忘れられる権利」の日本における展開とオープンデータ
 Ⅴ おわりに

〈特集2〉現代社会の「安全」
5 監視と萎縮―基本権侵害の「水平的加算」序説〔小山 剛〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 侵害の加算

6 スウェーデンは遥かに遠いのか―刑法改正を考える〔角田由紀子〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 抗拒不能ないしは不同意を認定しながら無罪とした判決
 Ⅲ 犯罪にはならない不同意性交とはなにか
 Ⅳ なぜ,不同意でも無罪となるのか―現行の暴行・脅迫要件の背負っている歴史
 Ⅴ 改正されたスウェーデン刑法
 Ⅵ おわりに

7 人間的生存と教育・学習への権利〔成嶋 隆〕
 Ⅰ 問題の所在
 Ⅱ 憲法・教基法・国際人権諸文書における教育・学習への権利
 Ⅲ 教育・学習への権利の実効的保障―制度設計試論

8 災害列島の原発に求められる安全性―脱原発訴訟における憲法の役割〔海渡雄一〕
 Ⅰ 原子力発電はなぜ進められてきたのか
 Ⅱ 原発に求められる安全性のレベルとは
 Ⅲ 災害列島の原発に求められる安全性をめぐる司法論争
 Ⅳ 福島原発事故と事業者,行政,司法の責任
 Ⅴ 3.11後の原発訴訟の到達点
 Ⅵ 幸福追求権を根拠に脱原発に向かうことが理性の途である

■ 憲法年表(2019年10月1日~2020年3月31日)
■ 国際学会等のご案内

上記内容は本書刊行時のものです。