版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
交通賠償理論研究の道程 藤村 和夫(著) - 信山社出版
.
学術選書 91

交通賠償理論研究の道程

発行:信山社出版
A5変型判
縦218mm 横162mm 厚さ31mm
576ページ
上製
価格 11,000円+税
ISBN
978-4-7972-5891-2
Cコード
C3332
専門 全集・双書 法律
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年6月25日
書店発売日
登録日
2020年6月16日
最終更新日
2020年6月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

◆自賠法と民法が交錯する責任論 ー 逸失利益・損害額の算定・慰謝料・過失相殺等、損害論の本質に迫り、検証する待望の書◆
自賠法と民法が交錯する責任論の推移と課題を凝視し、交通事故の損害論を追究し続けたその軌跡。逸失利益・損害額の算定・慰謝料・過失相殺等、損害論の本質に迫り、徹底検証する。法的責任と法的対応、被害者保護の具体策も問う。

目次

『交通賠償理論研究の道程』〔学術選書91〕
 藤村和夫(日本大学法学部教授) 著

【目 次】

はしがき

◆第1部 責 任 論◆

◆第1章 自賠法上の責任
 1 自賠法における責任論の推移と課題
 2 自動運行システム車の事故と責任
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 自動運行システム車の意義
  Ⅲ 自動運行システム車を巡る法的問題
  Ⅳ 民事責任の考え方
  Ⅴ お わ り に

◆第2章 民法上の責任
 1 共同不法行為における「連帯」の意義
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 合同会議における議論(34回,名古屋)
  Ⅲ 「連帯」の意義
  Ⅳ 求償の可否
  Ⅴ お わ り に
 2 事故の競合
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 共同不法行為
  Ⅲ 交通事故(二重事故)について
  Ⅳ お わ り に

◆第3章 自賠法と民法の交錯
 1 責任無能力と運行供用者責任
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 従来の裁判例と学説
  Ⅲ 問題の所在
  Ⅳ 若干の検討
  Ⅴ お わ り に

◆第2部 損 害 論◆

◆第1章 総  論
 1 交通事故損害賠償における損害論
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 損害の意義という意識
  Ⅲ 損害論の端緒とその展開
  Ⅳ 損害概念
  Ⅴ お わ り に
 2 賠償額定型化論の今日的意義
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 損害額定型化論(西原説)の概要
  Ⅲ 西原説の意義とその具体的展開
  Ⅳ 定額化論と算定基準
 3 被害者が特殊技能を有する場合の損害算定に関する事例研究
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 裁判例の紹介
  Ⅲ ま と め
 4 定期金賠償
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 定期金賠償の対象
  Ⅲ 定期金方式において検討すべき事項
  Ⅳ お わ り に

◆第2章 逸 失 利 益
 1 「被害者側にとって控え目な算定」考
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 「控え目な算定」の登場
  Ⅲ 「控え目な算定」の意義,機能
  Ⅳ 「控え目な算定」の必然性
  Ⅴ 「控え目な算定」の有用性
  Ⅵ お わ り に
 2 逸失利益の算定について
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 現行実務における逸失利益算定に対する二木教授の問いかけ
  Ⅲ 考  察
  Ⅳ お わ り に
 3 中間利息控除割合――その議論の終焉と新たな議論の構築に向けて――
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 裁判例の動向
  Ⅲ 学説の対応
  Ⅳ 定期金賠償への架橋
  Ⅴ お わ り に

◆第3章 慰 謝 料
 1 交通事故慰謝料
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 交通事故慰謝料の意義と機能
  Ⅲ 慰謝料額の決定(算定)――基準となる慰謝料額
  Ⅳ 慰謝料の斟酌事由
  Ⅴ 近親者慰謝料
  Ⅵ 物損の慰謝料
  Ⅶ お わ り に

◆第4章 後遺障害に関わる諸問題
 1 RSDあるいはCRPSの認定・評価について
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ RSDとCRPS
  Ⅲ 診 断 基 準
  Ⅳ 認 定 基 準
  Ⅴ 裁判例の紹介
  Ⅵ 評  価
  Ⅶ お わ り に
 2 高次脳機能障害の取扱い
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 高次脳機能障害の意義
  Ⅲ 高次脳機能障害の診断と審査
  Ⅳ 高次脳機能障害の後遺障害等級等の認定
  Ⅴ お わ り に
 3 将来の介護費について
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 近親者介護費の認定
  Ⅲ 裁 判 例
  Ⅳ 若干の考察
  Ⅴ 介護費認定のあるべき姿
  Ⅵ お わ り に

◆第5章 損害の減額
 第1節 総  論
 第2節 過 失 相 殺
 1 序  論
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 交通事故を惹起する原因・要素(発生メカニズム)
  Ⅲ 過失相殺率と過失割合
  Ⅳ 現行基準に対する要望
  Ⅴ 今後に向けて
 2 過失相殺の歴史的意義
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 不法行為に基づく損害賠償と被害者の過失ないし過失相殺
  Ⅲ 日本における過失相殺の具体的展開
  Ⅳ 自動車交通事故における過失相殺の今後
 3 過失割合の判断要素―新たな構想の可能性
  Ⅰ はじめに――構想の契機
  Ⅱ 現行の判断要素との整合?
  Ⅲ 過失割合の判断要素と判断過程の検討・措定
  Ⅳ お わ り に
 第3節 素 因 減 額
 1 人身傷害保険と素因減額
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 裁 判 例
  Ⅲ 本判決の検討,評価
  Ⅳ 若干の検討
  Ⅴ 素因減額分に優先的に充当することの妥当性
  Ⅵ 人身傷害保険の意義の再確認
  Ⅶ お わ り に
 2 素因減責論あるいは寄与度減額論の現在
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 素因減責をめぐる判例の状況
  Ⅲ 若干の検討
  Ⅳ おわりに――今後の方向性

◆第3部 そ の 他◆

 1 交通事故を巡る実態と法的責任
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 事故と法的対応
  Ⅲ 被害者救済の手法と実状
  Ⅳ 運行供用者責任
 2 賠償方式の改革
  Ⅰ 改革の基礎
  Ⅱ 定期金賠償方式
  Ⅲ 現物給付方式
 3 被害者保護の充実と紛争処理機関
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 被害者保護の充実のための具体策
  Ⅲ 紛争処理機関の創設
  Ⅳ お わ り に
 4 戦後の鉄道事故と法的アプローチ
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 鉄道事故の把握――多角的視点の必然
  Ⅲ 鉄道事故に対する法的アプローチの可能性
  Ⅳ おわりに――組織体としての特質と過失の構造


・初出一覧 
・事項索引 
・判例索引

著者プロフィール

藤村 和夫  (フジムラ カズオ)  (

日本大学法学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。