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法と社会研究 第8号
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年5月30日
- 書店発売日
- 2023年5月29日
- 登録日
- 2023年5月19日
- 最終更新日
- 2023年5月24日
紹介
◆法社会学の基礎理論と最先端 ― 第8号も第一線の執筆陣が集い、多様、広範な検討を行う◆
法社会学の一層の発展を目指す研究雑誌第8号。本号も、《巻頭論文》2本(長谷川貴陽史、船越資晶)と、《特別論文》2本(北村隆憲、福来寛)、《小特集「契約に関する法態度の研究」》5本(木下麻奈子・前田智彦・森大輔・松村良之・長谷川真里・池田清治)の9論稿を掲載し、広範かつ、最先端の検討を行う。
目次
『法と社会研究 第8号』
太田勝造・佐藤岩夫・飯田 高 責任編集
【目 次】
◆巻頭論文◆
◆儀礼・論証・基底―法社会学における法の概念と考察対象に関する試論的考察〔長谷川貴陽史〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 法概念の基層―儀礼と論証
Ⅲ 法社会学の考察対象―基底
Ⅳ 研 究 例
◆法の支配3.0―法類型論再訪〔船越資晶〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 法の支配1.0
Ⅲ 法の支配2.0
Ⅳ 法の支配3.0
Ⅴ お わ り に
◆特別論文◆
◆「面接調査」の相互行為分析―調査者と対象者は「紛争経験」をいかに達成するか〔北村隆憲〕
Ⅰ 本稿の目的―面接調査を相互行為として探究する
Ⅱ データと分析方法
Ⅲ 分 析
Ⅳ 考 察
Ⅴ 結語―総括と本稿の意義
◆検察審査会と検察審査協会の消滅の危機―米国・日本弁護士トーマス・ブレークモアと最高裁刑事局長岸盛一の日本司法民主化への願い〔福来 寛〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 検察審査会制度と市民ボランティア―団体・検察審査協会の歴史
Ⅲ 全国検察審査協会連合会(全検連)の歴史
Ⅳ 衆議院・法務委員会と「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」と「討ち入り5人衆」
Ⅴ 仙台・酒田検察審査協会の歴史と「東京方式」導入の影響
Ⅵ 結びに
◆小特集・共同研究◆
・〈小特集の趣旨〉契約に関する法態度の研究〔木下麻奈子〕
◆法態度はどのように変わったか―契約に関する融通性,素朴道徳感情,厳罰志向への態度を中心に〔木下麻奈子〕
Ⅰ 研究の目的
Ⅱ 調査のデザイン
Ⅲ デモグラフィック要因
Ⅳ 融通性についての経年変化
Ⅴ 素朴道徳感情についての経年変化
Ⅵ 厳罰志向の経年変化
Ⅶ まとめ
◆インターネット調査による契約意識再訪―サーベイ実験の報告を中心に〔前田智彦〕
Ⅰ 仮説と実験デザイン
Ⅱ 実 験 方 法
Ⅲ 実 験 結 果
Ⅳ 考 察
◆転売に対する人々の道徳的判断と法態度―サーベイ実験〔森 大輔〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ アンケート調査の内容
Ⅲ 分析の結果
Ⅳ お わ り に
◆所有権に対する法態度について―契約に対する法態度との対比で〔松村良之〕
Ⅰ 研究の背景と経緯
Ⅱ 契約についての法意識
Ⅲ 所 有 権
Ⅳ 分析結果について
◆小学生の所有権の理解についての予備的検討〔長谷川真里〕
Ⅰ 問題と目的
Ⅱ 方 法
Ⅲ 結 果
Ⅳ 考 察
◆コメント―民法学の立場から〔池田清治〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ む す び
上記内容は本書刊行時のものです。