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環境法入門 辻 信一(著) - 信山社出版
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環境法入門 (カンキョウホウニュウモン) 対話で考える持続可能な社会 (タイワデカンガエルジゾクカノウナシャカイ)

社会科学
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発行:信山社出版
A5変形判
縦213mm 横151mm 厚さ17mm
344ページ
並製
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7972-3644-6   COPY
ISBN 13
9784797236446   COPY
ISBN 10h
4-7972-3644-2   COPY
ISBN 10
4797236442   COPY
出版者記号
7972   COPY
Cコード
C3332  
3:専門 3:全集・双書 32:法律
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年9月30日
書店発売日
登録日
2021年9月16日
最終更新日
2021年9月27日
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紹介

★ 法律を通して環境を考えてみよう!!-環境問題に興味があっても法律が得意でない・・・という方に最適の、環境と法律に関するテキスト★
公害・気候変動・生物多様性・SDGsなど、法律を通して環境を考えてみよう!!【本書の特徴】①各章の冒頭に、そこで学ぶテーマの特徴とポイントを掲示/②各節ごとの先生と生徒の〔対話〕で、実際の授業を体感/③全体像から個々の重要事項へ解説し、体系的な理解を助ける/④図表を多様し、また、キーワードを太字にして理解し易い/⑤「コラム」で、重要項目や最近のトピックスの理解が深まる。

目次

  『環境法入門―対話で考える持続可能な社会』

  辻 信一(福岡女子大学国際文理学部教授) 著

【目  次】

はしがき
本書の特徴

序 章
1 環境に価値を置く社会の到来
2 環 境 法 化
3 不確実な状況での法規制
4 今こそ環境法を知ろう

第1章 法律とは何か
 コラム1-1:心の目
1 法律とは何か
 ◆対 話
〚法律の存在意義〛
〚法律の特徴〛
〚社会契約説〛
2 法律の始まり
 ◆対 話
〚法律の誕生〛
3 成文法の登場
 コラム1-2:ローマ法大全
 ◆対 話
〚成文法の登場〛
〚法律解釈の始まり〛
4 慣 習 法
 (1) 慣習法とは
 (2) 民法における慣習の位置づけ
 (3) 商法における慣習の位置づけ
 (4) 刑法における慣習の位置づけ
 ◆対 話
〚今日の慣習法〛
5 判例と判例法
 ◆対 話
〚判例の影響力〛
〚判例と先例拘束性の原則〛
〚わが国における判例の重要性〛
6 条理と裁判
 (1) 条 理 と は
 (2) 法 の 欠 缺
 ◆対 話
〚慣習と条理〛
7 法律の解釈
 (1) 解釈の方法
 (2) 解釈の手掛かり
 (3) 解釈において考慮すべき点
 ◆対 話
〚解釈の重要性〛
〚電気窃盗事件〛
〚文理解釈とその限界〛
〚類推適用〛

第2章 環境法の特徴
1 環境保全と環境法
 コラム2-1:共有地の悲劇
 ◆対 話
〚共有地の悲劇の背景〛
〚地下水利用による地盤沈下〛
2 持続可能な発展
 ◆対 話
〚成長の限界と石油危機〛
〚地球環境問題の登場〛
〚ブルントラント報告の意義〛
3 予 防 原 則
 ◆対 話
〚アメリカにおける予防原則〛
〚順応的管理〛
4 汚染者負担原則
 (1) 汚染者負担原則とは
 (2) 汚染者負担原則の考え方の発展
 (3) 汚染者負担原則の拡大と拡大生産者責任
 ◆対 話
〚OECDの汚染者負担原則〛
〚公共事業による環境回復〛

第3章 公害対策の歩み
1 足尾鉱毒事件
 ◆対 話
〚鉱山による公害の始まり〛
〚田中正造の尽力〛
〚足尾鉱毒問題の調停〛
2 煤煙低減対策
 コラム3-1:「公害」の由来
 ◆対 話
〚熱管理による煤塵の低減〛
〚わが国における燃焼指導〛
3 水質二法の制定
 ◆対 話
〚水質二法以前のわが国の法令〛
〚ばい煙規制法の制定〛
4 公害対策基本法の制定
 ◆対 話
〚公害対策基本法の意義〛
〚調和条項の背景〛

第4章 水俣病の教訓
1 水俣病とは
 ◆対 話
〚水俣病の被害〛
2 水俣病発生時の対応
水俣病発生時の年表(1956年~1959年)
 (1) 水 質 二 法
 (2) 漁業調整規則
 (3) 食品衛生法
 コラム4-1:ネコを用いた二つの実験
 ◆対 話
〚水俣病の拡大防止の可能性〛
〚水俣病と水質二法〛
〚漁業法および漁業調整規則〛
〚水俣病と食品衛生法〛
〚法令の不適用と水俣病の拡大〛
3 水俣病被害者の救済
水俣病被害救済の年表(1968年~2009年)
 (1) 被害者救済法の成立経緯
 (2) 被害者認定の問題点
 (3) 政治決着の試み
 (4) 水俣病事件関西訴訟最高裁判決
 (5) 水俣病特別措置法の制定
 ◆対 話
〚救済されない被害者〛
〚水俣病の政治決着〛
〚水俣病事件関西訴訟〛
〚水俣病特別措置法の制定〛

第5章 水質汚濁対策
1 水質汚濁対策の特徴
 (1) 水質汚濁対策の全体像
 コラム5-1:水循環基本法と雨水の利用の推進に関する法律
 (2) 環 境 基 準
 コラム5-2:BODとCODの違い
 (3) 排 水 基 準
 (4) 公害防止協定
 (5) 生活排水対策
 コラム5-3:利根川取水停止事件―前駆物質の規制は必要か
 ◆対 話
〚環境基準と排水基準〛
〚地下水の汚染防止〛
2 総 量 規 制
 ◆対 話
〚閉鎖系水域における総量規制〛
〚水質の総量規制が直罰主義ではない理由〛
〚総量規制基準の決定方法〛
3 無過失責任
 ◆対 話
〚無過失責任の対象〛
〚無過失責任の根拠〛

第6章 大気汚染対策
1 大気汚染対策の全体像
 ◆対 話
〚最近の大気汚染対策〛
〚事業者の自主的取り組み〛
〚都市部の自動車排ガス対策〛
2 ばい煙規制
 (1) K 値 規 制
 (2) 硫黄酸化物と窒素酸化物の総量規制
 (3) 直 罰 主 義
 ◆対 話
〚ばい煙対策の重要性〛
〚大気と水質の総量規制の違い〛
3 粉じん規制
 ◆対 話
〚アスベストの用途〛
〚アスベスト使用禁止の経緯〛
〚アスベスト被害の救済〛
4 揮発性有機化合物(VOC)対策
 (1) VOCとは
 (2) VOCの規制
 ◆対 話
〚VOC規制が直罰主義ではない理由〛
〚VOC規制における予防原則の適用〛
5 有害大気汚染物質対策
 (1) 有害大気汚染物質とは
 (2) 規制の経緯
 ◆対 話
〚有害大気汚染物質対策における予防原則の適用〛
〚VOC規制と有害大気汚染物質対策との違い〛
6 自動車排ガス規制
 (1) 大気汚染防止法による自動車排ガス規制
 (2) 自動車NOx・PM法による規制
 コラム6-1:PM2.5とは
 ◆対 話
〚自動車排ガス中の有害物質発生のメカニズム〛

第7章 土壌汚染対策
1 土壌汚染対策の特徴
 (1) ストック汚染
 (2) 状 態 責 任
 コラム7-1:ブラウンフィールド
 ◆対 話
〚土壌汚染対策の開始〛
2 土壌汚染対策法の概要
 (1) 対象となる土地
 (2) 規制の内容
 (3) 汚染者負担原則の修正
 コラム7-2:状態責任と汚染者負担原則の修正
 ◆対 話
〚土壌汚染対策法とダイオキシン類対策特措法との違い〛
〚遡及適用〛
〚所有者の責任〛
〚健康被害への限定〛
 コラム7-3:掘削除去の抑制

第8章 景観の保全
1 景観の保全
 コラム8-1:所有権と景観保全
 ◆対 話
〚公共の福祉による制約〛
〚建築協定〛
2 景観をめぐる訴訟
 (1) 国立景観訴訟最高裁判決
 (2) 鞆(とも)の浦景観訴訟
 (3) 国立景観訴訟と鞆の浦景観訴訟との違い
 ◆対 話
〚景観利益における個人の価値観〛
〚景観の社会的評価〛
3 景観を守る法制度
 (1) 景 観 法
 (2) 都市計画法、文化財保護法などによる景観保全
 (3) 古都保存法などによる景観保全
 コラム8-2:個人の財産権の尊重
 ◆対 話
〚景観計画〛
〚景観計画区域における制限〛
〚美観地区と景観地区の違い〛
〚歴史的景観の保護〛

第9章 自然環境の保全
1 景観の保全から生物多様性の保全へ
 ◆対 話
〚生物多様性の保全の始まり』
〚法律による生物多様性の保全〛
2 自然環境保全法と自然公園法
 (1) 自然環境保全法
 コラム9-1:自然環境保全法の制定
 (2) 自然公園法
 ◆対 話
〚自然公園法と自然環境保全法〛
〚財産権と公益との調整〛
〚自然公園における生物多様性の保全〛
3 自然再生推進法
 (1) 制定の背景
 (2) 基 本 理 念
 (3) 概 要
 コラム9-2:森林経営管理制度の導入
 ◆対 話
〚順応的管理〛
〚透明性の確保〛

第10章 循環型社会の形成
1 循環型社会とは何か
 ◆対 話
〚循環型社会〛
〚二重の基本法〛
〚廃棄物とリサイクル〛
〚循環型社会形成の仕組み〛
2 循環型社会形成推進基本法
 (1) 制定の背景
 (2) 概 要
 ◆対 話
〚廃棄物と廃棄物等〛
〚熱回収の位置づけ〛
〚拡大生産者責任〛
3 廃棄物処理法
 (1) 全 体 像
 (2) 廃棄物とは何か
 コラム10-1:おからは産業廃棄物か
 (3) 廃棄物処理業の許可
 (4) 産業廃棄物の中間処理施設と最終処分場
 コラム10-2:福津市最終処分場事件
 (5) 一般廃棄物の中間処理施設と最終処分場
 (6) 不法投棄対策
 コラム10-3:硫酸ピッチの不法投棄
 コラム10-4:豊島における産業廃棄物不法投棄事件
 ◆対 話
〚不要物とは〛
〚産業廃棄物処理業と一般廃棄物処理業の許可要件の違い〛
〚産業廃棄物焼却施設の差止め〛
4 容器包装リサイクル法
 (1) 制 定 経 緯
 (2) 概 要
 コラム10-5:ライフ事件
 ◆対 話
〚負担の不平等〛
〚ライフ事件と拡大生産者責任〛
〚事業者から市町村への資金の拠出〛
5 有害廃棄物の越境移動対策
 (1) バーゼル条約
 (2) バーゼル法
 ◆対 話
〚再使用製品の輸出〛
 コラム10-6:プラスチック資源循環促進法の制定

第11章 化学物質の管理
1 化学物質のリスク
 (1) 化学物質のリスクとは
 コラム11-1:予想外だったDDTによる環境汚染やフロンによるオゾン層破壊
 (2) 化学物質のリスク評価
 (3) 化学物質の有害性と閾値
 コラム11-2:複合汚染はあり得るのか
 ◆対 話
〚有用な物質に潜むリスク〛
〚生涯にわたる摂取〛
〚複合作用〛
2 法律による化学物質管理
 (1) 工業製品による環境汚染の発生
 コラム11-3:PCBによる環境汚染問題
 (2) 法律による化学物質管理
 コラム11-4:既存化学物質問題とは
 ◆対 話
〚環境残留性と生体蓄積性〛
〚既存化学物質問題〛
〚PRTR制度の意義〛

第12章 原子力発電
1 原子力発電は必要か
 (1) 原子力発電の必要性と利点
 (2) 原子力発電の問題点
 コラム12-1:伊方原発訴訟における技術的・専門的審査
 ◆対 話
〚わが国の原子力発電所数〛
〚稼働原発数〛
〚原子力の監督機関の再編〛
2 原子力発電の仕組みと核燃料サイクル
 (1) 原子力発電の仕組み
 (2) 核燃料サイクル
 (3) 高速増殖炉
 (4) 放射性廃棄物
 ◆対 話
〚プルトニウムの純度〛
〚プルサーマル〛
〚使用済み核燃料〛
3 福島原発事故
 (1) 事故の発生
 (2) 周辺地域の汚染
 コラム12-2:チェルノブイリ原発事故
 ◆対 話
〚福島第一原発の立地場所〛
〚非常用ディーゼル発電機の設置場所〛
〚汚染原因〛
〚除染〛
〚避難からの復帰〛

第13章 気候変動への対応
1 気候変動問題とは何か
 (1) 温暖化はなぜ起こる?
 (2) 気候変動問題
 コラム13-1:緩和策と適応策
 ◆対 話
〚温室効果ガスである水蒸気〛
〚地球温暖化が生態系に与える影響〛
2 気候変動枠組条約
 (1) 条約の成立
 コラム13-2:IPCC
 (2) 条約の内容
 コラム13-3:枠組み条約
 ◆対 話
〚IPCC評価報告書〛
〚枠組み条約〛
3 京都議定書
 (1) 京都議定書の採択
 (2) 京都メカニズム
 コラム13-4:共通だが差異ある責任
 (3) 京都議定書の成果
 ◆対 話
〚京都議定書の意義〛
〚京都議定書の第二約束期間〛
〚京都メカニズムの意図〛
〚京都議定書からのアメリカの離脱〛
〚京都議定書の効果〛
4 パ リ 協 定
 (1) パリ協定の成立
 (2) パリ協定の意義
 (3) パリ協定の主な内容
 (4) パリ協定の課題
 ◆対 話
〚パリ協定に対するアメリカの動向〛
〚パリ協定での国際協力〛
〚パリ協定の課題〛
5 国内での取組み
 (1) 政府による取組みの開始
 (2) 京都議定書目標達成計画
 コラム13-5:わが国の排出量取引制度
 (3) パリ協定の成立とわが国の対応
 (4) 地球温暖化対策計画と報告制度
 コラム13-6:わが国の炭素税
 (5) カーボンニュートラルの理念の明示
 コラム13-7:カーボンニュートラル
 (6) 省エネ法による取組み
 コラム13-8:アメリカのCAFE規制と日本のトップランナー制度
 (7) 再生可能エネルギーの普及
 (8) 気候変動適応法の制定
 ◆対 話
〚カーボンニュートラルの根拠〛
〚カーボン・オフセット〛
〚カーボン・クレジット〛
〚トップランナー制度の目標基準値〛
〚FIP制度導入の意義〛

第14章 生物多様性の保全
1 生物多様性とは何か
 コラム:14-1:生態系サービス
 ◆対 話
〚絶滅危惧種〛
〚絶滅危惧種の保護と生物多様性の保全〛
2 国際的取組み
 (1) 生物多様性条約
 (2) カルタヘナ議定書
 (3) 名古屋・クアラルンプール補足議定書
 (4) 名古屋議定書
 (5) ワシントン条約
 (6) ラムサール条約
 ◆対 話
〚伝統的知識〛
〚派生物〛
〚遡及適用問題〛
3 国内での取組み
 (1) 生物多様性基本法
 コラム14-2:生物資源管理の基本原則
 (2) 生物多様性地域連携促進法
 (3) カルタヘナ法
 (4) 外来生物法
 ◆対 話
〚地球温暖化防止と生物多様性の保全との関係〛
〚生態系サービスと持続可能な発展〛
〚里山の重要性〛
〚アンブレラ法と横断条項〛

第15章 SDGsへの対応
1 持続可能な開発と国連環境開発会議
 (1) 先進国と発展途上国の対立
 (2) 持続可能な発展の提唱
 (3) 国連環境開発会議の開催
 ◆対 話
〚「開発」の明示〛
〚リオ宣言における経済開発〛
〚アジェンダ21における経済開発〛
2 わが国の環境基本法の制定
 (1) 背 景
 (2) 特 徴
 (3) 主 な 内 容
 (4) 今後の課題
 ◆対 話
〚基本法におけるプログラム規定〛
〚環境基本法における予防原則の扱い〛
〚持続可能な発展と調和条項〛
〚市民参加〛
3 わが国における環境影響評価
 (1) 環境影響評価とは
 (2) 環境影響評価法の概要
 (3) 環境影響評価法の役割
 ◆対 話
〚事業者による環境影響評価の実施〛
〚戦略的環境アセスメント〛
〚市民の意見提出〛
4 SDGsの提唱と展開
 (1) ミレニアム開発目標(MDGs)
 (2) 持続可能な開発目標 (SDGs)の採択
 (3) SDGsの世界的目標
 (4) 目標に付随する169の達成基準項目
 (5) SDGsの5つのP
 ◆対 話
〚SDGsにおける市民の行動〛
〚目標の多様性〛
5 SDGsに対するわが国の取組み
 (1) SDGs実施指針
 (2) SDGsアクションプラン
 コラム15-1:マイクロプラスチック問題
 (3) SDGs未来都市
 (4) ジャパンSDGsアワード
 ◆対 話
〚SDGsと地方創生〛
〚SDGsと環境教育〛
〚わが国の達成度〛
6 企業の取組み
 (1) SBTと企業活動
 (2) RE100イニシアティブ
 (3) わが国の経団連の取組み
 ◆対 話
〚SDGsとESG投資』
〚わが国企業の課題〛

第16章 環境紛争の解決
1 裁判による解決
 (1) 民 事 訴 訟
 コラム16-1:環境権はなぜ認められないのか
 (2) 行 政 訴 訟
〖判例〗小田急高架訴訟最高裁大法廷判決(平成17年12月7日)
〖判例〗医薬品ネット販売規制省令事件訴訟最高裁判決(平成25年1月11日)
〖判例〗泡瀬干潟事件(第2次)訴訟福岡高裁那覇支部判決(平成28年11月8日)
〖判例〗二風谷(にぶたに)ダム事件訴訟札幌地裁判決(平成9年3月27日)
 コラム16-2:厚木基地をめぐる民事訴訟と行政訴訟
 ◆対 話
〚大阪空港訴訟〛
〚もんじゅ訴訟〛
2 公害調停制度等
 (1) 公害等調整委員会
 (2) 公害苦情相談員
 コラム16-3:足尾鉱毒事件と公害調停
 ◆対 話
〚スパイクタイヤによる粉じん被害の調停〛
〚豊島事件の調停〛

終 章
1 毎日の生活の中の環境法
2 国際情勢に連動する環境政策
3 SDGsの先にあるもの

《参考》環境法を学ぶための教科書・参考書
 (1) 入 門 書
 (2) 基 本 書
 (3) 判 例 集

事 項 索 引(巻末)
判 例 索 引(巻末)

著者プロフィール

辻 信一  (ツジ シンイチ)  (

福岡女子大学国際文理学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。