版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
ブリッジブック法学入門〔第3版〕 南野 森(編) - 信山社出版
.

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

9784797223729

ブリッジブック法学入門〔第3版〕

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:信山社出版
四六変型判
縦190mm 横132mm 厚さ14mm
316ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7972-2372-9   COPY
ISBN 13
9784797223729   COPY
ISBN 10h
4-7972-2372-3   COPY
ISBN 10
4797223723   COPY
出版者記号
7972   COPY
Cコード
C3332  
3:専門 3:全集・双書 32:法律
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年4月27日
書店発売日
登録日
2022年5月10日
最終更新日
2022年5月16日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

◆好評を博した“一風変わった”法学入門の第3版。5つの新章を加え、各分野の動向にあわせ全体の情報をアップデイト◆
法学の基礎から“今”を語る最新のテーマまでを、信頼の執筆陣が語りつくし、法学の魅力を案内する。法学って何が面白いの?と感じている人に読んで欲しい入門書。第1部法学の基礎(第1~5章)/第2部法学の展開(第6~16章)

目次

『ブリッジブック法学入門〔第3版〕』(ブリッジブックシリーズ)
 南野 森(九州大学法学部教授) 編
 
〈執筆者紹介〉(五十音順。*は編者)
五十君麻里子(いぎみ・まりこ):九州大学法学部教授:第2章
井上宜裕(いのうえ・たかひろ):九州大学法学部教授:第12章
上田竹志(うえだ・たけし):九州大学法学部教授:第11章
遠藤 歩(えんどう・あゆむ):九州大学法学部教授:第8章
笠木映里(かさぎ・えり):東京大学法学部教授:第14章
笠原武朗(かさはら・たけあき):九州大学法学部教授:第9章
川島 翔(かわしま・しょう):九州大学法学部准教授:第16章
小島 立(こじま・りゅう):九州大学法学部教授:第5章、第15章
豊崎七恵(とよさき・ななえ):九州大学法学部教授:第4章3、第13章
八田卓也(はった・たくや):神戸大学法学部教授:第4章1・2、第10章
原田大樹(はらだ・ひろき):京都大学大学院法学研究科(法学部)教授:第3章、第7章
南野 森*(みなみの・しげる):九州大学法学部教授:はしがき、第1章、第6章

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【目 次】

・はしがき

◆Ⅰ 法学の基礎◆

◆第1章 法と法学
1 法とは何か
 「べし」と「である」̶「当為命題」としての法/規範としての法/強制秩序としての法/法とその「妥当性」/動態的秩序と静態的秩序
2 法学とは何か
  法の解釈/法解釈に正解はあるのか/合憲限定解釈/有権解釈/解釈に対する制約

◆第2章 法と法学の歴史
1 ローマ法の成立と復活
  都市国家の法から世界帝国の法へ/古典期法学の「はこ舟」/ボローニャから全ヨーロッパへ
2 分化するヨーロッパと法の展開
  ローマ法の継受/法における啓蒙思想の実現/民法典の編纂とローマ法の復権
3 日本における西洋法の継受
  開 国/立憲君主制への道・近代法典の編纂

◆第3章 法律と法体系
1 法学の全体像
  法学の基本的発想/法学の内部構造/法律に関係する職業
2 法の基礎知識
  法と法学の役割/法の種類/法の優劣関係
3 法律の基礎知識
  法律条文の構造/法解釈の技術/note 難しい法律用語/立法の技術

◆第4章 裁判制度とその役割
1 裁判制度
  裁判と裁判手続の種類/裁判所および裁判制度を支える人びと/note 裁判官の身分/司法制度改革
2 民事裁判
  民事手続一般/判決手続/判決手続以外の紛争解決手段/note 民事訴訟の判決文について
3 刑事裁判
  刑事訴訟の基本構造/刑事手続のアウトライン/note 取調べの可視化と弁護人立会い/近代刑事訴訟の理想と日本刑事手続の現実/近年における立法の展開/これからの刑事裁判はどうなる?

◆第5章 判例の読み方
1 判例を読むために知っておくべきこと
  「判例」と「裁判例」の違い/「判例研究」または「判例評釈」の一般的な方法論/「生の判決文」を読むことの大切さ/最高裁判決の位置づけ
2 具体的に判例を検討してみよう
  序論/事実の概要/「判決理由」(判旨)/他の判決との関係(「判決の射程」を含む)
付録 北方ジャーナル事件

◆Ⅱ 法学の展開◆

◆第6章 違憲審査制と国法秩序
1 憲法とは何か
  警察官は誘拐犯?/法律の根拠としての憲法/憲法のさまざまな意味/note 憲法の意味
2 憲法の特質
  硬性憲法としての憲法/最高法規としての憲法/違憲審査制を定める憲法
3 違憲審査制は両刃の剣!?
  日本の違憲審査制は機能不全?/実はおそるべき制度?/司法の独立と民主政

◆第7章 感染症対策と行政法の役割
1 感染症の脅威
  民事法・刑事法による対応方法とその限界/法律による行政の原理
2 強制入院と宿泊療養
  note 指定感染症と新感染症/強制入院の法的性格/宿泊療養の法的性格
3 行動制限と補償
  行動制限の法的性格/損失補償と政策的補償

◆第8章 個人保証人とその保護
1 保証の意義とその種類
  債権の担保/抵当権と保証の比較/保証の種類/保証人の種類
2 個人保証人を保護する理由と方法
  締結方法の問題性/保証責任の永続性および広汎性/経済政策
3 個人保証人保護の光と影
  借入れの困難/信用保証協会への依存/機動的な融資の阻害/現在の課題

◆第9章 会社とその利害関係者
1 会社とは何か?―営利社団法人
  法 人/社団法人/社団法人の構成員=社員/会 社
2 社員としての出資者
  なぜ出資者が社員なのか?/会社の債権者に対する社員の責任/有限責任制度の存在意義
3 出資者以外の利害関係者
  資金供給者としての債権者/不法行為債権者/従業員/経営者

◆第10章 民事訴訟における「既判力」の作用局面
1 「既判力」とは何か
  1.既判力の基本的内容/2.既判力の制度的意義──紛争の蒸し返しの防止/3.既判力が作用する局面
2 「既判力」の作用範囲を制限的に捉える考え方
  1. 事例2 /2. 事例2 の解決についての一般的な考え方と有力説による批判
3 有力説の検討と考えの方向性
  1.有力説に対する疑問/2.止揚的解決/3.揺り戻しとまとめ

◆第11章 ADR の過去・現在・未来
1 ADR 概論
  ADR とはなにか/ADR の種類
2 ADR の過去
  戦前のADR/戦後のADR/ニッチとしてのADR ?/訴訟とADR
3 ADR の現在
  ODR(オンライン紛争解決)への注目/ODR 論の諸相/ODR と新しい紛争・新しい解決/ADR/ODR の未来?

◆第12章 刑罰権の濫用防止と厳罰化
1 刑法とは何か
  刑法の意義/刑法の基本原理/刑法の機能
2 犯罪とは何か
  犯罪の意義/構成要件該当性/違法性/責 任
3 刑罰とは何か
  刑罰の意義/生命刑/自由刑/財産刑/note 日本国民の圧倒的大多数が死刑の存続を望んでいる?
4 厳罰化とその効果
  厳罰化の功罪
5 罪刑法定主義の現状
  不真正不作為犯論/共謀共同正犯論
6 刑法解釈論と刑事立法論
  解釈論の射程

◆第13章 刑事訴訟の存在意義
1 「刑罰権の実現(処罰)」
  「処罰」の意味と刑罰権/訴訟の仮説的性格/疑わしきは被告人の利益に/目的としての刑罰権の実現
2 刑事手続上の人権と人身の自由
  刑事手続上の人権/人身の自由
3 刑罰権・刑事権力からの擁護
  刑事訴訟の存在意義/人権の普遍性/被疑者・被告人の擁護と無辜の不処罰

◆第14章 社会保障法による医療の保障
1 社会法と医療保障
  社会法の成立と発展/社会保険による医療保障/現物給付と金銭給付
2 医療の画一化・平等化
  医療保険法令による市場取引の代替/note 法令を探す/画一的で平等な医療の実現/混合診療
3 混合診療解禁論―議論の経緯と残された課題
  混合診療解禁論/残された課題

◆第15章 「 ダウンロード違法化」から考える著作権法の課題
1 知的財産法とは
  知的財産法の役割
2 著作権法における「ダウンロード違法化」の問題
  私的使用のための複製(著作権法30 条)の意義/音楽・映像に関するダウンロード違法化および刑事罰化/「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」の議論における混乱/「侵害コンテンツのダウンロード違法化」に向けた議論/「侵害コンテンツのダウンロード違法化」の内容
3 著作権法の現代的課題
  著作権法を取り巻く現状/「業界」や「コミュニティ」の「慣習」や「規範」/法に本来的に存在している「余白」の認識/著作権法における自主的な秩序形成の重要性

◆第16章 中世カノン法と教会裁判制度
1 カノン法とは何か
  古典カノン法/note 「カノン法」と「教会法」/カノン法の解釈学の成立/中世カノン法学/法学と教皇立法
2 中世教会における裁判
  内的法廷と外的法廷/note 聖職者の職務と人格/教会裁判所とその管轄
3 ローマ・カノン法訴訟の一断面
 弁論主義の歴史的淵源/note 論拠としての聖書/中世教会の訴訟制度観/note カノン法上の衡平/カノン法の現在

・事項索引

著者プロフィール

南野 森  (ミナミノ シゲル)  (

九州大学法学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。