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無責任の新体系 荒木優太(著/文) - 晶文社
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無責任の新体系 (ムセキニンノシンタイケイ) きみはウーティスと言わねばならない (キミハウーティストイワネバナラナイ)

哲学・宗教
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発行:晶文社
四六判
216ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7949-7076-3   COPY
ISBN 13
9784794970763   COPY
ISBN 10h
4-7949-7076-5   COPY
ISBN 10
4794970765   COPY
出版者記号
7949   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年1月22日
最終更新日
2024年1月26日
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紹介

海外に出かけテロリストの人質になると「自己責任」論が叫ばれる一方、甲子園球児の不祥事が発覚するとそのチームが不出場となるように「連帯責任」の縛りも強い。若者は、社会から同時に押しつけられる「責任論」とどう対峙すべきなのか? 自由に生きる道はあるのだろうか? 丸山眞男、和辻哲郎、高橋哲哉、加藤典洋、ロールズ、アレント、レヴィナスらのテクストを読み解きつつ、日本社会における匿名性の可能性と限界について考察するフリーター系社会超批評。作戦名は「ウーティス(誰でもない)」。

目次

序 ウーティスという責任
第一章 日本の無責任
第二章 間の熟読者たち
第三章 ペルソナの逆説
第四章 演劇モデルを反駁す
第五章 匿名の現代思想
第六章 正義と第三者
第七章 そしてヴェールへ
第八章 楽しいテクスト論

著者プロフィール

荒木優太  (アラキユウタ)  (著/文

1987年東京生まれ。在野研究者(専門は有島武郎)。明治大学文学部文学科日本文学専攻博士前期課程修了。Web媒体を中心に、日本近代文学関連の批評・研究を発表している。2015年、「反偶然の共生空間──愛と正義のジョン・ロールズ」が第59回群像新人評論賞優秀作となる。著書に、『これからのエリック・ホッファーのために──在野研究者の生と心得』(東京書籍)、『貧しい出版者──政治と文学の紙の屑』(フィルムアート社)、『仮説的偶然文学論──〈触れ‐合うこと〉の主題系』(月曜社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。