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猫と和む 久下貴史(イラスト) - 新評論
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猫と和む 久下貴史作品集3

発行:新評論
A5判
224ページ
定価 2,700円+税
ISBN
9784794811608
Cコード
C0071
一般 単行本 絵画・彫刻
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年9月
書店発売日
登録日
2020年8月4日
最終更新日
2020年8月20日
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紹介

 1986年にニューヨークへ移住してからは、久下が描く日本的なものと言えば年賀状に使う「干支もの」か「招き猫」などにかぎられていた。そんな久下が、あるとき、「ちょっと、日本を描いてみたくなりました」と言った。ニューヨークにいると、日本の伝統芸能や文化が高く評価されていることを実感する機会が多く、「自分でも、それが嬉しくもある」と言う。また、「日本というテーマは得意かもしれない、という気もする」とも言った。そんなことから、「猫という要素」を組み入れて「日本のさまざま」を改めて描きたくなったと説明してくれた。
 毎年銀座の「伊東屋」で開催している新作発表個展においても、2005年からは「和の作品」を発表するようになった。「小倉百人一首」の猫版としての「百猫一首」や歌舞伎に狂言、上方落語、さらには浮世絵などをテーマにして作品を展開している。招き猫などについては、「描きながらついニヤリとしてしまう。いつでも、好んで描きたい世界です」と話している。久下がニヤリとしながら描いた作品はギャグや駄洒落満載で、楽しいことこの上ない。
 そんな楽しさを味わってもらおうと、今回の「久下貴史作品集3」では、これまでに描きためた「和」の作品を厳選しつつ、各地を再訪して描いた新作などを加えて構成することにした。収録作品は総数272点を数える。2019年の「第19回個展」に足を運ばれた方であればご存じだろうが、そのときに発表した「猫の三十六歌仙」シリーズも収録している。
 前作『猫たちとニューヨーク散歩』の発売後にファンから寄せられたコメントに、「作品解説を読むと、久下さんの人柄が伝わってくる」というものがあった。そこで、さらに人柄を知ってもらおうと、今回は「久下貴史の京都ぶらぶら歩き」という一文をスナップ写真などともに掲載することにした。新型コロナが理由でなかなか旅行に行けない2020年の秋、作品を鑑賞しつつ、文化的な日本観光を楽しんでいただきたい。(「まえがき」を改変)

著者プロフィール

久下貴史  (クゲ タカシ)  (イラスト

1948年京都生まれ。1982年に『週刊朝日』の「山藤章二の似顔絵塾」第1回大賞受賞後、小説挿絵を手がけた。1986年にニューヨークに移住し、画業に励む。2001年からは作品発表の場を日本に移し、銀座「伊東屋」で個展を毎年開催している。

上記内容は本書刊行時のものです。