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増補版 作家の時間 プロジェクト・ワークショップ(編集) - 新評論
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増補版 作家の時間 (ゾウホバン サッカノジカン) 増補版 「書く」ことが好きになる教え方・学び方【実践編】

教育
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発行:新評論
A5判
240ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7948-1098-4   COPY
ISBN 13
9784794810984   COPY
ISBN 10h
4-7948-1098-9   COPY
ISBN 10
4794810989   COPY
出版者記号
7948   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年7月
書店発売日
登録日
2018年6月12日
最終更新日
2018年6月12日
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紹介

初版が刊行されたのはちょうど10年前でした。「中学・高校での実践を加える形で増補版を考えたい」という話が出版社からあったので、刊行時にスタートした「作家の時間」の中高チームで実践・研究をしていたメンバーと、英語チームのメンバーに声を掛けて増補版が実現しました(小学校での実践の部分は変更していません)。
 『作家の時間』のあと『読書家の時間』(2014年刊)を著し、四年前にスタートした算数・数学への応用チームの「数学者の時間」と、社会科への応用チームの「市民・歴史家の時間」を実践し、今年の3月には、理科への応用プロジェクトである「科学者の時間」がスタートしています。このチームが最初に行ったことは、本書をブッククラブ形式で読み合うことでした。その結果は、ほとんど「そのまま使える」ということで、4月の新学期から「科学者の時間」もスタートしています(成果については、数年後にご期待ください!)。
 このように汎用性のあるアプローチなのですが、そのポイントは何でしょうか? 増補された二つの章から言えることは、「添削」という不毛の実践に終止符が打てること以外に、生徒に寄り添える度合いが格段にアップすることです。それを可能にするのが「カンファランス」という教え方です(「PLC便り」のブログ、2015年3月1日の記事、もしくは「WW便り」のブログで「カンファランス」で検索してみてください)。
 それ以外にも、①「読者の権利」を参考につくられた「書き手の権利10か条」、②教師も一緒に書くこと、③生徒相互のピア・カンファランス(教え合い)、などを押さえた実践であると言えます。今回の増補版によって、年齢だけでなくジャンルをも広げた形で「作家の時間」が活用されていることがお分かりになると思います。

著者プロフィール

プロジェクト・ワークショップ  (プロジェクトワークショップ)  (編集

「作家の時間」を手はじめに、その後「読書家の時間」、「数学者の時間」「市民・歴史家の時間」「科学者の時間」などの教え方を実践普及しているチーム。「ライティング・ワークショップ(作家の時間)」のHPをご覧下さい。

旧版ISBN
9784794807663

上記内容は本書刊行時のものです。