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出版者情報
鬼谷子 全訳注
中国最古の「策謀」指南書
発行:草思社
四六判
312ページ
定価
2,200円+税
- 初版年月日
- 2024年12月5日
- 書店発売日
- 2024年12月2日
- 登録日
- 2024年10月29日
- 最終更新日
- 2024年11月1日
書評掲載情報
2025-02-08 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 安田峰俊(ルポライター) |
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紹介
現存する唯一の「縦横家(しょうおうか)」の古典、その全貌を初の全文全訳注で読み解く一冊!
数多ある中国古典の中でも、異端の書として名高い『鬼谷子(きこくし)』。
今から二千数百年前、縦横家の祖とされる鬼谷先生によって書かれたとされる、
この知られざる古典は、中国戦国時代に諸国の王たちを動かした「策謀術」を説く、
弁舌と頭脳で乱世を渡り歩いた縦横家(遊説家)の英知が結実したリアリズムの書である。
『鬼谷子』は大きく分けて次の二つの要素から成り立っている。
一、 権力者を言葉で動かすための説得術
二、 身の安全をはかりながら物事を成し遂げるための謀略術
その中身は極めて具体的であり、現実の根本をとらえる形而上学的な基礎を持ちつつ、
それが実践的な「術」にまで昇華されている。
ウソのないリアルな内容は二千数百年経った今に至って全く古びていない。
目次
まえがき
『鬼谷子』という本のプロフィール
鬼谷先生と縦横家
『鬼谷子』の注と版本
第一部
捭闔(はいこう)第一
反応第二
内揵(ないけん)第三
抵巇(しぎ)第四
飛箝(ひかん)第五
忤合(ごごう)第六
第二部
揣(し)篇第七
摩篇第八
権篇第九
謀篇第十
決篇第十一
第三部
符言第十二
転丸第十三、胠乱第十四
第四部
本経陰符七術
持枢(じすう)
中経
解説――『鬼谷子』に書かれていること
主な参考文献・論文
上記内容は本書刊行時のものです。