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出版者情報
音数で引く俳句歳時記・春
- 初版年月日
- 2023年3月6日
- 書店発売日
- 2023年3月1日
- 登録日
- 2023年2月3日
- 最終更新日
- 2023年2月6日
紹介
良い季語を思いついたのに、五七五の定型に合わない。
そんなときにとても重宝な俳句歳時記です。
定型を大切にしながら季語を生かす句づくりに必携。
――監修者・岸本尚毅
定型にどう収めるかには音数がまず大事。
いままで多くの人がひそかに悩んでいた音数と季語の問題をはっきりとさせ、
実作に役立つように考案された画期的歳時記。
「蚊」(か、1音)から「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日」(どうていまりあむげんざいのおんやどりのいわいび、25音)まで、音数ごとに季語をまとめた、これまでにない歳時記。(この長い季語は正木ゆう子「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝い日と歳時記に」の遊び句に使われている。)
俳句実作(5・7・5に調整)において、音数は決定的に重要です。例えば、紫陽花(4音)はそのままでは下五に使えず、濃紫陽花(こあじさい・5音)で音数を調整する。牡丹(3音)を「ぼうたん」と読ませて「ぼうたん+切字や」で上五に使う。こうした音数調整は、実作では通常作業として俳人に定着しています。あるいは、12音(5・7、7・5)をまず作り、5音の季語をくっつけるといった作業も同様です。そこで、音数ごとに季語がまとまっていれば、きわめて便利な作句ツールとなります。これまで、音数でまとめられた歳時記は管見の範囲で存在しません。なぜなかったといえば、おそらく、そうした「実用」は、文芸=芸術の態度とは相容れないとみなされたからです。しかしながら、俳人のアタマの中では「音数優先」で思考が動くことはきわめて多い。この歳時記は、俳人の「実際」のニーズに応えるものです。
音数ごとに季語を立項し、最低限の解説(解説のない項目もアリ)と最低限の例句を掲載。
【同義】【類義】【関連】の季語も併記(立体的構成)。
例
3音 斑雪(はだれ)
まばらに積もった春雪。
【同義】はだら(3音)、はだれ雪(5音)
【関連】斑雪野(4音)斑雪山(5音)
[刊行形式]
春、夏、秋、冬・新年と4分冊の刊行予定。まずはこの「春」編を刊行。
目次
2音の季語
◆時候
◆天文
◆生活
◆行事
◆動物
◆植物
3音の季語
◆時候
◆天文
◆地理
◆生活
◆行事
◆動物
◆植物
4音の季語
◆時候
◆天文
地理
◆生活
◆行事
◆動物
◆植物
5音の季語
◆時候
◆天文
◆地理
◆生活
◆行事
◆動物
◆植物
6音の季語
◆時候
◆天文
◆地理
◆生活
◆行事
◆動物
◆植物
7音の季語
◆時候
◆天文
◆地理
生活
◆行事
◆動物
◆植物
8音の季語
◆時候
◆天文
◆地理
◆生活
◆行事
◆植物
9音の季語
◆時候
◆生活
◆行事
◆動物
◆植物
10音以上の季語
10音・時候
◆10音・生活
◆10音・行事
◆10音・動物
◆
10音・植物
◆ 11 音・時候
◆11音・行事
◆12音・時候
◆12音・行事
◆13音 行事
◆14音 時候
索 引
凡例
●本書は、春(立春から立夏の前日まで)の季語を対象にしています。初春・仲春・晩春の区別はおおむね旧暦一月・二月・三月に対応しています。
●見出し語の下に、読みを、現代仮名遣い・歴史的仮名遣いの順で記しています(同じ場合は前者のみ)。
●見出し語のあとに関連季語を音数別に挙げ(例:藤 4音 山藤やまふじ 藤棚ふじだな 藤房ふじふさ 5音 藤の花 かかり藤)、
続いて、見出し語と同じ音数の関連季語を立項しています。関連季語は、それぞれの音数にしたがい、所定の章にも立項し、主要季語のページ数を記しています。
●音数は俳句の通例に従い、拗音(きゃ、しゅ、ちょ等)、撥音(ん)、促音(っ)を1音と数えています。
例:立春(りっしゅん)=4音。
●振り仮名は原則として現代仮名遣いを用いています。ただし送り仮名が歴史的仮名遣いの場合は振り仮名も歴史的仮名遣いとしています。例:咥へる=咥くはへる
●例句は、元の掲載時に振り仮名がない場合も、適宜、難読語等に振り仮名を記しています。
●季語についての解説は、本書の用途の性質上、最小限にとどめています。
上記内容は本書刊行時のものです。


