版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
文庫 海に生きた百姓たち 渡辺 尚志(著/文) - 草思社
..
【利用不可】

文庫 海に生きた百姓たち (ブンコ ウミニイキタヒャクショウタチ) 単行本版 海村の江戸時代 (カイソンノエドジダイ)

文庫
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:草思社
文庫判
328ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-7942-2584-9   COPY
ISBN 13
9784794225849   COPY
ISBN 10h
4-7942-2584-9   COPY
ISBN 10
4794225849   COPY
出版者記号
7942   COPY
Cコード
C0121  
0:一般 1:文庫 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年6月8日
書店発売日
登録日
2022年5月12日
最終更新日
2022年5月24日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

手漕ぎ舟だけで、どう漁をした?
網元と網子の壮絶な裁判合戦とは…?
江戸時代の全国の漁のありようを網羅的に紹介しつつ、
伊豆半島の海村で発見された古文書から
海の男たちの江戸・明治三〇〇年史をリアルに描く!

百姓=農民、ではない。
江戸時代、海辺に生き、漁を主ななりわいにした者たちも、
身分的には百姓だった。
漁法、利益配分、魚の輸送ルートなど、
当時の漁業とはどのようなものだったのか? 
網元とその配下の網子たちの対立と協調の歴史とは? 
第一部で江戸時代の全国の海村の姿を網羅的に紹介しつつ、
第二部では渋沢敬三が伊豆半島西岸(現静岡県沼津市)で
発見した古文書を取り上げ、
当地での江戸時代から明治にかけての漁業と漁師の実態を時系列で追いかける。
海の男たちの知られざる三〇〇年史。

著者プロフィール

渡辺 尚志  (ワタナベ タカシ)  (著/文

渡辺 尚志(わたなべ・たかし)
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、現在、一橋大学名誉教授。今日の日本の礎を築いた江戸時代の百姓の営みについて、各地の農村に残る古文書をひもときながら研究を重ねている。著書に『百姓たちの幕末維新』『江戸・明治 百姓たちの山争い裁判』『百姓たちの水資源戦争─江戸時代の水争いを追う』『武士に「もの言う」百姓たち─裁判でよむ江戸時代』(いずれも草思社)、『百姓たちの江戸時代』(ちくまプリマー新書)、『東西豪農の明治維新』(塙書房)、『百姓の力』(角川ソフィア文庫)、『百姓の主張』(柏書房)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。