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出版者情報
文庫 海に生きた百姓たち
単行本版
海村の江戸時代
発行:草思社
文庫判
328ページ
定価
1,000円+税
- 初版年月日
- 2022年6月8日
- 書店発売日
- 2022年6月3日
- 登録日
- 2022年5月12日
- 最終更新日
- 2022年5月24日
紹介
手漕ぎ舟だけで、どう漁をした?
網元と網子の壮絶な裁判合戦とは…?
江戸時代の全国の漁のありようを網羅的に紹介しつつ、
伊豆半島の海村で発見された古文書から
海の男たちの江戸・明治三〇〇年史をリアルに描く!
百姓=農民、ではない。
江戸時代、海辺に生き、漁を主ななりわいにした者たちも、
身分的には百姓だった。
漁法、利益配分、魚の輸送ルートなど、
当時の漁業とはどのようなものだったのか?
網元とその配下の網子たちの対立と協調の歴史とは?
第一部で江戸時代の全国の海村の姿を網羅的に紹介しつつ、
第二部では渋沢敬三が伊豆半島西岸(現静岡県沼津市)で
発見した古文書を取り上げ、
当地での江戸時代から明治にかけての漁業と漁師の実態を時系列で追いかける。
海の男たちの知られざる三〇〇年史。
上記内容は本書刊行時のものです。