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文庫 百姓たちの水資源戦争 渡辺 尚志(著/文) - 草思社
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文庫 百姓たちの水資源戦争 (ブンコ ヒャクショウタチノミズシゲンセンソウ) 単行本版 江戸時代の水争いを追う (エドジダイノミズアラソイヲオウ)

文庫
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発行:草思社
文庫判
272ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-7942-2566-5   COPY
ISBN 13
9784794225665   COPY
ISBN 10h
4-7942-2566-0   COPY
ISBN 10
4794225660   COPY
出版者記号
7942   COPY
Cコード
C0121  
0:一般 1:文庫 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年2月8日
書店発売日
登録日
2022年1月12日
最終更新日
2022年1月22日
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紹介

水を法外に奪う村と猛反発する他村との、生存をかけた熾烈な戦い!
江戸時代の水争いの諸相を網羅しつつ、河内国で300年続いた水利闘争を
一次史料から詳細に読み解く。

江戸時代の百姓たちにとって、川や池からの農業用水の確保は死活問題だった。
近隣の村々は用水組合を結成して円滑に取水するためのルールをつくるが、
水不足の際には、用水を過分に奪う村が現れ、他村との激しい対立を生み、
領主や幕府のもとでの訴訟闘争に発展した。
本書では、江戸時代の優れた用水・治水の知恵や水争いのパターンを
網羅的に押さえつつ、現在の大阪府域の村々の300年にわたる水争いの歴史を
一次史料から詳細に読み解く。
中世から江戸期、明治時代にかけて、水争いの様相はどう変化したか。
水資源を奪い合う百姓たちの切実さと紛争解決への努力の足跡が明らかになる。

著者プロフィール

渡辺 尚志  (ワタナベ タカシ)  (著/文

渡辺 尚志(わたなべ・たかし)
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、現在、一橋大学名誉教授。今日の日本の礎を築いた江戸時代の百姓の営みについて、各地の農村に残る古文書をひもときながら研究を重ねている。著書に『百姓たちの幕末維新』『武士に「もの言う」百姓たち─裁判でよむ江戸時代』『江戸・明治 百姓たちの山争い裁判』『海に生きた百姓たち─海村の江戸時代』(いずれも草思社)、『百姓たちの江戸時代』(ちくまプリマー新書)、『東西豪農の明治維新』(塙書房)、『百姓の力』(角川ソフィア文庫)、『百姓の主張』(柏書房)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。