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文庫 ソーシャル物理学 アレックス・ペントランド(著/文) - 草思社
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文庫 ソーシャル物理学 (ブンコ ソーシャルブツリガク) 単行本版 「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学 (ヨイアイデアハイカニヒロガルカノアタラシイカガク)

文庫
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発行:草思社
文庫判
424ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-7942-2357-9   COPY
ISBN 13
9784794223579   COPY
ISBN 10h
4-7942-2357-9   COPY
ISBN 10
4794223579   COPY
出版者記号
7942   COPY
Cコード
C0133  
0:一般 1:文庫 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年10月8日
書店発売日
登録日
2018年9月13日
最終更新日
2018年9月13日
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紹介

SNSをどう利用するかで投資家の利益率は変わる。
会議で全員が同じだけ発言するようにすると生産性は上がる。
風邪の引き始めに、人は普段より活動的になる。

身につけるセンサなどによる人間行動のビッグデータから、それまでいかなる社会科学や人間研究にも不可能だった知見が次々と得られるようになった。
世界的なデータサイエンティストである著者は、それらの知見をもとに組織や社会の構築・改善を試み、多くの成功を収めてきた。
この「社会物理学」は社会科学に革命を起こし、企業などの組織運営のあり方を根本から変え、
都市計画や社会制度設計に大きなインパクトを与える“新しい科学”である。

<目次より>
はじめに―本書はいかにして生まれたか

第1章 社会物理学とは何か
──社会の進化をビッグデータで理解するための新しい枠組み

◆パート1 社会物理学
第2章 探求
──いかにして良いアイデアを発見し、優れた意思決定に結びつけるか
第3章 アイデアの流れ
──集合知の土台となるもの
第4章 エンゲージメント
──なぜ共同で作業することができるのか

◆パート2 アイデアマシン
第5章 集団的知性
──交流のパターンからどのように集団的知性が生まれるのか
第6章 組織を改善する
──交流パターンの可視化を通じて集団的知性を形成する
第7章 組織を変化に対応させる
──ソーシャルネットワーク・インセンティブを使用した迅速な組織の構築と、破壊的な変化への対応

◆パート3 データ駆動型都市
第8章 都市のセンシング
──モバイルセンシングによる「神経系」が都市をより健全・安全・効率的に
第9章 「なぜ人は都市をつくるのか」の科学
──社会物理学とビッグデータが、都市の理解と開発のあり方を変える

◆パート4 データ駆動型社会
第10章 データ駆動型社会
──やがて来るデータに基づいて動く社会とは、どのような姿になるのか
第11章 社会をより良くデザインする
──社会物理学が人間中心型社会の設計を支援する

解説 [矢野和男(日立製作所フェロー)]

付録1 リアリティマイング
付録2 オープンPDS
付録3 早い思考、遅い思考、自由意思
付録4 数学

目次

はじめに―本書はいかにして生まれたか

第1章 社会物理学とは何か
──社会の進化をビッグデータで理解するための新しい枠組み

◆パート1 社会物理学
第2章 探求
──いかにして良いアイデアを発見し、優れた意思決定に結びつけるか
第3章 アイデアの流れ
──集合知の土台となるもの
第4章 エンゲージメント
──なぜ共同で作業することができるのか

◆パート2 アイデアマシン
第5章 集団的知性
──交流のパターンからどのように集団的知性が生まれるのか
第6章 組織を改善する
──交流パターンの可視化を通じて集団的知性を形成する
第7章 組織を変化に対応させる
──ソーシャルネットワーク・インセンティブを使用した迅速な組織の構築と、破壊的な変化への対応

◆パート3 データ駆動型都市
第8章 都市のセンシング
──モバイルセンシングによる「神経系」が都市をより健全・安全・効率的に
第9章 「なぜ人は都市をつくるのか」の科学
──社会物理学とビッグデータが、都市の理解と開発のあり方を変える

◆パート4 データ駆動型社会
第10章 データ駆動型社会
──やがて来るデータに基づいて動く社会とは、どのような姿になるのか
第11章 社会をより良くデザインする
──社会物理学が人間中心型社会の設計を支援する

解説 [矢野和男(日立製作所フェロー)]

付録1 リアリティマイング
付録2 オープンPDS
付録3 早い思考、遅い思考、自由意思
付録4 数学

著者プロフィール

アレックス・ペントランド  (アレックス ペントランド)  (著/文

アレックス・ペントランド( Alex Pentland)
マサチューセッツ工科大学(MIT)教授。MITメディアラボ創設から関わり、現在はMITコネクションサイエンス・ラボとヒューマンダイナミクス・ラボの所長を務める。ビッグデータ研究の世界的第一人者で、フォーブス誌が選ぶ「世界で最も有力な7人のデータサイエンティスト」にも選ばれた。また、10社以上のビッグデータ関連の会社を創立した起業家でもある。世界経済フォーラムでは、ビッグデータと個人データ保護に関するイニシアチブをとった。邦訳されている著書に『正直シグナル―非言語コミュニティの科学』(みすず書房)がある。

小林 啓倫  (コバヤシ アキヒト)  (翻訳

小林 啓倫(こばやし・あきひと)
経営コンサルタント。筑波大学大学院卒。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、2003年に米バブソン大学にてMBAを取得、その後外資系コンサルティングファームに勤務。著書に『IoTビジネスモデル革命』『FinTechが変える! 金融×テクノロジーが生み出す新たなビジネス』(ともに朝日新聞出版)、訳書に『サイバー・エフェクト 子どもがネットに壊される』(ダイヤモンド社)、『プロフェッショナルの未来 AI、IoT時代に専門家が生き残る方法』(朝日新聞出版)など。

矢野 和男  (ヤノ カズオ)  (解説

矢野 和男(やの・かずお)
株式会社日立製作所フェロー。2004年から先行してウエアラブル技術とビッグデータ解析で世界を牽引。論文被引用件数は2500件。特許出願350件。「ハーバードビジネスレビュー」誌に、「Business Microscope(日本語名:ビジネス顕微鏡)」が「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介されるなど、世界的注目を集める。のべ100万日を超えるデータを使った企業業績向上の研究と心理学や人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。2014月に上梓した著書『データの見えざる手』(単行本)が、BookVinegar社の2014年ビジネス書ベスト10に選ばれる。博士(工学)。IEEE Fellow。電子情報通信学会、応用物理学会、日本物理学会、人工知能学会会員。日立返仁会 副会長。東京工業大学大学院特定教授。文科省情報科学技術委員。1994年ISSCC 最優秀論文賞、2007年BME Erice Prize、2012年Social Informatics国際学会最優秀論文など国際的な賞を多数受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。