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出版者情報
コネクトーム
脳の配線はどのように「わたし」をつくり出すのか
発行:草思社
四六判
504ページ
定価
2,400円+税
- 書店発売日
- 2015年11月18日
- 登録日
- 2015年10月21日
- 最終更新日
- 2015年10月31日
書評掲載情報
2016-01-24 |
読売新聞
評者: 岡ノ谷一夫(生物心理学者、東京大学教授) |
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紹介
記憶はどう蓄えられているか。心の病気や障害はなぜ起こるか。「私」の心はどのように形作られているのか――。現在の脳科学は、このような素朴な疑問にほとんど何も答えることができない。その主な原因は、脳神経の全ネットワークの地図が作成されていないことにある。全遺伝情報=ゲノムの解読が生物学に革命を起こしつつあるように、脳科学を進展させる確実な方法として提案されている全脳のネットワーク地図=コネクトームの解読。脳科学に革命を起こす壮大な試みを解説する、初めての本。
目次
・ 脳の大きさと知能の統計学
・ なぜ現在の粗い「脳地図」では不十分なのか
・ 脳を薄く輪切りにして電子顕微鏡でスキャン
・ 脳の「再接続」「再生」「再荷重」「再配線」
・ コネクトームから記憶を解読できるか
・ コネクトームを解読すれば心をシミュレートできるか
上記内容は本書刊行時のものです。