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百姓たちの水資源戦争 渡辺尚志(著/文) - 草思社
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百姓たちの水資源戦争 (ヒャクショウタチノミズシゲンセンソウ) 江戸時代の水争いを追う (エドジダイノミズアラソイヲオウ)

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発行:草思社
四六判
272ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7942-2036-3   COPY
ISBN 13
9784794220363   COPY
ISBN 10h
4-7942-2036-7   COPY
ISBN 10
4794220367   COPY
出版者記号
7942   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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書評掲載情報

2017-08-27 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

江戸時代の村々は、稲作に不可欠な用水を確保するため、用水路からの取水をめぐって協調と対立をくり返してきた。本書では、第一部で、全国の百姓たちの水争いのパターンを概観しつつ、第二部では、大阪・藤井寺市近辺の十数カ村に焦点をしぼり、当地で江戸から300 年にわたって連綿と続いた水争いの様相を、古文書の記録をもとに分かりやすく解説。歴史好きはもちろん、農業・資源・環境問題に関心のある人にもお勧めの書!

目次

● 家康による利根川の治水工事が、関東に多くの水田を生んだ
● 田を洪水から守るための驚くべき「堤防」の技術
● 取水に有利な上流の村と、不利な下流の村の「水」をめぐる衝突
● 川の対岸の村同士の、取水口の設置をめぐる駆け引き
● 川に勝手に堰を設けての水流を操作する百姓たち
● 領主や幕府は、村々の水争いにどう対処したか?
● 明治維新は、村々の水利権のありようをどう変えたか?

著者プロフィール

渡辺尚志  (ワタナベタカシ)  (著/文

1957 年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。今日の日本の基礎を築いた江戸時代の百姓の営みについて研究を重ねている。著書に『百姓たちの幕末維新』『武士に「もの言う」百姓たち』(いずれも草思社)、『百姓たちの江戸時代』(ちくまプリマー新書)、『東西豪農の明治維新』(塙書房)、『百姓の力』『百姓の主張』(柏書房)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。