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天皇と接吻 : アメリカ占領下の日本映画検閲 平野 共余子(著/文) - 草思社
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出版者情報
天皇と接吻 : アメリカ占領下の日本映画検閲
発行：草思社
縦200mm
399, 12ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1998年1月
- 登録日
- 2016年8月29日
- 最終更新日
- 2016年8月29日
紹介
天皇と接吻-それは占領軍が映画検閲の対象とした事象の代表例である。天皇陛下の扱いは微妙な問題を含んでいたので、検閲官は神経質になった。また、キス・シーンはアメリカ民主主義のシンボルとして大いに奨励された。検閲官と映画人たちの応酬は誤解に満ち、ある意味で滑稽でもあった。本書は、のちの日本映画および日本文化に決定的影響を及ぼしたといわれる検閲の実態を、原資料と関係者への取材を通して初めて明らかにした画期的な労作である。
目次
第1部 戦争から占領へ
第2部 禁止された題材
第3部 天皇の描き方
第4部 奨励された題材
第5部 『わが青春に悔なし』
第6部 東宝争議
第7部 冷戦下の米国の政策
上記内容は本書刊行時のものです。
