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自伐型林業 小さな林業の今とこれから
発行:世界書院
四六判
重さ 290g
256ページ
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 不明
- 書店発売日
- 2025年3月4日
- 登録日
- 2025年1月21日
- 最終更新日
- 2025年2月20日
紹介
新しい林業のかたち「自伐型林業」とはなにか?
戦後、住宅用資材と紙の原料として、国が補助金を出して大規模伐採し、
その後、植林をしないで禿山のまま放置する「皆伐型林業」が増え続けた。
「自伐型」は、それとは対極にある本来的な林業の在り方で、
家族や小規模で伐採し、木を育てる。自然環境を守り持続していく。
この10年で数千人が自伐型林業をはじめている。
その経験と将来をわかりやすく解説する。
子どもに環境問題と仕事について教えるガイドブックにも。
目次
第1章 なぜ、日本に自伐型林業が必要なのか
第2章 小さな林業の大きな可能性 中嶋健造講演録
第3章 自伐型林業導入までの歩み
第4章 自伐型林業の若者座談会
第5章 世界の王道は自伐(オーストリア調査レポート)
第6章 戦後林業の歴史と自伐型林業
版元から一言
林業の衰退と林業従者の減少は、戦後の大規模な森林開発で木材の安定供給を怠った結果だ。ハゲ山になった場所は保水力が落ちて大規模災害の原因にもなって環境破壊を進めてきた。
自伐型林業は少人数で伐採し、植林し、手入れをする持続可能な仕事のやり方である。
その取り組みの10年を検証することで、次世代の自然と人間の生き方を提示することができる。
上記内容は本書刊行時のものです。