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御家騒動の展開 吉永 昭(著/文) - 清文堂出版
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御家騒動の展開 (オイエソウドウノテンカイ)

歴史・地理
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発行:清文堂出版
A5判
708ページ
定価 15,000円+税
ISBN
978-4-7924-1088-9   COPY
ISBN 13
9784792410889   COPY
ISBN 10h
4-7924-1088-6   COPY
ISBN 10
4792410886   COPY
出版者記号
7924   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年8月28日
最終更新日
2018年9月14日
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紹介

越前・高田両藩を舞台に、松平忠直期の越前騒動では家康が「身内」の争論に江戸城で大々的評定など実施したかという疑問や忠直は配流前に押し込められていたとの説が提示される。甥の越前藩主光通の改革挫折、同夫妻の相次ぐ自害、綱昌の「失心」……と半知処分までの激動が描かれる一方、忠直の長男光長の高田藩の激震、越後騒動では第一次処分後脱藩者が四割に達したり、光長が赦免後招いた家臣に異母弟かつ自称「為方」の永見大蔵系は皆無で、「逆意方」小栗美作系のみだったという皮肉。結城秀康の子孫と家臣団が織りなす壮絶なドラマ。

目次

  はじめに―本書の目的とその内容について―

第Ⅰ編  慶長・元和年間、松平氏支配下の越前藩における家臣団の形成と久世(越前)騒動及び二代藩主松平忠直の配流一件(騒動)について

 第一章 松平氏越前藩の成立事情について

 第二章 越前藩における家臣団の形成について

 第三章 久世(越前)騒動について

 第四章 二代藩主忠直の配流一件(騒動)について


第Ⅱ編  寛永期以降、松平氏支配下の福井藩における家臣団の形成といわゆる「貞享の大法」〈半知〉に至るまで

 第一章  新藩主四代松平忠昌による福井藩の創設と家臣団の展開について

 第二章  重臣らの給地支配について ―寛永期以降を中心に―

 第三章 福井藩政の展開と動揺・分裂について


第Ⅲ編  寛永年間以降、松平氏支配下の越後高田藩における家臣団の形成と延宝七年からの越後騒動の展開について

 第一章  松平氏越後高田藩政の開始と家臣団の構造について

 第二章 越後騒動の展開と第一次処分の実施について

 第三章 脱藩騒動の展開と藩政の動揺・分裂について

 第四章  再審の開始と第二次処分(改易)の実施について


 終 章 おわりに―一応の総括と残された課題など―

著者プロフィール

吉永 昭  (ヨシナガ アキラ)  (著/文

吉永 昭(よしなが あきら) 1927年、熊本県生まれ 博士(文学) 福山大学名誉学長・愛知教育大学名誉教授 主要著書に『御家騒動の研究』など

上記内容は本書刊行時のものです。