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近世前期の土豪と地域社会 小酒井 大悟(著/文) - 清文堂出版
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近世前期の土豪と地域社会

発行:清文堂出版
A5判
358ページ
定価 8,500円+税
ISBN
9784792410872
Cコード
C3021
専門 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年5月12日
最終更新日
2018年5月28日
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紹介

本書は、中世・近世移行期の村落を理解する際のキーパーソンとなる中間層を「土豪」と規定して、その存在形態と性格変化を多方面から解明する。必ずしも厳密な概念規定がなされてきたとは言い難い「土豪」の概念を明確化し、その政治的活動と経済・社会的実態を複眼的視点から統一的に把握する。また、一七世紀を「開発の時代」ととらえて、連続と断絶という移行期のもつ両側面を実証的に明らかにする。

目次

序 章
  研究史と課題
  本書の方法――分析概念と視角
  本書の構成

第一部 政治・経済からみる土豪

第一章 所有・経営からみる土豪の存在形態とその変容過程
  はじめに
  豊田村の階層構成における小谷家の位置
  土地所持
  山所持
  下人所持
  おわりに

第二章 地域社会における土豪の位置
  はじめに
  山代官
  年貢収納システム
  触頭
  おわりに

第二部 土豪と開発

第三章 開発からみる関東村落の近世化
  はじめに
  武蔵野と小川村の開発
  開発主と百姓の関係
  土地所有形態と開発主の性格の変化
  おわりに

補論 馬からみる小川村の開発史
  はじめに
  馬の頭数と飼う目的
  小川村を訪れた馬喰
  小川村の口入人と馬喰・馬医
  おわりに

第三部 土豪と社会関係

第四章 土豪と郷村
  はじめに
  戦国・近世初期の郷村
  土豪と大肝煎の併存
  郷村の変容
  おわりに

第五章 中間支配と土豪
  はじめに
  早川谷の組と斎藤家
  大肝煎間の相互協力・補完関係――二つの地域的入用
  おわりに

第六章 村政と土豪・同族団
  はじめに
  保坂太郎左衛門の同族団
  大野村の構成と「流地」問題
  寛文十年の村方騒動
  おわりに

第七章 土豪の年貢算用システムと同族団
  はじめに
  寛文・延宝期の年貢算用
  貞享期の年貢算用
  おわりに

終 章
  各部のまとめ
  地域社会の変容――中近世移行の帰結として

著者プロフィール

小酒井 大悟  (コザカイ ダイゴ)  (著/文

◎小酒井大悟(こざかい だいご)……1977年新潟県生まれ 一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了 博士(社会学) 現在、東京都江戸東京博物館学芸員

上記内容は本書刊行時のものです。