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潜伏キリシタン村落の事件簿
発行:清文堂出版
四六判
228ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2017年11月10日
- 登録日
- 2017年10月18日
- 最終更新日
- 2017年11月1日
紹介
禁教を大原則とする江戸幕府のもとで、どうして潜伏キリシタンの村々が存続していたのか。島原・天草一揆から百六十余年を経ておこった日本キリシタン史上、空前の規模のキリシタン発覚事件、天草下島西海岸の潜伏キリシタンの村々が、幕府領の天草郡を預かる島原藩の探索・取り調べを受け、最終的に五千二百五人もの潜伏キリシタンが摘発されていく事件に分け入った史的ルポルタージュ。
目次
はじめに――摘発された五千二百五人
第一章 江戸初期から存続した潜伏キリシタン村落
第二章 潜伏キリシタン村落は、どうして発覚したのか
第三章 潜伏キリシタン村落に送り込まれた庄屋
第四章 庄屋のキリシタン探索日記
第五章 潜伏キリシタン村落の隠密たち
第六章 幕府に通報された六千人の潜伏キリシタン
第七章 ベールを剥がされた潜伏キリシタン村落の信仰
第八章 さらに出てきた潜伏キリシタンの村
第九章 改竄された潜伏キリシタン事件
おわりに――日常に戻った潜伏キリシタン村落
上記内容は本書刊行時のものです。