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新版 国訴と百姓一揆の研究
発行:清文堂出版
A5判
428ページ
定価
9,600円+税
- 書店発売日
- 2016年4月25日
- 登録日
- 2016年4月11日
- 最終更新日
- 2016年4月15日
紹介
合法か非合法かで分類されがちだった国訴と百姓一揆に関し、「頼み証文」における委任の論理から近代代議制の萌芽を双方に見出す一方、一揆の典型的なイメージとして語られがちな「竹槍蓆旗」像は自由民権運動期の虚像で、幕末期を除いて一揆は殺傷のための道具は携行していなかったとする。初版刊行当時の熱気溢れる書評を掲載しつつ、1990年代に一世を風靡した名著が甦る。
目次
新版 まえがき
序章 本書の課題と方法
前篇 国訴の研究
第一章 国訴の再検討 ―支配国と地域経済―
第二章 国訴の構造
第三章 国訴の負担と村
第四章 国訴と郡中議定
後篇 百姓一揆の研究
第一章 得物・鳴物・打物
第二章 百姓一揆と得物
第三章 百姓一揆の構造 ―国訴とかかわって―
第四章 「竹槍蓆旗」論 ―自由民権期の百姓一揆観―
終章 近代化と国訴・百姓一揆 ―近代成立期の民衆運動と地域社会・国家―
付論 地域史研究の立場
〔補遺―本書への批判・コメント―〕
あとがき/新版 あとがき/索引
上記内容は本書刊行時のものです。