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近世の軍事・軍団と郷士たち 長屋 隆幸(著/文) - 清文堂出版
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近世の軍事・軍団と郷士たち (キンセイノグンジグンダントゴウシタチ)

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発行:清文堂出版
A5判
350ページ
定価 8,500円+税
ISBN
978-4-7924-1041-4   COPY
ISBN 13
9784792410414   COPY
ISBN 10h
4-7924-1041-X   COPY
ISBN 10
479241041X   COPY
出版者記号
7924   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年9月30日
最終更新日
2015年10月17日
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紹介

第一に、江戸時代前期における武士の軍事面における役割・存在意義と、軍事・軍役へ彼らが抱いていた意識について考察し、第二に郷士と呼ばれた存在の軍事的な意義について明らかにする。軍団が、戦争の世の中で最適化していた姿から、平和な時代に対応した姿へと、社会状況の要請によって姿を変えていったことを解明する。

目次

序 章 研究史と本書の課題

第一部 近世軍団機構の実態

第一章 「戦功書上」の成立について
第二章 大坂夏の陣における遭遇戦の実態 ――八尾・若江の戦いにおける津藩藤堂家を例に――
第三章 室町末~織豊期における武具統一政策 ――主に後北条氏を例に――
第四章 江戸前中期における土佐藩の陣立 ――主に鉄炮隊・長柄鑓隊について――
第五章 十七世紀中期の城受け取りと大名の軍役への意識

第二部 軍事・軍団との関わりから見た郷士

第一章 九州地域における郷士層の存在意義 ――平戸藩在郷家臣を例に――
第二章 騎馬層形成政策に見る土佐藩郷士の武力編成過程
第三章 高野山騒動に見る紀州藩地士の武力編成過程
第四章 尾張藩非常守から見る幕末の農兵
第五章 郷士・帯刀人の分類についての一試論 ――軍事的役割を指標に――

終 章 総括と今後の課題

著者プロフィール

長屋 隆幸  (ナガヤ タカユキ)  (著/文

長屋隆幸(ながや たかゆき)……1972年山形県生まれ 高知大学人文学部卒業、愛知県立大学大学院国際文化研究科博士後期課程満期退学 博士(国際文化) 現在、名城大学非常勤講師

上記内容は本書刊行時のものです。